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『賢治島探検記』通し稽古が終りましたっ!!東北ツアー現状報告などっ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 『賢治島探検記』東北バージョン、3回の通し稽古が終りました。
 若手中心の公演『飛ぶ教室』が同時並行で動いていることもあって、逆に主力クラスがずらりと顔を揃えた『賢治島探検記』
 
 演出は、『飛ぶ教室』に成井豊と有坂美紀がかかっているため、『賢治島探検記』では真柴が役者にまわることもあって、大内厚雄が。ダンスパフォーマンス『Blue』を作ってきた大内だけに、春に上演した『賢治島探検記』よりムーブメント(動き中心のシーン)に力が入っているという印象です。
 東北公演では広い世代の方々がご来場くださるだろう、ということを意識して、「見て楽しい」シーンを増やしております。
 
 どっちにしても、『降りそそぐ百万粒の雨さえも』が終った翌々日から稽古開始。坂口と真柴は自分たちのユニット「ARMs」の公演があって稽古参加が遅れたりもしたのですが、それにしたって、よくぞここまで来たなぁ、という感じです。
 
 宮沢賢治の難解な言葉も、坂口理恵や大内厚雄の口から紡ぎ出されると、すんなりと、理解できる、というよりも「心に届いてくる」感じ。
 文字だけで読んでいると何がなんだかわからなかったゴーシュが置かれた状況も、「セロや動物たちを、かぶりものをしていない生身の人間がやる」とうアイディアが加わっただけで抱腹絶倒のシーンになってしまうし。
 本当に、演劇って豊かな表現なんだなぁ、と実感します。
 
 上演するのは、『セロ弾きのゴーシュ』をキャラメルボックス風にアレンジした『ゴーシュ弾かれのセロ』と、『銀河鉄道の夜』をもとにした『光速銀河鉄道の夜』上演時間は80分弱で、僕と畑中の前説を入れるとちょうど80分ちょいになるかと思います。
 
 音楽も、たった80分の芝居とは思えない充実度です。清水一雄さんの澄んだ音の書き下ろし曲たち。『ケンジ先生』という別な芝居用にZABADAKの吉良さんが書き下ろしてくれた「風の又三郎」をモチーフにした歌『風の転校生』。宮沢賢治作曲の『星めぐりのうた』のハンドベル演奏。そして『光速銀河鉄道の夜』のエンディング、鈴木雄大さんの優しい歌『さよならカムパネルラ』。
 
 ※『賢治島探検記』サウンドトラックは、iTunes Music Storeなどでダウンロード購入していただけます。
 http://itunes.apple.com/jp/album/id443120004

 
 東北ツアーの会場7カ所は、全て初めての場所。最低限の予算で行うので、「下見」も無し。現地に行ってからどうやるかを考える、という毎日になるかと思います。おそらく、「シアターエクスプレス」以来の「行き当たりばったりでスゴイことをする」ことに挑戦します。学生劇団出身で26年目の劇団ならではの威力を発揮してみたいと思いますっ。
 
 宣伝も、広告予算などはゼロですから、いろんな方のご協力で成り立っております。
 
 まず、ツアー全体でお配りするパンフレットは、ゼロックスさんが無償で印刷を担当してくださり、それの裁断などはいつも公式ハンドブックの印刷などでお世話になっているジーアンドエスさんが。

 そして、いつもなら公演のレポートなどは僕がブログにアップするのですが、その僕が完全にスタッフとして参加するので、写真を撮って今ツアーの資金を提供してくださった皆さんにレポートする余裕も無い可能性がある、ということで、なんと、元を正せば「情報誌」をやっていた「ぴあ」さんが、ライターさんをツアーに帯同させてくださることが決定っ!!おそらく、全ステージ、なんらかの方法でレポートしてくださるはずですっ!!……これは逆に僕が楽しみです……!!
 
 また、それぞれの現地では。
 
 賢治さんのふるさと・花巻では、まず花巻観光協会の皆さんが共催という立場で宣伝を担当してくださり、現地のイベントでチラシを配ってくださるなど、活動してくださっています。
 また、「えふえむ花巻」の方がなんと早稲田の後輩で、僕らと同時期に違う学生劇団をやっていた人だということがわかって、放送で支援してくださることになり。あっ、6日(木)の18時からの番組に、僕と誰かが生出演予定ですっ!!
 
 あと、IBC岩手放送のラジオに、5日朝9時半から電話で生出演します。コレは、盛岡在住の僕の父(元・盛岡大学学長 加藤章)が「盛岡南ロータリークラブ」経由で話を繋いでくれたことが元だったりします。
 
 盛岡と言えば、読売新聞北上支局にキャラメルボックスを以前からご覧くださっていた方がいらっしゃって、すでに岩手版の読売新聞に記事を掲載してくださっていますっ!!
 ※賢治題材演劇で被災者励まし : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20110929-OYT8T01496.htm?from=tw 
  
 そして、岩手県田野畑村では、「広報たのはた おしらせ版」( http://www.vill.tanohata.iwate.jp/userfile/11-09-15.pdf )で呼びかけてくださったおかげか、村で受け付けている入場整理券がすでに100枚以上出ている、とのこと!!宮沢賢治さんを愛する村の方々にご覧いただけることは光栄ですねぇっ!!

 仙台といわきの公演も、ものすごいスピードでご予約をいただいております。

 ※ネット新聞「仙台経済新聞」にも、記事が。
  http://sendai.keizai.biz/headline/1013/

 がっ!!
 現時点で、気仙沼のはまなすホール公演と塩釜市遊ホール公演、そして南三陸町ホテル観洋公演が、まだまだ、という状況です。是非、近所の皆さん、お声を掛け合って下記ページから『事前申し込み』をお願いいたしますっ!!
 
 ■東北応援無料ツアー『賢治島探検記』
 http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/tour/
 
 それに先駆けての大阪公演(チケット代を全て東北ツアーの資金にさせていただき、オーバー分は義援金にさせていただきます)も、以前お伝えした通り、ごっそりどっさり残っておりますっ!!
 「自由席なら当日でいいや」という声を多く聞きますが、僕の胃の調子のためにも是非早めにご予約をお願いいたします……。
 今のところ、5日(水)の16時が、アットホームすぎて大変なことになりそうな感じですっ!!
 
