So-net無料ブログ作成
検索選択

楠見さん、加治くん、里琴ちゃん、ありがとうっ!! [『雨と夢のあとに』2013]

 『雨と夢のあとに』と『ずっと二人で歩いてきた』が終わりました。
 ……えっ、もう1週間ぐらい経ってんじゃんっ?!……と思われたみなさま、申し訳ございません。
 
 以前、どこかに書いたことがあるかと思うのですが、僕は1990年に『天国から北へ3キロ』という「加藤昌史プロデュース」の公演を行って以来、「プロデュース公演」というものを行っておりません。何故かというと、その公演がとてつもなく楽しく、そのチームと過ごす毎日が宝物のようにキラキラしていて、終わるのが寂しくて寂しくて、でも終わってしまって、抜け殻のようになってしまった、ということがありまして。
 それ以来、あんなに辛い思いをするのは二度とイヤだ、というネガティヴな理由では無く「やっぱり僕は劇団をやるしかない」という方向に向かった、というのが正解です。
 
 学生時代から劇団をやってきて、僕は、関わっている出演者やスタッフ全員に対して情が深すぎる、と申しますか、好きになったらどっぷり好きになってしまう、というところがありまして、それはいいことのように思えるのですが、そういう深すぎる愛情(?)を向けられた側はたまったもんじゃないわけです。
 なので、『天国から北へ3キロ』が終わってから、僕はできるだけ冷静に生きるようにしました。
 この役者は絶対にスゴいことになるぞ、とか、こいつはここをもっとこうすれば弾けるのに、と思うことがあってもどっぷりと指導をしたり朝まで飲んで語り合ったり、なんてことをしないように努力してきました。
 
 が、根っこにはいつもそういう自分はいるわけで、劇団員に関しては基本的に一生の付き合いのつもりでいるので厳しいことやひどいことを言ったりするわけですが、一公演だけのお付き合いのゲストの方に関しては、できるだけ飲みに行かない、飲みに行っても近くに寄らない、という間違った努力をしてきております。
 
 青年座の大家仁志さんなんて、何度も出ていただいていて、ほんとにほんとに大好きなのですが、飲んでいて深い話になりそうなところで逃げておりますし、文学座の石橋徹郎さんなんて目を合わせたらクラクラするくらい大好きなのに近付きませんし、近いところでは春に出てくれたD2の上鶴くんなんてかわいくてかわいくて、お前のためならなんでもしてやる、ってくらい惚れちゃってたのに、その後に観に来てくれてもいやがらせしてたりするし(←それはどうだっ?!)、もう、歪んでるにもほどがある、ってくらいなのです。
 
 なので、この夏は本当に辛かったです。
 まず、楠見薫さん。『雨と夢のあとに』初演にも出てくださっているのですが、テレビをほとんど見ない(見る時間がない)僕が、実は密かに「鴨、京都へ行く」というドラマを見てたりして、お話したいことはいっぱいあったのですが、あえて、一度も飲みに行くことはしませんでした。
 次に、『ずっと二人で歩いてきた』に出てくれた加治将樹くん。上鶴くんの大先輩で、年齢的には若いのに稽古場ではアニキ風だったんですが、ちょこちょこ見せる表情から、コイツ、若い頃は……とかいろいろ想像してしまい、きっと話したら熱い話になりそうだなぁ、と思いつつ、これまた一度も近付きませんでした。
 そして、吉田里琴ちゃん。今公演中のブログで「ちゃん」付けと「さん」付けが入り交じってしまったのですが、これは「わざと」の部分もありつつ、僕の中の揺れ動きが出ていたあらわれでして。天才的な俳優であることは間違いないんですが、でもやっぱり13歳の部分は当然あって。なおかつ、自分の二男と同じ年齢、ということがあるので、余計に思い入れてしまう危険があり、できるだけ「さん」付けで「俳優さん」として見よう、と努力してきておりました。が、里琴ちゃんの魅力というのは、舞台の上できらめいている時の姿が一つ、日常のほんにゃりしている時の姿が一つ、そして想像せざるを得ない僕らの前では絶対に見せない陰で行っている物凄い努力が一つ。
 日常でほんにゃりしているのは、おそらく陰で行っている努力の反動なのだと思うのです。稽古場や劇場でさらっとやっているように見えることは、いくら天才でもそんなに瞬時にできることではない内容で、いやわかりません、もしかしたらなんにもしていないでもできてしまうのかもしれませんけど、進化や深化のスピードが半端じゃなく速いのは使う時間の問題では無く彼女の中での努力によるものに他ならないわけで。
 
2013-09-01-16.19.16s.jpg
 ……なんてことを日々想いながら見つめてきて迎えた『ずっと二人で歩いてきた』の大阪最終日と、『雨と夢のあとに』の名古屋最終日。
 もう、なにも言えませんよ、本人たちには。
 よく、テレビでテレビドラマの打ち上げでプロデューサーが言う言葉、としてネタにされてますが「またこのメンバーでやりましょうっ!!」なんてこと、僕には言えません。だって、舞台の場合、劇団であってもそんなことあり得ないし。
 じゃぁ、どうしたらいいの?もう、この楽しいチームでこの楽しい芝居を創る、ってことは二度と無いのに、こんなに楽しい日々が今日で終わってしまうのに「さよなら」も言わないの?……と自分に問いかけるわけです。
 
 が、今回も、やはり普通に「じゃ、また」と、つっけんどんにお別れをすることしかできませんでした。
 本当は、楠見さんや加治くんや里琴ちゃんを新幹線に乗るところまで送って、ホームの端まで追いかけて手を振り続けていたかったです。もっと言えば、東京まで同じ新幹線に乗っていってしゃべり続けて、劇団員になるように説得したかったくらいです。
 
