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東京ハートブレイカーズ『フィッシュストーリー』と、田嶋ミラノさんのこと。 [演劇関係のこと。]

 6月20日は、脚本・演出・女優の田嶋ミラノさん(惑星ピスタチオ時代は「平和堂ミラノ」さん)の9回忌でした。
 
 その日の僕は自宅作業。つまり、『アルジャーノンに花束を』の選曲のために、食事の時間以外は自分のことに没頭していて、初めてミラノさんの命日にブログを書きませんでした。忘れていた、というのが正確な表現です。
 
 が。
 今日21日、
 ふと思い立って、東京ハートブレイカーズの『フィッシュストーリー』( http://www.tokyoheartbreakers.com/stage/fishstory/index.html )を中野のテアトルBON BONに観に行きました。
 東京ハートブレイカーズは、キャラメルボックスでもお世話になっている首藤健祐さんのユニットで、今回は西川と岡田達也が出演していて、なおかつ会社からも近い劇場での公演だった、ということもあって行ってみたのです。
 なにしろ初日を観た人たちの評判が良くて、それなのに2日めと3日目が空いている、ということでじゃぁちょっと客席を埋めに行こう、というのもあり。
 しかし、行ってみたら満席っ!!……騙された……(←そういう話、聴いたことあるぞ……?)。
 ていうか、僕が観ちゃったことで観られなかった方がいらっしゃったとしたら、大変申し訳ありませんでした。
 
 伊坂幸太郎さん原作。
 舞台は、オープニングからバンドの生演奏。ボーカルは首藤さん。ギターは、石川よしひろさん。
 首藤さんのブルー・ハーツ好きがよくわかります。
 そして芝居。いろんな年代の状況が断片的に描かれていき、1970年代にやりたいことをやっていたけれども売れなかったバンドの曲が起こした奇跡を描きます。
 
 僕自身、高校・大学時代にバンドをやっていたこともあり、バンドの生演奏と芝居を融合させた舞台、っていうのをいつかはやってみたいなぁ、と思っていたのですが、首藤さんはまさにそれをやっていてびっくり。演奏もできて演技もできる人、というのはそうそういないと思うのですが、ドラムの平野勲人さん(元・TEAM 発砲・B・ZIN)は芝居がカッコイイのも当然なのですが、ドラミングが巧いのなんの。そして西山宏幸さん(ブルドッキングヘッドロック)のベースがこれまたバカテクで、しかも演技も抜群に面白くて、「バンドが主役の芝居」をきちんと成立させている、ということにまず驚きました。
 
 他のキャストも魅力的な人ばかりだったのですが、特筆すべきはやはりなんと言ってもナイロン100℃のみのすけさん。サイドストーリーをどっしり支えていて、いやはや楽しいのなんの。
 
 ラストシーンは、まさに「息を呑む」と言うにふさわしいものでした。
 
 そんな芝居を観た後、勝手に楽屋に上がり込んでおしゃべりをしていたら退出の時間、ということで終演後の飲み会にもお邪魔してしまいました。
 
 みんながおしゃべりしたいであろう首藤さんの前にちゃっかり陣取り、久し振りにお話している中で、「そろそろミラノさんの命日ですよねぇ」と僕が言ったら「いえいえ、昨日ですよ」と。
 ありゃまっ!!
 首藤さんは、ミラノさんがソロになってから作ったユニット「Cucina Milano」が行った公演2作品の両方に出演していた、レギュラーメンバー。当時は「平野くんじ」さんだった平野勲人さんも出ていたので、なんか、今日僕が東京ハートブレイカーズに来たのはミラノさんの導きだったのかなぁ、と思わざるをえませんでした。

 ■Cucina Milano『幸せな孤独な薔薇』の舞台写真はこちらから
  http://www.katoh.to/lib/cucinamilano/000510gp/
 
 亡くなって9年目にしてまだまだ僕らを引き付け合うミラノさん。
 もしかしたら、『フィッシュストーリー』を観に来てたのかもしれませんね。
 
 ミラノさん、またねっ!!
 
 ◇          ◇          ◇
 
 ちなみに、今日22日(金)の19:30の回は、首藤さんによれば「ものすごく空いてるんです」とのことですが、どうだか……。当日券ご希望の方は、早めに行かれることをお薦めいたします。
 土日は、23日(土)19:00の回を除いて完売で、当日券はわずか、とのことです。
 http://www.tokyoheartbreakers.com/top.html


2012-06-22 09:25  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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コメント 1

Buchi

ミラノさんのツイートは、TLに一杯流れてて。
まだ、みんなの心を掴んで離してくれないんだなぁと。
みんながお芝居を続けたり、観に行ってるうちは、きっと微笑んでいてくれるはずです。
by Buchi (2012-06-22 12:35) 

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