 ■西の力でキャラメルボックスを東北に送り出してっ!!
  東北ツアー壮行会 『賢治島探検記』東北バージョン in BRAVA!
 http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/index.html
 
 会場となる「イオン化粧品 シアターBRAVA!」は、大阪城公園駅から徒歩5分。
 一番近いのは、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の「大阪ビジネスパーク」駅。1番出口から出ると目の前です。
 JR環状線、東西線、京阪電鉄の「京橋」からだと徒歩10分くらいです。
 http://theaterbrava.com/
 
 いろんなところでいろんな方々とお会いするのが本当に楽しみですっ!!

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このメンバーで、
大阪、花巻、田野畑、気仙沼、仙台、塩竃、南三陸、いわき市小名浜に、
突撃しますっ!!

数々のキャラメルボックス公演で主演してきた6人と、若手3人。
待っててくださいっ!!


2011-10-02 01:03  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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東北ツアーの狭い会場向け仕込み&本番&バラシ、の練習しました。 [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 「社運を賭けて」という言葉がありますが、それは「次なる成功のために危険も勘定に入れながら一か八かに近い状況で行う」という意味かと思います。
 
 しかし、今回の東北応援無料ツアー『賢治島探検記』は、「社運(劇団運?!)を賭け」るものではなく、キャラメルボックスが今まで上演してきた「人が人を思う気持ち」の「爆発」だと思っています。
 
 2004年の中越地震の時、「行くんですか?」と聞かれました。
 しかし僕は、「行きません」と答えました。
 なぜ行かないのか、を問われました。
 「僕らが行かなくても、被災地の人たちを支援できる人たちはたくさんいらっしゃるので」と答えました。
 
 が、今回。

 1995年の阪神淡路大震災の後に、さんざんお世話になってきた神戸の人たちがひどい目に遭っているという状況で、生身でお客さんに楽しんでいただくことが仕事な僕たちが、なんと「ビデオ上映会」しかできなかったということを恥じて、「次に何かあった時のために身一つで行ける芝居を作っておこう」と、何も災害があったわけでもない時に上演したのが『賢治島探検記』でした。宮沢賢治さんのお話なら、日本に住んでいる人なら何か一つは知ってるだろう、ということと、『銀河鉄道の夜』に込められた鎮魂の想い、というものが、きっと被災された方に届くだろう、ということもありました。
 
 と、そんな思いで「用意」していた作品を生み出してくださった宮沢賢治さんの大切にしていたイーハトーブ・岩手を中心とした東北を、「1000年に一度」の地震と津波が襲ってしまいました。
 
 3月11日の夜、大混乱の東京を抜けて府中の自宅に戻った後、たくさんの被害を報ずるテレビに釘付けになりながら、僕は「やるんだ、やるしかない、『賢治島探検記』は今が「出番」だ、今、これをやらないでいつやるんだ、賢治さんに、東北の人たちに、一瞬でもいいから笑顔を届けなければ、26年間演劇を、いや、キャラメルボックスをやってきた意味が無くなってしまうのではないか」と、自分に問いかけていました。
 同時に、翌日からのキャラメルボックスに訪れる特大の危機に関しての戦いをシミュレーションすることもやっておりましたが。
 
 その日からこの東北応援無料ツアー『賢治島探検記』が決定するまでの過程は、当然生半可なものではありませんでした。
 公演中止やキャンセルで自分たちの劇団が潰れかかっているのに東北支援なんてことを考えるなんて経営者として失格では無いか、とも自分に問いかけました。
 しかし、これは、お金の問題じゃなくて、人間として、「人が人を思う気持ち」を届けたいと言い続けてきた劇団として、宮沢賢治さんの作品に多大な影響を受け、お世話になってきた劇団として、絶対にやらなければならないことだ、やらないくらいなら解散した方がいい、とまで思い詰めて、いろんな意見を持つ人たちを説得し続けました。
 
 その結果、たくさんのお客さん、たくさんの関係会社のみなさん、そして劇団員・社員の協力で、今回のツアーが実現間近にまでようやく辿り着きました。
 
 
 今、ここにタイムマシンがあったなら、3月11日の僕のところに行って「大丈夫、少なくとも東北ツアーの最後の稽古は終ったよ」と伝えてあげたいです。
 
 しかし、今回のツアーで行ったことがあるのは大阪のシアターBRAVA!だけ。
 あとの会場は、ネットやメールからの情報のみ。
 行ってみて考える、ということが多々出てくると思います。が、僕らはあくまでも「小劇場演劇」出身です。
 「なにもないからなんでもできる」というのが、僕たち小劇場演劇出身者の心の誇りです。
 
 今日は、花巻と南三陸の狭い会場向けの仕込みとテクニカルなリハーサルを行いました。最小限の装備で、最大限の効果を、という準備です。節電用に、と購入したLEDの舞台照明(通常機材だと1kWの光量を、100Wで出せる上に、1台で光三原色と「白」を出せてそれをコンピューターで制御できるのです)を使って、ホール用の電源ではなく、家庭用のコンセントでできる準備をしたのです。
 「コンパクト・キャラメルボックス」。
 これが体得できたら、「日本全国365カ所ツアー」だって可能です(←こらこらっ!!)。
 
 僕たちは、「芸術を見せる」のではなく、「来てくださったお客さんに楽しんでいただく」ことが最優先な劇団です。
 なので、「一人芝居」とか「二人だけのじっくりとした芝居」とかには今のところ向いていません(いつか、「西川浩幸一人芝居、全ステージ違うことします」はやりたいのですが……)。でも、今回の『賢治島探検記』のような「チーム演劇」ならばできるな、と思いだしています。
 
 
 花巻の後、公演地への移動は全てバスと2トントラック。最長で「5時間」というのもあります。が、しかし、今ツアーの座長は、キャラメルボックス入団前は全国の小中学校をワゴン車で回る劇団にいた坂口理恵。「今までのキャラメルボックスが恵まれすぎてたんですよ。バスに乗れるだけいいんじゃないですか?」と、いたって平常心。
 
 一見、過酷に見えるスケジュールですが、楽しみまくって帰ってくることができるように「余計な部分」を僕は今考えています。なんたって、ただ行って芝居をしてくるだけではなく、東北で「消費」して来ることも重要な任務ですので。あ、ちなみに僕らをずっと運んでくださるのは、岩手県のバス会社の方です。よろしくお願いいたしますっ!!
 