 でも、それは叶いません。
 みんな、今日があるから明日があって、別れがあるから出会いがあるわけで。
 別れを迎えるために、出会いがある、とも言えるかもしれません。
 そうして、そういう思いをたくさん重ねていくことで、もっともっと素敵な出会いをしたい、という強い思いも生まれてきて、新しいモノが生まれてくるし、生みだそうという原動力にもなっていくわけです。
 
 僕たちは今、20日に初日が開く『ケンジ先生』の準備が佳境に入っています。
 劇団員だけで、でも、大量の劇団員が集っている稽古場で、あーだこーだ言いながら稽古が進んでいます。
 ふと彼らの顔を見ると、そのひとりひとりのことが、あらためて愛おしくなってきます。
 そんなふうに、明日に向かっている中で、あらためてこの夏に出会った3人のことを思うことができるようになって、今ようやくこのブログを書くことができました。
 
 楠見さん、加治くん、里琴ちゃん、ありがとうっ!!
 いつか、またっ!!

2013-09-01-16.19.30-1s.jpg


2013-09-08 11:42  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

来冬は『ブリザード・ミュージック』!!そして『ケンジ先生』は来週金曜初日っ!! [『ケンジ先生』2013]

 2014年冬、『ブリザード・ミュージック』を上演する、ということを、13日に発表しました。
 http://www.caramelbox.com/goods/pass2014/

 2011年3月11日に震災が起きて以来、僕が最も上演したかった作品の一つが、この作品でした。2年半かけてやっと発表、上演は来冬、というスケジュールになってしまいましたが、これには様々な問題山積だったので、もしかすると最大限に速い上演決定だったかもしれません。

 震災直後に東北ツアーを行った『賢治島探検記』( http://www.pia.co.jp/caramelbox-kenji/index.php )も、もうすぐ上演する『ケンジ先生』もそうなんですが、キャラメルボックスの中に眠る「宮沢賢治的なもの」を上演することで、僕たちの東北への思いを伝え続けたいし、応援し続けて行きたい、と強く想っています。

 で、その3作品の中でも、東北から発信されたメッセージを子供の頃から自分たちの血肉としてきた僕たちの根源的なものが最も表現されているのが『ブリザード・ミュージック』と言えるかもしれません。こわばりかけた時代に、守るべきものを守り、伝えるべきことを伝えるために家族を巻き込んでまでも立ち上がる、という宮沢賢治の未発表戯曲を上演しようとした主人公を描く『ブリザード・ミュージック』。
 
 今回、8月19日の「トライアスロンパス2014」の発売にこのクリスマス公演の演目発表が間に合わなかったのには上記の通りたくさんの事情がありますが、やはり、再来年の30周年を迎えるための前夜祭のような重要な公演だけに、内部で議論が沸騰した、というのが最大のポイントでした。なんたって、クリスマス公演は年に1回しか無いわけで、できるだけみんなでやりたい、と思うからです。そしてまた、重要なところでやるだけに、そこでやりたい作品がいっぱいあったからです。
 そんな中で、最終的に決まったのが『ブリザード・ミュージック』。やるからには、これまで通り西川浩幸が主演でいきますっ!!!!
 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 そして、来週開幕の『ケンジ先生』
 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/

 「宮沢賢治さんをモデルにして1998年に作られた教師アンドロイドが、100年後の2098年に主人公・レミの家にやってくる」という、キャラメルボックスの作品の中ではあまりにも破天荒な設定の物語です。……あ、『クロノス』はもっと破天荒かなぁ……。
 
 今回の『ケンジ先生』のウェブページには成井豊が「過去2回は子供たちにも楽しんでもらえるようにと、歌やアクションをふんだんに盛り込みましたが、今回は全面改定を行って、ストレートプレイとして上演します。と言っても、歌はちょっと歌う予定ですけど」と書いています。
 
 で。
 昨日、第一回の通し稽古があったのですが、確かに、出演者がナマで歌う歌は減りました。あと、ナマで歌うけど、過去の上演の時みたいに「突然歌い出す」ということがなくなっておりました。そのかわり「必然的に歌い出す」というか。たぶん、過去の公演では「オペレッタ」を目指していてそこまでいけなかった、という感じだったのを、今回はシャキッとやめちゃってナチュラルかつリアルにした、という感じでしょうか。
 そして、「アクションはやらない」みたいに書いているように見えますが、なんてことはない、ちゃんとありました。「ちゃんと」というと語弊があるかもしれませんが、これまた、子供たちを喜ばせる大立ち回り、という感じではなく、普段のキャラメルボックスの時代劇での「戦うべくして戦う」と申しますか、「倒すために戦う」と申しますか、そういうもの。
 
 「オータムカーニバル」なんていう聞き慣れない冠(?)が付いているので、通常の公演とは違ってテキトーに作ってるんじゃないの、とか、ちゃららっとできる範囲で寸劇の延長みたいにやっちゃってるような感じじゃないの、とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いえいえ。そういうことができる劇団だったら、とっくにやってます……。いたって、いつも通りかいつも以上にしっかりやっちゃってます……。
 
