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13年目の1月17日。 [阪神・淡路大震災]

 1月17日。
 またこの日がやってきました。
 1995年の阪神大震災から、13年。
 その歳に生まれた子供が、もう中学1年、ということですね。
 僕らが太平洋戦争のことを知らないのと同じように、今の小学生までは阪神大震災を知らない世代、というわけです。
 ビルが倒れる。消防車が足りなくなる。水がない。高速道路が落ちる。ビルの1階がまるごとなくなる。街がまるごと燃える。
 想像を絶する事態、とは、まさにあのことだったと思います。
 
 助けに行きたくても行かれない。助けを求めている人が多すぎて誰から助ければいいのかわからない。目の前で昨日まで元気だった人たちが亡くなっていく。
 いろんな無念が、日本列島に渦巻いた地獄の日々でした。
 
 1990年から神戸公演を行っているキャラメルボックスは、知らないうちに震災前よりも震災後の方が神戸公演歴が長くなってしまいました。でも、僕にとっては、震災前より震災後の方が、短く思えます。
 震災の数週間後に新神戸オリエンタル劇場で行った無料ビデオライブに歩いて集まってくださった皆さんとは、今でもロビーであの時の話をすることがあります。
 そして、あの時神戸にいた人たちと楽しく飲んでいても、あの日の話がぽろっと出てしまった途端に、皆さんが堰を切ったように「今ここで生きているのが不思議なくらいだった」と体験を語り始めてくださいます。
 
 あの日を、神戸にいなくとも経験した僕らは、僕らの思いを神戸に伝えていかなければならないし、神戸の人たちのまだ吐き出し切れていないあの時の恐怖や頑張りを聞き出し続けていかなければならない、と思っています。
 
 今、東京サンシャイン劇場の副支配人をはじめとして、実は僕らの周りにはあの日、あの場所で戦った人たちがたくさんいらっしゃいます。そして、神戸には当然、九死に一生を得た人たちや、大切な人を亡くした人たちもたくさんいらっしゃいます。
 
 辛かった思い出は、忘れる必要なんてないと思います。
 
 あの日々のことがあったから、中越では、犠牲になった方もいらっしゃいますが、しかし、神戸の経験を活かしてたくさんの人たちの輪がたくさんの人たちを救うことが出来ました。
 思い出したくないけれど、思い出さなければならないし、伝えていかなければならないですよね。
 
 亡くなった、キャラメルボックス・サポーターズ・クラブのメンバーの方々もいらっしゃいました。ついその2ヶ月前にいっしょに劇場にいた方々です。
 きっと、今でも、劇場に遊びに来てくださっているのではないかと思います。
 
 僕らは、あなたたちのことを決して忘れません。
 絶対に、神戸から笑顔をなくさないように、ずっとずっとがんばります。
 でも、今日だけは、あなたたちのことを思って、涙を流させてください。
 
 そして、いつか必ずやってくるであろう関東の大震災に、万全の準備をしていきます。
 今日だけでもいいのです。皆さん、もう一度、あの震災の恐ろしさを思い出してください。記憶が薄い方も、あらためて確認してみてください。
 ひとごとではないのです。
 
 この日本という国に住んでいる限り、自分も、いつか襲われる可能性はゼロではありません。そのために、今、何をすべきか。
 
写真で見る阪神・淡路大震災
http://www.npo.co.jp/hanshin/photo/contents.htm


2008-01-18 02:40  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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