 で、もしかすると、外の人たちからは「不謹慎」と思われることもしてくるかもしれません。でも、東北でお金を使ってくることは重要です。どこでどのように遊んでくるかは、行ってみてのお楽しみです。できるだけご報告します。あ、少なくとも、盛岡在住の僕の父主催による「わんこそば大会」は決定しておりますっ!!『賢治島探検記』メンバーの一位は誰だっ?!新人二人と原田樹里の闘いかっ?!それとも安定した大食い・坂口理恵かっ?!……乞うご期待っ!!
 
 で、とりあえず、関西の皆さん、4日(火)と5日(水)のシアターBRAVA!公演に当日でもいいので来てください。
 http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/index.html
 
 東北のみなさんは、電話でもネットでもいいのでとりあえず「事前申し込み」をしてください。
 特に10/12(水)の南三陸町・ホテル観洋での公演は、100人以下なら狭い会場、それを越えたら広い会場の可能性も有り、と流動的です。できるだけ早く「参加申込み」をお願いいたします。
 http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/tour/
 
 3月以降に『賢治島探検記』『ケンジ先生』『ブリザード・ミュージック』のDVDを購入してくださったお客さま、そして4日と5日のシアターBRAVA!公演にご来場くださったお客さまの気持ちをどっさり受け止めて、僕たちは東北に行きます。
 
 これは、「劇団とそのお客さん出資によるボランティア活動」という、おそらくいまだかつてない、キャラメルボックスにしかできない支援だと思います。
 
 なので、当然僕も帯同して前説で「責任者出てこい、と言われる前に出てる」状況を作っていきたいと思います。
 
 では、まずは、10月4日(火)19:00(ほぼ明日)に、大阪城ホール向かいのシアターBRAVA!でお会いしましょうっ!!


2011-10-03 01:23  nice!(5)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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10月4日、新人・鈴木秀明、初舞台。 [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 昨日10月4日、今年の春に入団した新人・鈴木秀明が初舞台を踏みました。
 関東国際高校(演劇科)出身、1991年3月3日生まれの20歳。
 いつもだと初舞台の時は終演後に集合写真を撮るのですけど、今回は終演後のロビーも人手不足で……。ごめんな、鈴木。

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 ってことで、同期入団で6月の『賢治島探検記』で初舞台を先に踏んでいる市川草太(1987年11月17日生まれ)とのツーショット(左が鈴木)。
 
 いつもだと、新人のデビューっていきなり中劇場で大変な役なのですが、今回のような出演の仕方だとものすごく勉強になると思いますねぇ。コツコツと小さいところを攻めていって、しかし大先輩たちと呼吸を合わせなければならないところもいっぱいあって。
 キャラメルボックスの場合は、裏方の仕事もみんなでやるので、春から裏方をやってきた経験もあってかみんなに可愛がられております。
 
 東北にもいっしょに行きますので、見かけたらつんつんしてあげてください(←わけわからんわ)。
 


2011-10-05 17:03  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『賢治島探検記』大阪終了っ!!ありがとうございましたっ!!そして、花巻へ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 『賢治島探検記』大阪公演が終わりました。
 最終回のカーテンコールの、大内厚雄の最後の挨拶が、いつもなら「本日はどうもありがとうございました」のはずが、今日は「いってきまーす!!」。おそらく、その場で口をついて出た言葉だったのだと思いますが、客席からも「いってらっしゃーいっ!!」の声が。そして、いつもの千秋楽ではありえないほどの、頭の上での拍手。
 
 終演後、ロビーで販売していた、売上げの全てを東北行き資金にする、というDVDのうち、『賢治島探検記2006』が完売。
 「これからバラシをして、それを積んだトラックは今晩これからすぐに花巻に向かいます」という一言が効いてしまい、これまた皆さん、早め早めで退場してくださったり。
 
 随所随所に、大阪のお客さんたちの「思い」が溢れた2日間でした。
 ありがとうございましたっ!!
 
 さぁ、花巻。
 明後日の15時開演です。
 ZABADAKの吉良さんも来てくれます。
 地元以外の皆さんも、「観光」がてらいらっしゃいませんか?
 会場は、花巻空港の西側にある「旧ターミナルビル」ですのでっ!!
 
 ■キャラメルボックス東北応援無料ツアー『賢治島探検記』
 http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/tour/

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昨日初日のカーテンコールの模様です。


2011-10-05 21:10  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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花巻なうっ!!「交流会館」は、思っていたよりはるかに居心地のいい会場でした。 [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 今日、飛行機で大阪から花巻に入りました。
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 飛行機なんて贅沢な、と最初は思いました。しかし、ここから先、2トントラックとバスで1000km以上を移動しますので、ここだけ、楽をさせていただきました。ちなみに、荷物を積んだ2トントラックは、製作部の阿部と聖澤で、大阪から花巻まで。皆さんからいただいた志で行うツアーですので、みんなが身を削って頑張ります。

 花巻に着いたのが13時30分。
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 公演会場の「交流会館」に入る予定が15時。
 というわけで、宮沢賢治記念館の隣にある「山猫軒」というレストランに移動して食事。春の『賢治島探検記』の「どんぐりと山猫」に出てきた「山猫軒」を模したレストランで、必ずみんなを連れてこようと思っておりました。
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 それから交流会館に戻って下見と、できるところまでの仕込み。
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 今まで写真などの資料で見ていたより、はるかに美しい会場でした。なにしろ「花巻空港旧ターミナルビル」と聞いていたので、「旧」ってどんなに「旧」だか、と思っていたらちゃんと改装されていてあったらしくて。
 天井は低いんですが、それなりの対策を用意して乗り込んできておりますので大丈夫。
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 みんながめまぐるしく動き回る中、「わぁ、きれいっ!!」という声がっ!!
 交流会館の会場は、入口側は道路に面しているのですが、反対側が、当然のように空港に面しておりまして、窓からセスナとかが駐機しているのが見えるという、飛行機好きにはたまらない場所なのです。
 が、「きれい」なものは空以外になにかあったかな、と行ってみますと……!!
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特大の虹っ!!