 ただし、本公演と明らかに違うところは、出演者みんなが、いつも以上に楽しめるところを楽しみまくっているところ。
 通常の公演だとキチッと段取りを組んでやるところを、あえて崩してみたり、演劇的な遊びを入れてみたりして、ちょうど今年の夏前に短期間で上演した『ジャングル・ジャンクション』的な遊びも入れてある、という感じです。短期間だからこその体当たり過ぎる技も入っていたりっ。
 で、それが奏功して、観ている側は大笑いさせられたりしてすっかり油断させられるのですが、「宮沢賢治的なもの」にググッとさせられ、「成井豊的なもの」にムムッとさせられ、「キャラメルボックス的なもの」に足元をすくわれる、という、結果的には「なんだよ、キャラメルボックスの芝居じゃんっ!!」とあたりまえなことを思い知らされて落涙している自分がそこにいました……。
 
 で。
 過去に2回上演された『ケンジ先生』と明らかに違うところが、成井が語っていたところ以外に、ありました。
 それは、出演者たちが圧倒的にうまい(うまくなってる)ことっ!!
 そりゃそうです、なんたって、前回の上演は15年前。まだ、キャラメルボックスそのものが「若手」の頃です(←それは言いすぎ)。それから何本芝居をやってきて、どれだけの技術や経験の蓄積があったことでしょう。
 ちょうど、15年前と言えば、SMAPが「夜空ノムコウ」をリリースした年。その時の「夜空ノムコウ」と、今歌う「夜空のムコウ」はぜーーーんぜん違うのと一緒です(←聴いたのかっ?!←しかも「一緒」とはおこがましくないかっ?!)。
 「今」のキャラメルボックスのメンバーたちが、圧倒的な表現力と感情量で、観ている者を圧倒してきます。
 
 いやはや、参りました……。
 「ケンジ先生」はもちろんですが、特に「おばあちゃん」。……そもそも、キャスティングが卑怯過ぎます……うがぁっ!!
 
 ここだけの話ですが、『広くてすてきな宇宙じゃないか』が好きな方は、どんなスケジュールを縫ってでも観に来ていただかなければなりませんっ!!
 
 そして、後半戦で、「劇団」ならではの、これまた卑怯な演出が待っています。これまた、僕は台本を読んで知っていたはずなのにすっかり忘れて観ていて足元をすくわれた感覚です……!!
 
 そしてラストは……!!
 
 あぁっ、もうっ、全て書いてしまいたい……。全てを書いて楽になってしまいたい……。が、しかし、観てくださる方々に、びっくりしたり、ひっくり返ったりしていただきたい……。しかし書いてしまいたい……。……やっぱりやめときますので……是非劇場で体験してみてください……!!
 
 というわけで、『ケンジ先生』では、新グッズも発売します。
 そちらもお楽しみにっ!!

2013-09-13-13.22.37ss.jpg
『ケンジ先生』Tシャツ
ケンジ先生の正式名称「ケンジ1998」のネーム入り。
これであなたもケンジ先生っ!!
……もしかして、Tシャツ、久し振りなのでは……?!


2013-09-11-20.56.25s.jpg
構想3カ月っ!!
内部的に大好評の、ブタのみき丸ポーチっ!!
ちょっと大きめなので、女の子ならお化粧品とか。
男の子ならデジカメとケーブル類とか。
さわり心地がもふもふで、
それだけでも幸せな気持ちになりますっ!!

みき丸の生みの親・大森美紀子と、
アーティストグッズ専門の「スムーチ」さんとが
徹底的にコラボして、何度も試作を繰り返した自信作ですっ!!

−−−−−−−−−−−−−−−

いずれも、お値段は、当日までに発表しますっ!!
……たぶん……!!


2013-09-14 10:31  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

『ケンジ先生』テーマ曲、マスターテープを引っ張り出してきて録り直しましたっ!!音楽はもちろんzabadak。 [『ケンジ先生』2013]

 昨日、『ケンジ先生』のテーマ曲とも言うべき『不思議な先生』と『サザンクロスの彼方まで』のヴォーカルを録音してきました。

 1996年の初演では当時の歌姫・津田匠子が生で歌いまして、現在は売っていないサントラCDには津田の歌声が残っています。今回もそのまま使っちゃおうかと思っていたのですが、あらためて聴いてみると津田が悪いわけではなくて、若干恥ずかしい感じがしたので録り直すことに。なんと、「本物」のzabadakの小峰公子さんにお願いしてしまいました!!

 ……あっ、そうなんです、『ケンジ先生』の音楽は、この作品用に歌詞を変えさせていただいたものも含め、全曲zabadak( http://www.zabadak.net/ )。役者が生で歌う曲をあえて極限まで減らして「子供向けな感じ」を無くすため、いつものキャラメルボックスのようにプロに歌っていただいた音源で本番をやろう、という考えです。
 ちなみに、『不思議な先生』の元曲は『休まない翼』(アルバム「桜」)、『サザンクロスの彼方まで』は『銀河鉄道の夜』(『賢治の幻燈』『光降る朝』『STORIES』に収録)。

 「zabadakって?」という方もいらっしゃるかもしれません。今年の4〜5月の「みんなのうた」でオンエアされていた『いのちの記憶』という歌( http://cgi2.nhk.or.jp/minna/search/index.cgi?id=MIN201304_02 )を覚えてませんでしょうかっ?!アレが、zabadakの曲です。

 実は先日、本当に久しぶりにzabadakのライブに行ってきまして。
 その一曲目が小峰さんのアカペラで『光の庭で』。
 「こーのー ひかりのー にわでー」と、が歌が始まった瞬間、みぞおちのあたりからぐわっとこみ上げてきて、ぼとぼとぼとーっと涙が溢れました。楽しいトークの後、アコースティックで歌われた『Wonderful Life』も、もう、素敵過ぎて。
 
