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今日(←実質昨日)のことも、きっと一生忘れられません。 [夏への扉]

 今日は驚きました。

 まず一つ目。お昼の回が、ほぼ満席に見える状態(実際は80%くらいの動員数)にっ!!昨日までの3倍以上のお客さまがご来場くださいました。が、やはり、歯抜けのように席が空いていて、連絡をいただけずにご来場にならなかった方が多いことがわかりました。
 ただ、やはり「計画停電」の心配が無い、ということが一番大きかったのかもしれませんね。そして、16日(水)12時52分の千葉県東方沖が震源の地震以来、東京では震度3以上の大きな余震はほとんどの地域で来ていませんでしたし。
 この混雑ステージも、無事に本番中に地震が来ることなく終了。
 
 そして、終演直後の16時台に長野で震度1、という地震が二つありましたが、当然僕以外は気づかず。僕はずっとテレビを見ておりますし、何度もリロードしながら地震情報をウェブで見ているので気づくわけですが。
 
 そして二つ目の驚いたこと。
 なんというのでしょう、虫の知らせとでも申しましょうか、「ちょっと今日は引き締めていこう」と思いまして、普段ならこの昼夜の間の休憩時間はロビーに行ってみたり「気合い入れ」を見に行ったりするのですが、この回に限って、楽屋の僕の部屋でずっと情報収集。でも、特に何も起こらずに開場。開場時間中に楽屋内を移動するときもワンセグのテレビを手放さずにいて、前説、というかに開演前の「お願い事項」を言うために舞台出る寸前、ステージ上のスクリーンでグッズのCMが始まってから、18時55分に舞台袖に移動しました。
 
 マイクを持って、さぁ、あと十数秒で出るぞ、とスタンバイしていた瞬間、いきなり揺れを感じまして、さすがにもう「めまいかと思う」ことはなく、上を見上げると照明のバトンが揺れていたので即座に舞台に出て映像を止めさせて灯りを付けてもらい、「これからちょうど、こういうことが起こったときの対処方法をお話ししようと、そこにおりました。大丈夫ですので、お席を立たないでその場でお待ちください。情報を調べて、状況を判断してから上演するかどうかを決めます。今のように、照明機材が音を立てて揺れている状態は、震度3くらいです。経験上間違いありません」などとお話しして、製作部チーフプロデューサー仲村和生がテレビの情報を持って来てくれ、茨城県北部が震源で、日立市が震度5、東京は震度3、という発表をしました。
 茨城が震源で震度5、というとかなり大きめの余震ですが、逆に、これだけ大きい揺れがあった場合はそこから2時間以内にまた大きな揺れが起きる、というのは本震の時以来毎日全ての地震を気象庁のサイトで見て来て東京では無かったので(プレートは一旦大きく崩れた後は、小さな崩壊を時間を置いてちょっとずつ起こしていくものなので)、それを根拠に僕の心の中では開演を決意。
 お客さんも、パニックになるようなことはなく、いたって冷静に、僕が話す内容を聞いてくださいました。
 スタッフが機材などのチェックをして、舞台監督さんから「OKです」という合図をもらい、普通に注意事項を説明して、開演しました。
 
 その後、茨城県南部が震源の震度1、という東京は揺れない地震はあったものの、終演まで揺れませんでした。
 
 終演後、話しかけてくださるお客さんの話題は、僕のTwitterとブログのことばかり。
 ……あの、本当に、僕、製作総指揮としての自分が信じるあたりまえのことをしているだけなんです。
 地震が起こった晩の僕のつぶやきのまとめはこちら。
 http://twilog.org/KatohMasafumi/date-110312
 75ツイートって……。
  
 そしてあの「大規模停電の可能性」の日の判断には、いまだにお叱りのメールをいただきます。
 が、同じ日、同じ時間に、小劇場界の大先輩である野田秀樹さんも、同い年の三谷幸喜さんも、「決行」という同じ判断をなさっていて。それを後から知って、判断に至った思考の経緯は違うかもしれませんが、同じ血が流れているんだなぁ、と実感しました。
 ショウ・マスト・ゴー・オン。
 その日のつぶやきのまとめはこちら。
 http://twilog.org/KatohMasafumi/date-110317
 50ツイートって……。
 
 明日も2ステージ。
 商業演劇では2ステージの連続なんてあたりまえですが、ここ10年くらいのキャラメルボックスでは珍しいことです。
 こんなにキツい芝居にろうとは、こんなことが起ころうとは、当然誰も想定していない段階で「連休だからきっとお客さんいっぱい来てくれるからがんばろーよー」と組んだタイムテーブル。
 メインの二人は特に驚異的な体力の持ち主ではありますが、それでも、普段とは違う神経も使っているので、とにかく事故が起きないように気をつけなければと思っています。
 
 が、とにかく、皆さんの応援が必要です。
 「今日、当日券のお客さんが○○人来てくださった」というのは、出演者にとって本当に励みになります。
 昼の回はもしかするといっぱいですが(地震前の段階では完売しておりますが実際はどうなるかわかりません)、夜の回はまだまだ大丈夫です。
 
 その日になってみないとその日のことがわからないという、劇団結成以来初のことが起きている『夏への扉』。
 是非、ル テアトル銀座へ!!
 僕らはいつでもここにいます。(←後輩の名言をパクるなっ!!)


2011-03-20 01:52  nice!(6)  コメント(1)  トラックバック(1) 
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コメント 1

DAA
千秋楽にしか行けない者ですが、加藤さんのブログを読んで感じたことを書かせて頂きたいと思います。

先日のブログの内容ですが、『義援金を集めるためのサイン色紙』と『義援金を集めるための阿部丈二さんのDVD』ですが、500円じゃ安すぎないですか?
「手作業になるため数が限られている」からすぐ売り切れる、それなのに「思うように集まっておりません(←義援金が、ってことですよね)」。
失礼ですが「そりゃそうだろ」と思います。
募金箱が置かれて置かれているのかは存じませんが、モノにつられる義援金としか見えないです。

もう5000円ぐらいでの販売でもいいんじゃないですか?劇団存続の危機でもあるわけですし、これ以上役者・スタッフの皆さんの負担を増やさなくてもいいと思います。
そのあとでゆとりができてからDVDを通常販売するのでもいいと思います。

もし気にくわない無いようでしたら消して下さい。
一CSC会員からの意見です。それでもお芝居の方は楽しみにしています。

加藤さん、休んでくださいね。
by DAA (2011-03-20 11:25) 

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僕は今、試されている。(CaramelBox★加藤の今日 Blog 2011-03-24 03:42)
 今日(昨日)の14:00の追加公演は、公認会計士の山田真哉さんの御協力や、たくさんの当日券のお客さまが駆け付けてくださり、数日前まで30席しか予約が入っていなかったのに270人ものお客さまにご来場いただきましたっ!!ありがとうございましたっ!!  あ、今日からの平日は、開場時間は今まで…[続く]

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