 「いらっしゃーい、キャラメルボックスのみなさーんっ!!」と、虹が出迎えてくれたかのような瞬間でした。

 その後、僕と坂口はFM花巻に生出演。坂口が「あたし、いらなかったじゃん」とぼやくほど、すみません、僕がしゃべりすぎました……。
 衣裳部はホテルに戻って大阪で使ったままだった衣裳を洗濯
 それ以外のメンバーは、あらためて賢治記念館へ。なんと、賢治記念館さんのご厚意で、開館時間を過ぎていたのにキャラメルボックス『賢治島探検記』メンバーのために開けてくださったのです……!!

 そして、夜は花巻観光協会の方が用意してくださった宿で、夕食。……うはぁ……まさか、こんなに豪華な食事を今ツアーでいただけるとは……。ありがとうございました。

 さぁ、明日15時。
 キャラメルボックス東北ツアーの初日が花巻で開きますっ!!

 入りきれなくなりそうだったら、なんとかなる会場です。
 無料ですから、興味本位で十分です。
 つまらなかったら、ちらっと見てお帰りくださってもけっこうです。僕らは傷つきませんっ。
 とにかく、明日(すでに今日)、7日15時、来られそうな方は是非、花巻交流会館へどうぞっ!!


2011-10-07 00:08  nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 
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東北ツアー初日、花巻公演が終わりました。超満員っ!!夜は盛岡でわんこそば。そして明日は田野畑村へっ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 キャラメルボックス東北応援無料ツアー『賢治島探検記』。
 ついに、ツアー初日の花巻公演が終わりましたっ!!
 
 ■リアルタイムな状況はTwitterでつぶやいています。そのまとめはこちら。
 http://twilog.org/KatohMasafumi
 
 宮沢賢治のふるさと、花巻。
 でも、なにしろ無料なので本当にお客さんが来てくださるのか、不安というか、もしかしたらエントリーした人たちさえも「あ、やっぱやーめた」なんてことになっちゃったらどうしよう、とドキドキしていたのですが、開場時間には行列が!!その後も次々とご来場くださり、一応、このくらい用意してあれば大丈夫だろう、と200人くらい入れるように席を作っておいたのですが、開演時間までにほぼ満席っ!!というか、無理矢理な席の作り方をしてあったので、超満員状態にっ!!パンフレットをお渡しした数だけで言うと180人。受け取らずに入った方々も入れると、やはり200人近いかと思われます。
 花巻には、沿岸から避難してきていらっしゃる方も多く、そういう方々からも問合せがあったので観に来てくれると思う、と共催の花巻市観光協会の方からうかがいました。
 
 芝居の前に、まずZABADAKの吉良さんのミニライブがあります、と伝えたら割れんばかりの拍手!!
 吉良さんが4曲歌ってくださり、僕と畑中の前説へ。
 「『銀河鉄道の夜』を読んだことが無い方はどのくらいいらっしゃいますか?」と質問してみたら、ななななーんと、パラパラっ、と、6人くらいっ!!……プロや……宮沢賢治のプロの人たちや……。
 
 そして開演。
 
 前半、練りに練ったご当地ネタ(?)で爆笑。1本目の「ゴーシュ弾かれのセロ」では、坂口が自己紹介をした途端に爆笑。……あぁ、純粋に、脚本、というか、演出、というか、仕掛けにハマッてくださる皆さん。
 始まって30分過ぎぐらいの「風の転校生」。会場の皆さんは、開場時に用意していた手作り楽器を全て手にとってくださり、持っていない方も思いっきり手拍子してくださり、場内は一つに!!「太鼓好き」な東北。おそらく成井豊はそれを知っていてこの曲を今回の東北ツアーに加えたのだと思いますが、ちっちゃい子からおじいちゃんおばあちゃんまでが盛りあがってくださいました。
 続く、「星めぐりのうた」のハンドベル演奏。始まった途端に、2才くらいのちっちゃい子が「きれいっ!」と叫びました。その後も、その子が「きれいだねー」とか「きれいー」を繰り返しているのを聞いていて、もう僕はたまりませんでした。「おしゃべりはやめてください」と前説で言いつつ、「お子さんがいらっしゃいますので、それはみなさん、ごようしゃください」と申し上げてあったのですが、今日、ここで、「すごくきれいなものを見た」というのが彼の記憶に残ってくれれば、それだけで僕たちは幸せです。
 
 そして芝居は「光速銀河鉄道の夜」に。
 賢治さんは、東北に何度も襲いかかる津波や地震に対して、そしてその被害を受けた人たちに対して、胸を痛めていらっしゃったと聞きます。そして、そういう思いから生まれたのが、親友・カンパネルラを失った主人公・ジョバンニのお話『銀河鉄道の夜』。
 この作品を東北ツアーに、というか、「災害を受けた土地で上演するための芝居」である『賢治島探検記』に加えた成井豊は、当然、賢治さんの鎮魂の物語をお届けすることで被災された方に美しい涙を流していただき、そして明日に向かう元気をお届けしたい、と考えたのだと思っています。
 
 クライマックスでは、涙を拭っていらっしゃるお客さんの姿も。
 そして、エンディング。「坂口教授が率いるゼミのメンバー」が、全員正面を向かってご挨拶した瞬間、超満員の客席は大きな拍手に包まれました。
 カーテンコールで、今回僕が提案して演出の大内が採用してくれた「自己紹介によるメンバー紹介」を。全員が一歩前に出て自分の名前だけを言って引っ込む、を繰り返し、最後に坂口が「そして、坂口理恵。以上、演劇集団キャラメルボックスでした」と言うと、またまた割れんばかりに拍手。これは、通常の公演とは違って、初めての土地で、写真も入っていないパンフレットをお配りしている、ということから、自己紹介ぐらいはしておいた方がいいだろう、と考えて思いついたのですが、岡内か誰かに言われたのですが「それ、惑星ピスタチオがやってた感じ?」とのことで……。結局、僕が思いつくことなんてパクリだらけですわ……。
 
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 その後、あらためて吉良知彦さんに出てきていただき、今度はアコースティックギター一本で、みんなで「風の転校生」を合唱。今度は、かなりの方が間違えながらも歌ってくださっておりました。
 そして、坂口があらためてご挨拶をして、全員が客席から退場。振り返って見送る客席の皆さんは、みんな、笑顔でした。
 
 今回のツアーを実現させてくださった、東京名古屋神戸、大阪の公演にご来場くださった皆さん、まず1カ所め、大成功に終りましたよっ!!
 