 この3年、そう言えばただただ必死で日々を過ごしてきて、ライブに足を運んだのがいつだったかさえも思い出せないくらい。ZABADAKの曲をじっくり聴くのも、2011年夏の『降りそそぐ百万粒の雨さえも』以来、しばらくzabadak楽曲の芝居が無かったので2年ぶりくらいでしょうか。
 
 歌っている小峰さんの実家は福島県の郡山。そして、ライブを聴いていて強く感じたのは、「この人がzabadak」とでも言うべき吉良知彦さんの中に流れる「宮沢賢治的なもの」の色濃さ。吉良さん自身は愛知県出身なのですが、何というのでしょう、吉良さんが紡ぎ出すメロディやギターから出てくる音に、東北の景色を感じてしまうのです。

 で、『ケンジ先生』は17年前に録音した元の曲の「マルチテープ」が残っておりまして。
 つまり、楽器やコーラスをパートごとに別トラックで録音した、パーツの集合体のようなもの。それを、デジタル変換して取り込み直し、そこに「今」の小峰さんのヴォーカルをかぶせる、という作業をしたのです。
 ちょうど、先日(9月4日)に、石田ショーキチさんが1993年にリリースされたSpiral Lifeのファーストアルバムを「リミックス」した、というニュース( http://scudelia.net/specials/show/10 )が僕らマニアの間で特大ニュースとして飛び交いましたが、それに似た作業プラス歌を入れ替え、というようなものだと思っていただければわかりやすいかと思います(←わかりやすいかっ?!)。
 
2013-09-14-19.10.14s.jpg
 で、なんと、その作業をしていただいたのが、この『ケンジ先生』のサントラを録音した当時にそのスタジオに入って2年目だった、というエンジニアの宮原弘貴さん。その後独立してチーフエンジニアになられてからも『クロノス』シリーズとか、キャラメルボックスのサントラのほとんどをお願いしてきたのですが、彼が手がけたお仕事はZABADAK関係だけでは無く、メジャーからマイナーまで、本当に多岐に及びます。

 その中でも個人的に最もびっくりしたのは、なんと、ももいろクローバーZの「5TH DIMENSION」の中の『灰とダイヤモンド』(アレンジが栗コーダーカルテットの近藤研二さん)のMixを手がけたとのことっ!!(←そこっ?!)
 
 ……おっと、取り乱しました……。
 
 そんなわけで、『ケンジ先生』。
 なにしろ昔の作品なので、ネット上にも動画などが全く無い模様ですが、逆にいいことかなぁ、と。

 いつもの「再演」だと、初演を叩き台にして作っていくのですが、今回はなにしろ時間が開いているということもあり、出演者たちが完全に独自に世界を作っていて、「今、この作品をやるとしたら」という前提でゼロから「今のキャラメルボックス」が立ち向かっているので、古さは全く感じないどころか、書き下ろし新作でこういうのをもっとやりたいぞぉっ、という感じです。
 
 もう、ほんと、短期間公演にしてしまったことを後悔しています……。まぁ、今年はそんなことばっかりしてますけど……。
 ぜひ、なんとか、全国のみなさんにお届けしたい、という思いでいっぱいです。
 が、ナマで観られる可能性のある方は、とにかく20日(金)〜25日(水)に、サンシャイン劇場へっ!!
 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/

 短期間公演だからたいしたことないだろう、なんて油断したら大変なことになりますよぉぉぉぉぉぉぉっ!!

2013-09-14-18.13.58ss.jpg
小峰公子さん、お疲れさまでしたっ!!


2013-09-15 12:35  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

「Mixキャスト」通し稽古がありましたっ!!オータムカーニバル『ケンジ先生』、今週金曜日初日っ!! [『ケンジ先生』2013]

 昨日は、『ケンジ先生』の土曜日に予定されている「Mixキャスト」の通し稽古でした。
 通さずに本番でぶっつけでやるのかなぁ、と思っていたのですが、さすがはキャラメルボックス(?)、そんな危ない橋は渡らない、ってことなのでしょうかっ?!しかし、Mixの通しはこの1回。どうなるのかなぁ、とドキドキしながら見てみました。
 
 ……で。
 やっぱり、キャストが混じると、大筋に関係無い余計な部分(←通称「ネタ」)が、合わない合わない……!!その合わなさ加減がまた稽古場内大爆笑を呼び、芝居をしながら反省してるヤツの姿までもがおかしくて……。
 しかも、Mixキャスト用に「ネタ」を変えてきてみた「ソロ」のヤツが、まるでみんなにウケなくてすべり続け、その辛そうな姿がまたたまらなくウズウズしたり、いやはや、稽古場ならではのハプニングだらけ。
 ……やっといて良かったねぇ、Mixキャスト通し。
 
 でも、そういうマニアックな意味ではない楽しみ方も。
 これまで作り上げてきた関係性を越えたところで、新鮮な会話。
 「あっ、そう来るんですか?」というような、新鮮なリアクションが見えたり。
 そして、この作品の「キモ」の部分はちゃんと丁寧に描かれていて……!!
 
 劇団員が総勢20人以上が集って、見ているみんながツッコミを入れるというやかましすぎる稽古場。
 このアホみたいな熱の塊が、もうすぐサンシャイン劇場に乗り込みます。
 
 20日(金)19:00に、「山猫組」が先攻。
 もーーーーー、早くお見せしたいですっ!!

