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高校生からいただいた、「選曲のしかた」へのお返事。 [演劇関係のこと。]

【質問】
いま、文化祭の劇の稽古の真っ只中なのですが、選曲についてお聞きしたいことがあります。
キャラメルボックスはシーンと曲がマッチしていて素晴らしいです。このシーンはこんな曲、といったようなものはあるのでしょうか?
台本をたくさん読んだうえで、どのタイミングでこのシーンだからこんな曲をいれよう!とか、そういうのがよくわからなくて。

【おこたえ】
今はもう、「セリフが曲をかけさせる」というか、「自然に降ってくる」という感じなので参考にならないと思いますので、学生劇団時代のことを思い出しながらお返事します。

あくまでも僕の流儀というか好みですが、劇中でかける音楽には「大道具」「小道具」「衣裳」「香り」があります。
「大道具」……オープニング、エンディング、クライマックスシーン、など。
「小道具」……物語が展開するキッカケとなる台詞でかけるもの。
「衣裳」……物語の登場人物を励ましてあげたり、内面を表現してあげたりするもの。
「香り」……シーン全体に、香水を振りかけるようなもの。

キャラメルボックスでは、「悲しいシーンに悲しい曲」といったような、シーンの説明のために音楽をかける、というやり方はしません。あくまでも、登場人物の気持ちに寄り添った、もしくは気持ちを支えてあげられるような、お客さんの想像力の活動を活性化させる役割として音楽が存在していると思っています。

できることなら、音楽は使わないで役者の芝居だけでいけるようにしたいので、最初はかけられそうなところにどんどんかけていって稽古を盛り上げ、芝居が良くなってきたらどんどん音楽をカットしていって残ったものを本番でも使う、というやり方がよいのではないかと思います。

結局、「とりあえずかけたいと思ったところでかけてみる」というあたりまえのお答えになってしまいますが、実際そうなのでしょうがないです。すみません。ただし、稽古を見た後に台本を読みながら自分でシミュレーションしながら一人でかけてみる時間、というのももちろん必要です。

そのためには、とにかくたくさん「この芝居に使えるっぽい」曲をストックしておくことだと思います。

……お答えになっているでしょうか?!


2015-07-15 14:55  nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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