 終演後、出口でお客さんをお見送りしておりましたら、たくさんの方に声をかけられました。
 最後まで、一人一人のお客さんとお話をしました。
 
 そして、バラシ。僕も荷物を運んだりいろんなチェックをしたり、普段の公演では僕がやる前に誰かがやってしまうようなことをやり。
 なんとかかんとか片付けて、花巻市交流会館をあとにしました。
 
 一同、岩手県の観光バス会社にお願いしたバスに乗り、一路盛岡へ。今晩の宿は、盛岡なのです。
 明日の田野畑村まではかなりの距離なので、中間地点で、ということで。
 ほとんどの役者が眠っておりました。
 
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 そして、到着したのは、盛岡の老舗わんこそば屋さん「直利庵」。
 http://www.chokurian.com/

 なんと、盛岡在住の僕の父が主催で、ツアーメンバー全員によるわんこそば大会が行われたのですっ!!
 半分くらいが、初わんこそば。
 「はーい、じゃんじゃん」と囃されながら、がんがん食べていくのがわんこそば。
 コツは、噛まないで飲んじゃうこと。
 僕も、家族で来た時には味わいながら食べちゃうのですが、今回は一応、「半・盛岡人」としてのメンツがかかっていたので本気でいってみました。
 
 結果、一位は東京都中野区出身、新人の20歳・鈴木秀明が137杯っ!!
 遠野市在住のバスの運転手さんは130杯。
 そして、新人・市川草太が106杯でリタイアっ!!
 ……で、本気を出した僕は110杯……!!
 「そばは30分で消化しますから」とお店のおねえさんはおっしゃっていたのですが、あれから4時間、まだ苦しいです……。
 
 さて、明日は早朝に出発して沿岸北部、津波で大きな被害を受けた田野畑村( http://www.vill.tanohata.iwate.jp/ )に向かいます。
 震災後、ずっと避難所としてたくさんの人たちの命を守ってきたのが、今回公演をさせていただくアズビィホール。「避難所、というイメージが強いアズビィホールで、楽しい演劇をやって欲しい」という依頼をいただき、伺わせていただくことにいたしました。
 おそらく、「経済効率」も考えなければならない通常のキャラメルボックス公演では一生訪れることがなかったであろう人口3750人の村。しかしそこで、すでに100人以上の方からの入場予約をいただいているとのことっ!!
 コレは燃えます。
 台風でも大きな被害を受けているのに全国レベルのニュースには採り上げられなかった、田野畑村。
 
 田野畑の皆さん、キャラメルボックスがお伺いしますっ!!
 14:00まで、もうちょっと待っててくださいねぇーっ!!


2011-10-08 00:16  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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東北ツアー2日め、岩手県田野畑村アズビィホール、大成功っ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 10月7日(金)、花巻公演を終えて、翌日の田野畑村公演に向けて盛岡市内に宿泊。

 朝6時過ぎに盛岡を出発して、僕らを乗せた岩手県の「岩手東部観光」( http://busnego.com/estimate/bus_detail.php?bcid=28 )の小型の貸し切り観光バスは、一路、田野畑村へ。
 岩手県は濃霧注意報発令中。幻想的な景色の中をバスは行きました。
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 ■リアルタイムな状況はTwitterでつぶやいています。そのまとめはこちら。
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 途中、「半分盛岡人」とか言ってる僕が、初めて見た「岩洞湖(がんどうこ)」という、1960年にできたというダム湖に遭遇。突然寒くなったせいか、かなりの霧。ダム湖とは言え、バスの車窓から見える景色は美しく、ただただ感動。……みんなはほとんど寝てましたが……。
 「道の駅 三田貝分校」で休憩。 なにしろ、川に沿って上って行くルートなので、澄んだ渓流に目を奪われます。
 
 そして、一気に田野畑村へ。
 来ましたよ、アズビィホールっ!!
 
 早く着きすぎたので、今公演のプロデューサーの阿部くんがバスから飛び出して連絡を取りに走りました。
 ……ふと、前を見ると、先行していた機材を積んだ2トントラックの運転手・清水誉雄が、子供たちとサッカーしてるじゃありませんかっ!!こども好きにもほどがあるぞぉっ!!……混ぜてくれぇ……。
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 で、周りを見ると、ホールの向かい側は、木目を活かして作られたぎりぎり居心地が良さそうな仮設住宅がいっぱい。
 そもそも、アズビィホールは震災後は避難所になっておりまして、津波で被害を受けた方々をたくさん受け入れていた場所だったのです。清水が遊んでいたのは、その仮設住宅に住んでいるこどもたちだったのです。
 
 16年前に『ブリザード・ミュージック』を上演した盛岡劇場の坂田さんからご紹介いただき、「避難所だったアズビィホールを、楽しい舞台を上演することでイメージを一新させたいんです」という田野畑村役場の高橋さんの思いをお伺いして、ここまで来ることを決意しました。
 
 なんたって、村内に「カンパネルラ田野畑駅」と「カルボナード島越駅」という賢治さんゆかりの名前のついた駅を持っていた村。
 両方とも、津波で流されてしまいましたが。
 
 ……で。
 阿部くんがいなくなったので、製作総指揮の僕としては一刻も早く仕込みができる算段をするべく、ホールの入口に行って扉に手をかけると……開くじゃん……。で、中に入ると……うわぁぁぁぁぁっ!!「キャラメルボックス公演 会場はこちら」という案内看板と、『賢治島探検記』の看板がどばっとっ!!今日のために作ってくださったんですね……。ありがたいです。
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吉野家の移動販売車「オレンジドリーム号」が炊き出しに来た証しが残っていました。