 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/


2013-09-16 12:04  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

さぁ、あとはあなたにご覧いただくだけっ!!ケンジ先生、スタンバイ完了っ!! [『ケンジ先生』2013]

 『ケンジ先生』の全てのキャストの通し稽古が終わりました。
 
 この劇団作ったのが、1985年。
 それからいろんな芝居をやってきましたが、この『ケンジ先生』は、その中でももともとは初演の時に「3歳から99歳までのこどもたちへ」というキャッチコピーで上演した、最もピュアな作品であると思います。
 
 キャラメルボックスの旗揚げ時のテーマは「愛と勇気と冒険」。これは、週刊少年ジャンプの「友情・努力・勝利」から、ウチはどんなだろう、ということで出てきたものなのです。
 が、『ケンジ先生』は「友情と努力と愛と勇気と勝利」。なんだか、エンターテインメントのいいとこ取り、というふうにも見えてしまうかもしれません。
 
 普段から、あんまり「泣ける泣ける」と言うのはいやだな、と思っているのですが、今回ばかりは「泣ける」と言わせていただきます。
 おそらく、見る人によって泣ける部分は違うのですが、それぞれのポイントがある作品。
 僕は、やっぱり「おとうさん」と「ケンジ先生」、そして「ボクシングアンドロイド」がツボでした。手に汗握りながら、応援して、そして落涙しちゃってる、というか。
 
 がんばるのももちろん大切だけど、がんばってきてがんばってきて、でも乗り越えられなかった最後のハードルを、誰かのために、誰かの応援によって乗り越える、という、これ以上無い登場人物の姿。
 
 こんなこと、僕が言っちゃうと「夢も希望も無いじゃん」と言われるかもしれませんが、どんなに頑張っても、どんなに努力しても、どうしても勝てない相手っていると思うのです、一部の天才を除けば。言ってしまえば、ほんの一部の勝者を除けば、みんなか敗者なわけです。でも、その負け方が、次の勝ちに繋がる負け方ができるかどうかが、自分との勝負だと思うのです。
 
 今回の『ケンジ先生』には、「夢は必ずかなう」なんていうありきたりなことだけではなくて、「負けることで勝利に繋げる」ということを体現している登場人物が出てきていて、これが、今年52歳になろうとしている僕の心をかきむしるのです。
 
 今日は、石川寛美の娘さんが通しを観に来てくれていて、観終わった後に「おもしろかったけど、戦いのところが恐かった」って言っていました。その戦いのシーンで彼女を怖がらせたヤツがたまたま近くに居て、彼女はそいつの方を見ようともしません。が、そいつは「おっ、ほんとに怖がってくれてる。いただきだっ!!」と喜んでおりました。
 
 そうなんです、今回は、「戦い」のシーンが、15年前の上演の時よりはるかに恐くなっています。恐く、というか、本気、というか。
 初演・再演の、田尻茂一さんの「おとうさん」が僕は大好きで、泣きながら観ていたのですけど、今回は「おとうさん」がそもそも田尻さんみたいに元が強くないし、敵に新選組に居た人が混じっていたりするので(←違う芝居と混同してる人)、ハラハラ度が自分の中で勝手にアップしちゃったりするのです……。
 
 あぁ、もう、これ以上書いてると、キモのところまで書いてしまいそうです……。
 なので、ほんとに、20日(金)19:00、サンシャイン劇場で、ホンモノをあなたの目で見て、是非感想を聞かせてくださいっ!!
 前説は、山猫チームの時はどんぐりチーム、逆の時は逆のチームの選抜2人がやりますので、今回も僕はやりません。が、終演後は必ずロビーにおりますので、是非その場で声をかけてくださいませっ!!
 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/
 
 では、劇場でっ!!

2013-09-16-18.07.32s.jpg
台風一過。
今日の夕方の、事務所の最上階(5階ですが)からの、
ものすごく美しかった夕やけっ!!


2013-09-16 18:52  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台って、あなたが来てくださらないと始まらないし終わらないんですっ!!20日(金)キャラメルボックス秋祭りinサンシャイン劇場へどうぞっ!! [『ケンジ先生』2013]

 先日のレコーディングでzabadakの小峰公子さんに歌っていただいたテーマ曲2曲のミックスが上がってきましたっ!!
 
 うっきゃぁーーーーーーっっっっっ!!
 
 この曲、原曲、初演、再演、その後、と、そもそも大好きな曲だったんですが、17年前、いや、その元の曲は1993年だから20年前に演奏を録音されていた曲なのでして、それが今、デジタルに生まれ変わった上に、当時のレコーディングに携わっていた、当時はアシスタントだったエンジニアさん本人が多数の大きな仕事を経由して、この厳しい世界の中でソロとして活躍してきたその経験が盛り込まれたミックスをしてくださったわけですから、良くないわけがないじゃないですかっ!!

 20年前のzabadakのアルバム「桜」に入っていた「休まない翼」が好きな方。いらっしゃると思うのです。
 もちろん僕も大好きです。歌詞も含めて大好きです。ものすごく勇気づけられる曲です。若い頃の吉良さんの若い歌もまた、今聴いても色褪せていないと思います。
 http://www.youtube.com/watch?v=4LaKVH6z610
 
 が。
 今回は、その曲のバックトラックを17年前に録り直して『ケンジ先生』用の歌詞を乗せ、それをまた今年ミックスし直してニューアルして、その後に奥さんとなった小峰公子さんに歌っていただいた、という、こりゃもう、長年のzabadakファンとしてはとんでもない瞬間に立ち会ってしまった、という感じです。

 ちなみに「ミックスをし直した」というのは、たとえて言うと、昔編んだセーターを、いったん全てほどいて蒸して干して伸ばしてからあらためて編み直す、みたいな感じっ!!大変な作業なんですよぉぉっ!!そして、おそらく、エンジニアの宮原さんご本人にとってもすごく意味がある感慨深い作業だったのではないかと思います。
 
 さぁ、もうすぐ。20日(金)19:00、サンシャイン劇場でヴェールを脱ぐ『ケンジ先生』。
 できれば全キャスト観ていただきたいくらいですが、それは無茶なので、ぜひ、どれか一つをじっくり堪能してください。必ず、あなたのハートをキラッキラにして差し上げますっ!!
 
