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【21度目の1月17日に】生き延びて、そして。 [阪神・淡路大震災]

 このブログでは新年のご挨拶もしないままに17日過ぎてしまいました。
 「キャラメルボックス公式Facebookページ」ができたので、かつてここに書いていた劇団の公式に近い情報やお知らせなどは主にそちらで書かせていただくようにして、このブログには主に加藤昌史が個人的に思ったことや、Twitterに書き切れない長文を書きたくなったときに書くようにしていこうと思っています。
 もっとも、主な発信の場はTwitterであることには変わりありませんので、是非 @katohmasafumi のフォローをお願いいたします。
 
 1995年1月17日5時46分に発生した兵庫県南部地震による大規模災害である阪神・淡路大震災から21年が経ちました。
 過去に何度もこのブログに書いてきましたが、1995年のその日その時、僕たちは『ブリザード・ミュージック』盛岡公演のため盛岡市内のホテルにいました。
 http://www.caramelbox.com/stage/1985-1995/1994_6_blizzard.html
 
 17日と18日の二日間の公演の初日ということもあってか早く目が覚めてテレビを付けたら、神戸で大地震が起きた、というニュース。『ブリザード・ミュージック』は、前年の11月末から新神戸オリエンタル劇場で上演していたので、その後次々と画面上に映し出される街は、ついこの間まで僕たちがいた、まさにその場所の変わり果てた姿でした。
 
 ■神戸新聞NEXT 【特集】阪神・淡路大震災
 http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/
 
 十代の皆さんは情報でしかご存知ないでしょうし、二十代の方々も記憶が薄かったりするかもしれませんが、その時点で30数年生きていた僕にとって初めての大きな地震災害で、テレビが普及してからでは最大の被害が出たものとなりました。
 その後2011年に東日本大震災が起きてもっとたくさんの被害が出てしまうわけですが、その時に、少なからず阪神・淡路大震災での経験が活きたことは間違いありません。
 
スクリーンショット 2016-01-16 22.46.47.png
 先日、僕が毎朝チェックしている「ウェザーニュース」という参加型天気情報サービスで、「就寝時の地震対策をしていますか?」というアンケートを採ったところ、それまでに何度も防災や減災に関する情報提供をしてきて、アンケートも行ってきたウェザーニュースの会員の間でさえ、対策をしていない人が70%だった、という結果を見て、衝撃を受けました。

 「やらななければいけないということはわかっているけどやっていない」という方が半分以上。
 そこで、僕もTwitterのアンケート機能を使ってつぶやいてみたところ、397人の方が反応してくださり、その結果はなんと90%の人が「対策していない」という結果に。
 
 これは、2011年の大震災の後にしきりに報道された「正常化の偏見」もしくは「正常化バイアス」と呼ばれる心理学用語で説明される現象で、【自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価したりしてしまい、逃げ遅れの原因となる】(Wikipediaより)、いざという時に恐ろしいことになる状態です。
 
 【tenki.jp】正常性バイアスを知っていますか?「自分は大丈夫」と思い込む、脳の危険なメカニズム @tenkijp http://www.tenki.jp/suppl/m_yamamoto/2015/04/18/3081.html
 
 もちろん、全ての災害や危険に対して常に警戒していたら日常生活ができなくなってしまう、というのは当然です。
 
 しかし、東日本大震災の被害範囲ではまだまだいつ震度7の地震が来てもおかしくない状態にありますし、東海・南海・東南海の「南海トラフ」でもマグニチュード9クラスの大型地震が今起きる可能性もあるのです。
 
 「今乗っている電車が脱線する確率」や、「これから乗る飛行機が墜落する確率」に比べると、はるかに高いです。
 しかも地震は、「来る」ことがわかっているわけですから、対策を取ることで被害を少なくすることもできるのですから、「寝る前に枕元に懐中電灯と携帯ラジオと厚手のスリッパか靴を置いて寝る」ということと、「外出中に大地震で交通がマヒしたときのために、20kmは歩ける準備」だけはしてみたらいかがでしょうか。
 
 寝る前の対策としては、季節によっては暖房がなくなってもいいようにダウンジャケットを置いておくことも必要ですし、建物によっては「バールなど、扉やがれきを排除するためのもの」もあった方がよいかもしれません。
 
 「そんなおおげさな」と思わないで、やってみてください。
 そして、まず自分の命を守って生き延びてください。
 その準備は自分のためではありません。
 自分で救った自分の命を使って、救える人の命を救うために使う準備です。
 
 もう、あんな悲惨な報道は見たくありません。毎朝、新聞の亡くなった人たちのリストを見ながら涙に暮れる日々を過ごしたくありません。
 
 これを読んでくださったあなたは、大地震が来ても、絶対に生き延びてください。そして、一人でも多くの人の命を救ってください。
 
 人の命が奪われた、という悲しい事件が何千何万と起きるのを一つでも防ぐのは、「まず自分が生き残る」という強い意志を持った人を一人でも増やすことから始まると思います。
 


2016-01-17 12:03  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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