 
 これはいいホールだわ。しかし、おそらく、演劇とか音楽とかダンスとかのパフォーミングアーツには興味が無い人が設計した、「地域の人がみんなで集まって何か大切なことをする場所」として作られたのだなぁ、という感想。今回はコンセントさえあればどこでもできるように準備してあったので大丈夫ですが、普通の演劇はできない感じでした。
 
 『賢治島探検記』唯一のセットであるドロップ幕は、天井が低かった花巻とは違って、上げ下げできる通常の状態にセッティング
 来てみるまでどうなるかわからなかったのですが、大阪シアターBRAVA!と同じ条件での演出でいけることがわかったわけです。
 
 ……などなど、舞台関係の仕込みをやっている間に、スキを見てロビーとかを飾り付けなきゃ……と思って、今公演用に、ぴあさんの御協力で作らせていただいた「『賢治島探検記』のぼり」と、普段の公演ではあんまり使っていない「大きめのキャラメルフラッグ」の設置をしようとロビーでいろいろしていたら、「のぼり、設置しますか?」と役場の皆さん。「はい」と軽く答えた瞬間に動き出す皆さんっ!!……なんで僕より慣れてるのぉぉぉぉぉっ?!
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ちびみき丸も、東北ツアーに同行。

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アズビィホールのロビーにはためくキャラメルフラッグ。

 
 というわけで、その部署は離れて、僕は音出しに。
 ものすごく天井が高いので音の響きが気になったのですが、持ち込み機材でイコライジングしてみたら、サンシャイン劇場並みの雰囲気が作れるところまできました。
 ちなみに今回のツアーに付いてきてくれているのは、いつもの音響の早川さんの弟子のステージオフィス新人・佐藤さん。
 しゃきっといい感じに仕上がったね、ということで、音響はOK。
 
 照明は、高嶋さん。
 ステージ上の両サイドから照らしている両サイド2台ずつと、ステージ前っつらから役者を照らしている3本が、実はLED舞台照明機材です。電球だと消費電力1kw使わないと実現しないものを、なんと100wで済ませることができ、なおかつコンピュータ制御で「光の三原色+白」を表現できる、という「未来の照明機材」なのです。……妙にまぶしかったり、微妙な変化ができなかったり、という難点はあるのですが……。
 客席後ろからは、通常の舞台照明の500WのPARライトも3台×2を交互に使っておりますが。
 
 いつもの黒尾芳昭さんが大阪と花巻で作ったプランを、できる限り近付けるべく高嶋さんが奔走。
 
 楽屋扱いの会議室には、村役場から「たのはた牛乳」と「たのはたヨーグルト」が届けられました。優しい味のふっくらしたミルクとヨーグルトでした。
 
 なんだかんだしているうちに、あっという間に開場時間10分前。
 外に出てみると……うわぁぁぁぁっ!!すごい行列ができてるぅぅぅっ!!
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 村役場で配られていた「入場整理券」は200枚を越えているとのこと。
 しかしこの日は、仮設住宅在住の方々にとっては重要なイベントもあったとか。僕としては、1人でも来てくださればやる、という覚悟で来ているのでこの開場前の行列は嬉しかったのです。
 
 そして開場。
 
 いんやぁぁぁぁ、昨日の花巻よりもより一層、おこちゃまたちが多いぞーーっ!!実は、僕の父の教え子の方が田野畑小学校の校長先生で、父兄に声をかけてくださったということもあったようです。ありがとうございました。
 
 で、当初、パイプ椅子を160席くらい用意してあったのですが、あまりにもどんどん埋まっていくので増設に増設を加えて、おそらく200席以上をご用意。で、それらが、端っこを除いてほとんど埋まる、という奇跡的な状況。
 ……だって、人口が3750人の村で200人のお客さん、って言ったらもう、人口の半分がここに集まってるくらいの感覚ですよっ?!(←算数勉強しなさいね)
 
 役場の皆さんの努力が、この奇跡を生んだのです。
 
 そんなありがたさを全身に抱えつつ、前説に出ました。
 「上演中のおしゃべりはやめてください」と畑中が言った後に「オトナはね」と付け加えてみました。「こどもたちがおしゃべりしても、オトナの皆さんは受け入れてくださいね」と言ったら、お子様連れのおかあさんが小さく拍手してくださいました。いえいえ、なんもなんも。あたりまえのことです。
 
 そして、開演。
 
 原田樹里が食べたがるのは、北川食堂のカツカレー。真柴さんが飲み干したのは南部美人。ネコのおみやげは、たのはた牛乳(ちなみに花巻では、わんこそば、南部美人、賢治最中)。
 
 最初のご当地ネタでほぐされたのか、こどもたちを中心にどっかんどっかん笑いが。
 ……田野畑村に、笑いが。
 ついこの間まで避難所だったアズビィホールが、笑い声が響き渡ります。
 もう、これだけで、来て良かった、と思いました。
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「風の転校生」の大盛り上がり。
シャッタースピードを思い切り遅くしているので、
動いている役者達が映っていません……。


 そして後半戦、『銀河鉄道の夜』。昨日の花巻で、この芝居をやって、受け入れていただけるだろうか、という不安は払拭されたのですが、やはりドキドキです。
 が、しかし、それは杞憂で。
 
 最後に坂口がご挨拶すると、場内は大きな拍手に包まれました。
 みんなで、拍手の洪水の中、お礼を言いながら客席を通って退場しました。

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 その後、ほとんどの方がホール内に残って、アンケート用紙に感想を記入してくださっておりました。ありがたいことです。
 
 終演後のロビーで声を掛けてくださった方々とお話をしたのですが、小学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、ものすごく喜んでくださっていました。「ありがとう」とたくさん言われるのですが、その言葉は、この公演を支援してくださった東京名古屋・神戸・大阪の公演に来てくださった皆さんにそのままお届けしなければならない言葉です。
 
 片づけも、役場の皆さんが手伝ってくださり、スムーズに終了。
 役場の高橋さんから頼まれていた寄せ書きとサイン色紙をお渡しして、皆さんと握手。
 
 バスの前で見送ってくださり、僕らは田野畑村をあとにしました。
 
 あったかかった田野畑の皆さん。
 本当にありがとうございました。
 これで、本当に力をいただきました。
 
 またいつか、お会いできる日を楽しみにしております!!
 