 ……あっ。
 ちなみに、基本的にダブルキャストなわけですが。
 とある役の人が一人で歌うとある曲は、アレンジが違う、というか、それぞれが勝手にそれぞれの表現方法で歌いますので「えぇーっ?!」てくらい違います。(←結局両方観ろ、みたいなこと言うなぁーーーーっ!!)
 
 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/
 
 ◇          ◇          ◇
 
 そしてそしてっ!!
 神戸新潟のみなさんは、22日(日)10時をお忘れなくっ!!
 そうです、早くも、クリスマス公演『ウルトラマリンブルー・クリスマス』の一般前売り開始ですよぉーっ!!
 よく、「だいたい、『先行予約』がいっぱいあるから、『一般予約』の時にはいい席はなくなっちゃってるんでしょ?」って聞かれることがあるんですが、いえいえ、それはももクロとか氣志團とかの超人気者の話っ!!(←趣味が偏ってる上に取れなかった悔しさが滲んでいる人)
 まだまだ、勝負はこれからです。
 http://www.caramelbox.com/stage/umbc/
 
 来年・2014年の年間観劇チケット「トライアスロンパス」の発売に合わせて来年のスケジュールが発表されておりまして、『ヒトミ』+新作、『鍵泥棒のメソッド』(初舞台化)、『TRUTH』、『無伴奏ソナタ』、『ブリザード・ミュージック』、という「えっ、そんなにやっちゃって、再来年の結成30周年の年は何やるのっ?!」って状態なのではありますが、とにかく、今、『ケンジ先生』、そして『ウルトラマリンブルー・クリスマス』に、来られる方に来ていただかないことには、来年は来ないんですよぉぉぉっ!!
 ……ちなみに、「トライアスロンパス」は、ただいま「セカンドチャンス」の予約受付中。25日(水)24時までですので、ぜひ前向きにご検討くださいっ!!
 http://www.caramelbox.com/goods/pass2014/
 
 ◇          ◇          ◇
 
 では、今週金曜日、サンシャイン劇場でお待ちしておりますっ!!


2013-09-17 23:45  nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ニコニコ生放送「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」やりますっ!! [『ケンジ先生』2013]

 というわけで、ついに発表になりました、ニコニコ生放送「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」
 
niconico.jpg
 2013年9月23日(月・祝) 17:30〜(おそらく20:40くらいまで)
 
 http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni041823.html
 
 以前、Twitterで「ニコニコ動画の人と打ち合わせをした」とつぶやいたことがあるのですが、まさにその時に、初対面なのに盛り上がっていろんなことを話し合っていた中の一つのアイディアがコレなんですっ!!
 
 この生中継は、『ケンジ先生』の公演会場であるサンシャイン劇場の僕の楽屋からお届けするわけですが、現時点で決まっていることは「僕がしゃべり続けるので誰か写りにきてね」ってことだけ。
 普段のUstreamの生中継よりもゆるくてぬるい感じになりかねない危険が漂います。
 が、過去のゆるい生中継史上最多の登場人物になる可能性もないことはない、とも言えます。
 
 なにしろ23日のこの時間帯は、ただでさえ何が起こるかわからないMixキャストの2つめのステージ
 何かあったら、僕が楽屋から飛び出してしまってカメラの前に誰もいなくなる可能性もあります。
 
 それでもいい、ってドワンゴの人が言うので、そこまで言われてやらないのもどうかと思いまして。
 
 もちろん、放送中にいろんな発表もある……かも!!
 
 モニターから聞えてくる『ケンジ先生』Mixキャストの音声も、うっすら聞こえると思われますので、来たくても遠くて来られなかった、という方には特にご覧いただきたいと思いますっ!!


2013-09-21 01:15  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

ニコニコ生放送「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」楽しかったぁぁぁっ!! [『ケンジ先生』2013]

 昨日23日(祝)の夕方から、『ケンジ先生』Mixキャストの夜の回の開演中にずっとオンエアしていた、キャラメルボックス初のニコニコ生放送「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」。
 http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni041823.html

ニコ生ロゴs.jpg
 実は、あえてほぼノープランで当日を迎えました。

 というのも、動画と言えばYouTubeとUSTREAMで育ってきている上に、2ちゃんねるも読み方がよくわかってないってくらいなので、ずいぶん前からニコニコ動画のプレミアム会員でありつつ活用できていなかったので、そんな僕が生放送に出たとして、そもそも見に来てくれる人がいないんじゃないか、と、実は思っていたからです。

 そして、そもそもの放送部出身経歴、その後の長年の前説、「CaramelBoxTV」、ポッドキャスト、Ustreamなどでのフリートークの経験から、妙に作り込んでもそのままできる自信も無いということ、それ以上になによりもこの日は劇団初の「Mixキャスト」での上演だったため、出演者にゲストで来てもらえるかどうかもわからないし、何が起きるかわからない、という状況にあったため、プランを立てようが無い、というのもありました。
 が、そういうところを生放送するのが、逆に面白いんじゃないだろうか、とも思っていました。
 