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晩ご飯は、宮古市内のファミレス。
……いくらドリンクバーだからってあんた……。


2011-10-09 08:43  nice!(1)  トラックバック(0) 
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12日(水)13時開演の南三陸・ホテル観洋での公演、ご来場予定の方は「エントリー」をっ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 仙台公演、爆発的な盛り上がりで、2ステージで1200人くらいの方がご来場いただけていたのでは無いかと思います!!ありがとうございましたっ!!
 気仙沼公演のこともまだ書いている途中で仙台2ステージに突入してしまいましたので追ってちゃんと書かせていただきます。

 で。

 12日(水)13時開演の南三陸・ホテル観洋での公演ですが。
 13時という開演時間と、会場への交通機関が車だけ、ということがあって、現時点でのエントリーが32人しかいません。
 ホテル観洋での公演ですが、「エントリーが100人以下なら狭い会場、100人以上なら広い会場」というお話になっておりまして、この会場の大きさの違いはやる側にとってはとてつもなく大きな違いなのでして……。

 「行こうと思ってるけどまだ申し込んでいない」という方、是非一刻も早くお申し込みをっ!!

■南三陸公演お申し込み
http://www.caramelbox.com/stage/tohoku/tour/kanyo.html


2011-10-11 07:57  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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南三陸公演終了、仙台で牛タンを食べて、ついに今日は東北ツアー最終日。小名浜へ!! [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

 やはり、というか、そりゃそうだ、というか、まともに このブログを更新できずに東北ツアーが終ろうとしております。
 なんたって最小限の人数で来ているので、僕も搬入搬出や仕込みやバラシの作業に参加しているからなのでした。

 こういうことになることを想定して、「ぴあ」さんに相談してみたところ、なんとライターさんを同行させてくださり、「@ぴあ」に『賢治島探検記』特設サイトを作ってくださいました。
 http://www.pia.co.jp/caramelbox-kenji/index.php
 
 公演翌日にはレポートが上がってきておりまして、僕も「あぁ、そうだそうだ」と思ったり。
 是非ご覧ください。
 
 朝ホテルを出て、会場へ。トラックから荷物を下ろして仕込み、リハーサル、本番、バラシ、荷物の積み込み、ホテルに移動、という日々。会場の事情によって昼のステージしかできないこともあったりするので、早朝出発の連続もありました。
 が、昨日の南三陸公演はお昼の13時開演。でも、会場のホテル観洋に前日から泊っていたので移動時間無しで仕込みに入り、公演できました。90人くらい入れる、と言われていた「談話室 龍宮」の座席はほぼ満席。そこに、お立ち見の方も加わって、結果90人くらいの方にご覧いただけたと思います。街のほとんどが津波に持って行かれた南三陸町。仮設住宅から、住民の皆さんが駆けつけてくださいました。
 この会場でイベントをやっても10人〜30人集まればいいところ、と聞いていたので、この街の規模からすると90人は凄い数だということでした。ご高齢の方もいらっしゃってくださり、すごく楽しんでくださっておりましたよっ!!
 
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お見送りしてくださった、ホテル観洋のみなさん。
またっ!!

 楽しく盛りあがった後、仙台へ移動。19時過ぎには到着して、急遽「打ち上げ」をやることに。
 というのも、それまで、食事はお弁当か、バスが停められる場所、ということでファミレス。東北名物は「わんこそば」しか食べていなかったので、それはあまりにもかわいそう、と僕が思いまして、翌日が夜の回だということもあって「牛タン居酒屋」で食事兼飲み、ということにしたのでした。
 
 今日のツアー最終日は、福島県いわき市小名浜の小名浜市民会館で、19時からです。
 まだ「事前エントリー」を受け付けておりますので、是非どうぞっ!!
 http://www.nevula.co.jp/rsv/analog2/tohoku_7_yoyaku.php
 
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南三陸町のみなさん、
またお会いしましょうねっ!!


2011-10-13 07:45  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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事後報告〜東北3日目は気仙沼。田野畑村から遠野で宿泊してから向かいました。 [東北応援無料ツアー『賢治島探検記』]

※このブログは、10月9日(日)の夜に書いてあったものに加筆修正ししました。

10月9日(日)

 宮城県気仙沼市本吉にある「はまなすホール」での公演が終わりました。

 昨日の岩手県田野畑村アズビィホール公演の後、できるだけ距離を稼いでおこう、と賢治島チームを乗せたバスと荷物を積んだ2トントラックが向かったのは岩手県遠野市。なにしろ週末、ということで沿岸の都市の宿を使うと復興支援の人たちの迷惑になるだろう、ということが基本にあったので、今回お世話になっているバス会社「岩手東部観光」( http://busnego.com/estimate/bus_detail.php?bcid=28 )の拠点である遠野に宿を押えることができたのです。とは言っても、到着が深夜、出発が朝7:30、ということで観光をする余裕どころかラーメンを食べる余裕もありませんでした。

 朝、ちょっとだけ柳田国男さんの「遠野物語」の元となったお話をした、という「佐々木喜善」さんの生家近辺を散歩しました。いやー、水がきれい。飲めそうなくらい透き通った川の流れ。この水質を守るために努力されているのだろうなぁ、などと考えつつ、キンキンに涼しい……というより息が白くなるくらい寒い朝を満喫(20分くらいですが)しました。

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遠野を出発。
ものすごい霧でした。
 
 そして、出発。
 ただでさえ、またしても濃霧注意報が出ていた東北地方。かなり濃い霧の中、田園地帯を走り、途中から美しい気仙川と並行して南下しました。そして陸前高田市横田町にある「川の駅 よこた」で休憩。「川の駅」なんて初めて聞きましたがナイスですねぇ。

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「川の駅 よこた」。

 売店に入ると、復興支援のためのTシャツやステッカーなどがあったので購入させていただきました。これからボランティアに向かうマイクロバスが何台も停まっていまして、一様に硬い表情の方々が車から降りていていました。他地域からいらした方々なのでしょうね。

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キャラメルボックス『賢治島探検記』ご一行様のバス。

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 そして、出発。途中、ボランティアセンターを通過。「ふんばろう東日本支援プロジェクト」ののぼりがはためいておりました。
 すると、その直後から陸前高田の津波被害の地域へ。
 バスの窓から見える光景は、「想像を絶する」とかではなく、「想像通りのひどい状況」でした。というのも、3月11日以来、公演の上演中は常にNHK総合テレビをつけており、帰宅しても起きている間はつけっぱなし、という状態で7カ月を過ごしてきているので、これまでの経過と現状を把握した上で冷静に災害現場を通過することができました。
 ただ、マスコミは被害のひどいところをクローズアップして写す、というのがこの震災以前の常でしたが、今回は、マスコミがクローズアップしている「ひどいところ」がたっくさんある、ってことです。ていうか、ずっと「面」で続いている、というべきでしょうかね。
 僕ら、離れたところに住む者達は、この状況にある人たちを支え、励まし、ともに戦っていかなければなりません。
 これはもう、見て見ぬふりをしたり、忘れたことにしたり、なかったことにしたり、できない状況です。

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正面が、陸前高田の街だったところ。
草原に見えるところ全部、津波に持ってかれたところ。

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流された車が集積されているところ。

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高田病院だった建物。

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一本だけ残った松の木。
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はまなすホールに到着。
 
 そんな陸前高田を過ぎ、バスは気仙沼市に入り、内陸川の道を通り抜けて、気仙沼市本吉町へ。
 正式には「気仙沼市役所本吉総合支所本吉教育センター はまなすホール」。
 入口のところには、ボランティアセンターの看板もあり、入口を入って左がボランティアセンター、右がはまなすホール。

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 14:00開演なので、大急ぎの搬入です。
 仕込みは、初日の花巻交流会館や前日の田野畑村アズビィホールとは違って、普通のホールなので普通に粛々と進みます。

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 男優、女優、スタッフ、それぞれの楽屋もあり、なおかつ搬入口の外側が、なんとものどかな雰囲気。衣裳や小道具をずらりと並べて日に当てておりました。

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岡内のブログかCaramelland日記かグリー日記のために
清水誉雄に写真を撮ってもらってるところ。


 ホールの方にご挨拶をしに行くと、なんとホールのスタッフの方のうちの一人がキャラメルボックス・サポーターズ・クラブのメンバーの方で、お子さんができてからしばらく見ることができていない、とのこと。むむぅぅぅ。それは残念……。どんなにお客さんが少なくてもこの方のためにだけでもやる価値はあるぞ、と思いましたっ。
 
 で、搬入を追えた後、僕は、各会場でネタを変えている「ご当地ネタ」を仕入れに、向かい側の大きなスーパーへ。
 東京にお住まいで、実家が気仙沼、というお客さんに、Twitterで名物を教えていただいたのでそれを入手したかったのです。
 ……ところがっ!!
 スーパーに入ろうとしたところで、なんとそのお客さんとバッタリっ!!
 「かとーさんっ!!」「ちびたさんっ!!なんでこんなところにっ?!」
 ……あ、東京公演で何度も会ったことがあるので覚えていたのですが。
 で、なんと、そのちびたさんから地元のパンをおみやげにいただき、なおかつ「今、ここのスーパーには「大島まんじゅう」も「ホヤぼーや」無い、と聞き呆然。「あ、買ってきますよ」と、ちびたさんの旦那さんが運転する車は大島まんじゅうの本店へと旅立ちました。
 ……いやぁ、よりにもよって、この気仙沼公演に最もお骨折りいただいた方に、よりにもよってホールの目の前のスーパーでばったり会うとは……。もう、今ツアーではこんなことが次々と起きていて、神がかってる感じです。
 
 そして、最重要な用事が無くなってしまった僕はやむをえずスーパーの中の飲食コーナーでラーメンを食べたんですが(←どこがやむを得ずやっ!!)、これが、意外においしくてびっくり。スープがしっかりと取られていて、どこかの東京のスーパーの中の店などとはまったく違いましたねぇ。さすが気仙沼。
 
 ちなみに、このスーパーのすぐ裏側まで、津波の爪痕は来ていました。すんでのところで被災を免れたのが、このスーパーとはまなすホール、というわけです。
 
 準備万端整ったところで、開場。
 バルコニー席も入れて450席くらいの階段状の、やりやすく見やすいホールです。
 バスに乗って、特別養護老人ホームのおじいちゃん・おばあちゃんたちがたくさんご来場。
 お子様づれ、ご家族連れ、など、普段のキャラメルボックス公演ではありえないようなお客さんたちがたっくさん。
 もちろん、以前は東京に通っていた、という方も。
 そして、うまーーーく7割くらい埋まったところで開演。
 
 原田のネタは「えんどうの豚ロース炒め定食」、温井のは「ホヤぼーや」。ヤヤウケ。
 そして「風の転校生」。
 おぉぉぉーっ!!おじいちゃん・おばあちゃん、にっこにこだぁぁぁぁぁっ!!劇場に入ってきた時には腰を丸めてたはずのおばあちゃんが、すんごい笑顔で大拍手だぁぁぁぁっ!!! なにこれ、なにこの雰囲気っ?!みんなしてはじけちゃってっ?!

 そして、笑顔の洪水のカーテンコール!!うわぁ、本当にこの方々は関東では「被災地」と呼ばれているところの人たちなんでしょうか。本当に楽しそう!!

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 終演後、ロビーに出てお見送りしていたら、かなりのご高齢の男性が近づいてきたので叱られるのかと思ったら、「銀河鉄道の夜の最後が本当に良かった。ありがとう」と……!!
 その言葉の裏で、伝えたかったことがあるのかもしれませんが、あえて何も聞かずに「こちらこそありがとうございます」とだけお伝えしました。
 
 その後、バラしてトラックに積み込んで出発。

 気仙沼の皆さん、またいつかお会いしましょうっ!!

 『賢治島探検記』一行は、仙台に……向かうはずなのですが、連休でボランティアの人たちが多いせいか仙台市内のホテルが取れず、意外なところで宮城県栗原市のホテルに向かいました。
 その途中、登米市のファミレス「ココス」で夕食。
 前日に続いてドリンクバー付き。

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またドリンクバーでいろいろ取ってきたヤツ。


 お肉をおいしくいただいて、ホテルに到着。
 静かな街でぐっすりと眠りました。


2011-10-13 19:36  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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