 でも、いったい誰に向かって何を伝えればいいんだろう、という迷いを残したまま、生放送に突入したのです。この時点では、50人くらいの方々とまったりと会話しつつ、だらだらとやるのかなぁ、という感じでしたが、始まった時点で500人以上の方が視聴してくださっている、と聞いて、俄然テンションが上がりました。

 前もってのドワンゴさんとの打ち合わせで決めてあったのは、「ネットだからこそ、むしろ逆に手書きでフリップを出してみよう」くらい。あとは、『ケンジ先生』を一緒に楽しんでる感じでやろう、ということと、これからキャラメルボックスの作品をニコニコ生放送でやっていきますよ、という告知をするということ。

 始まってみたら、役者達が次々と顔を出しに来てくれて、西川や大森が出てくると、昔から見てくれていると思われる皆さんが「弾幕を張る」と呼ばれる「wwwww」や「88888888」での大歓迎をしてくださり、出演者一同、みんな喜ぶ喜ぶ。

221.jpg
 筒井俊作が出てきた時に「筒井、って打つのが面倒な人は、221でいいですよ」って言ったら「221」の弾幕がっ!!これには、ニコ動プレミアム会員の筒井本人が大喜びっ!!

 いじられキャラが確立しつつある入団3年目の鈴木秀明が出てくると、やっぱりネットの向こうの皆さんからもぼかすか楽しそうに叩かれて、予想どおり(?)。ほーら、やっぱり楽屋だけじゃねぇんだよ、スズキ、って感じ。

 ただ、一つ誤算だったのは、生放送で、アシスタントもいなくて、しかもCMも無いと……トイレに行かれない、ってことっ!!いやぁ、これは考えておくべきでした……。が、ちょうどいいところで役者が来てくれて、大森さんをカメラの前に放置して行っちゃったりすることができましたっ。
 
 ところどころ、『ケンジ先生』の名場面になったところでは、楽屋のモニターの音をちょっと大きめにして、音だけで芝居を楽しんでいただいたりして、ラストシーンでは、ほぼ僕もうるうるしながら見てしまったり、と、かなり勝手なこともさせていただきました。

 17:30に始まって、ほぼ常時5000人くらいの方がご覧くださっているまま進み、19:35くらいに終ってみたら、累計のアクセス人数は32000弱、コメント数は12000越え、とのこと。また、放送終了直後の「今日の番組はいかがでしたか?」というアンケートでも「とても良かった(93%)、まぁまぁ良かった(5%)」で「良くなかった」などのネガティヴな回答はゼロだった、というのはすごいこと、と言われました。

 この数字が多いのか少ないのか、比較する対象が自分の中にないのでわからないのが残念ですが、サイトのランキング( http://live.nicovideo.jp/ranking?type=closed&select_date=20130923&main_provider_type=official )を見た感じだと、昨日のオンエアの中ではベイスターズの試合の生中継には当然及ばず、しかしスマイレージのライブ中継に迫る(?)数字だった模様です。……詳しい方、いらっしゃいましたらコレがどんななのか、教えてください……。

 でも、放送中は、長いことキャラメルボックス公演を見てない人とか、遠くの人とか、キャラメルボックスなんて知らない人とか、いろんなところのいろんな層の方々と遊べたのは新鮮で、異常な楽しさでした。

 というわけで、放送の中で発表したこと。

(1)『ケンジ先生』のMixキャストのステージは、両方ともニコニコ生放送で、1500円以下で有料配信します。多分、10月。

(2)『ジャングル・ジャンクション』も、多分10月、DVD化前に有料配信します。

(3)過去作品を、順次、無料配信します。

(4)こういう生放送も、また必ずやります。

(5)週に一度くらいは皆さんと会えるようにしたいなぁ。

 ……って感じです。

 詳しいことはまたっ!!
 というわけで、「演劇集団キャラメルボックスの楽屋にカメラ置いてみた。」を、ライブでご覧くださったみなさん、お付き合いいただきありがとうございましたっ!! http://t.co/1l4XsCSamz
 
 『ケンジ先生』は、もう、今日と明日の2日間。今日の19:00が「山猫」キャストの千秋楽、明日の14:00が「どんぐり」キャストの千秋楽です。 http://www.caramelbox.com/stage/kenji/
 もし、お時間が取れそうな方は、サンシャイン劇場へっ!!
 僕も、終演後は確実にロビーにおりますので、是非直接感想を聞かせてくださいっ!!
 
 なお、この放送についてTwitterにつぶやかれた感想とかリアルタイムのつぶやきとかを、「NAVERまとめ」にまとめてみましたので、どーぞっ!!
 http://matome.naver.jp/odai/2137998118094188201


2013-09-24 10:08  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

『ケンジ先生』千秋楽に、可愛いお客さんっ!!この作品にふさわしい幕切れでしたっ!!【後日談付き】 [『ケンジ先生』2013]

 キャラメルボックス2013オータムカーニバル『ケンジ先生』が、無事に終了しました。

 短い期間だった上に急に発表した上に三連休まるかぶり、という状況でしたが、ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
 昨今、いろんな小説原作の作品を上演したり、頭が疲れるような作品も上演してきたキャラメルボックスですが、なんというのでしょう、これが「キャラメルボックス」の真ん中にあるもの、というピュアな作品、と言えるのではないでしょうか。
 
 ラーメンにたとえると、激辛や特濃や味噌や豚骨や塩やトマトや和風や豚骨魚介や、いろんな種類があって、そういうのにも果敢に挑戦してきたものの、結局キャラメルボックスは鶏ガラでダシを取った、具が海苔とナルトとメンマとネギだけの醤油ラーメンが根本にあったんです、というような……(←わかりづらいわっ!!)。
 
 音楽にたとえると、結局、最新のヒット曲が何百曲でよってたかって頑張っても「うさぎ追いし かの山ぁ〜」にはかなわない、というか。
 
 黒い黒いと思っていた自分が、どんどん白くなっていくのがわかって、こりゃいかん、とヘンな反省をしそうになったくらいです。
 
 で。
 
 そんな『ケンジ先生』の今日の千秋楽のカーテンコールで、ちょっとした事件が起きました。
 アンコールの最後で、三本締めをして客席退場をしますよ、という話を鍛治本がしたところ、ちょうど3番扉(客席の真ん中あたりの舞台に向かって右側)の近くに座っていたちっちゃい女の子が「こっちにも来てくれるの?」と大きな声でつぶやいたのです。
 舞台上の出演者、場内、爆笑、っていうよりもほっこり。
 その後、三本締めをして、その後のお約束の「拍手が鳴り止まず、笑っていいとものタモリさんみたいに両手でわぁーって盛り上げて、最後にシャンシャシャシャンで締めた後に何かやる」というところで、鍛治本が来ていたハッピの下に大量の「うまい棒」を仕込んでいたのですが、それを見せた後に、またその女の子が「あたしもほしいーー」と大きな声でつぶやいたのです。
 これにはもう、場内大爆笑。
 そこで鍛治本が、「わかりました、コレ、楽屋に戻ってみんなで食べようと思ってたんですが、君に全部あげますっ!!」と宣言。ハッピの裏に丁寧にびっしり貼り付けてあった「うまい棒」をその場ではがし始め、それを周りの面々が手伝い始めて、「袋っ!!」「ふくろふくろっ!!」などと、楽しい騒然とした状況に。

ケンジ千秋楽女の子.jpg
 そして、全員で礼をして客席に下りて退場。一番最後から鍛治本が下りて、彼女のもとへ。

 実は最初に声を出したときにはあたふたしていらっしゃったその子のお母さんも、にっこにこ。

 鍛治本から直接大量のうまい棒を手渡して、握手をして、記念撮影をして、退場。
 いやはや、最後の最後に、素敵な小さいお客さんに全部もってかれちゃいましたっ!!

 ……ちなみに、この写真で、一人だけモザイクをかけていないお客さんは、元劇団員の今井義博ですっ。観に来てるのを知らなくて、この写真を後から見てびっくりでした……。


 ……で終わるかと思いきや、終演後のロビーにいたら、彼女が僕のところへっ!!お母さんが「すみませんでした。この子が加藤さんになにか質問があるらしいので、よろしいですか?」と。
 「なんでしょう?」とたずねると、彼女は「なんで、キャラメルボックス、って言うんですか?みんなキャラメルが好きなんですか?」と。
 そこで、彼女の視線までしゃがんで答えました。
 「キャラメルって、食べたことあるよね?あれって、一粒食べると300メートル走れるくらいの元気が出るんだって。そんなお芝居をやりたいなぁ、と思って。あと、グリコのキャラメル、っていうのがあって、おまけ付きのヤツ。知ってる?あんなふうに、ただキャラメルだけじゃなくって、どんなおまけが出るかなぁ、という楽しみがあるような劇団になりたいな、って思って。あ、今日は、特別なおまけが付いちゃったね」。
 すると、にっこりして「ありがとうございました」と。

 お母さんがおっしゃるには、この春、小学2年生の彼女は病気で入院していて、その時に『広くてすてきな宇宙じゃないか』のDVDを見てくれていた、とのこと。そのため、『ケンジ先生』を観ながら「あっ、あの人、おばあちゃんだよね?」と、しゃべってしまって、周囲のお客さんにご迷惑をおかけした、とも心配していらっしゃいました。

 「大丈夫ですよ、周りのみなさんも彼女が喜んでいるのを、一緒に喜んでくださってましたよ、きっと」と、勝手に答えてしまいました……もし、迷惑に感じていた方がいらっしゃいましたら、すみません。

 でっ!!
 彼女と鍛治本の記念写真を撮っていたことをすっかり忘れていて、お母さんにメールアドレスなどをおうかがいするのを忘れてしまい、せっかく撮ったのにどこのどなたかわからないためお見せできない、という、加藤昌史史上あまりにも大きな失態をやらかしてしまいました……。おかあさん、もし、このブログを読んでいたら、僕にメール( katoh@caramelbox.com )でご連絡くださいませっ!!もしくは、劇団にお電話をいただいても大丈夫ですっ!!

 あぁ……撮った直後に、あの近辺に座っていた皆さんに「ブログに載せてもいいですか?」と尋ねておくべきでした……。

 ◇          ◇          ◇

 そんな小さなお客さんにも楽しんでいただけた、『ケンジ先生』。いろんな方から、「これを、全国の中学校で上演して欲しい」とか、「これで、また東北ツアーをやって欲しい」とか、たくさんの励ましの言葉をいただきました。
 
 僕にとっても、今年はいろんな小規模公演を試行している中で、やはりこの『ケンジ先生』は特別でした。
 宮沢賢治さんの没後80年という年であり、なおかつ公演中の9月21日がまさに賢治さんの亡くなった日。そんなことも意識しないでやってしまったこの公演でしたので、いろんな縁を感じたり、縁という名の必然を感じたりいたしました。

 キャラメルボックスが目指すエンターテインメント演劇の原点を見直してみたことで、これから進んで行くべき道も見えてきました。

 さぁ、これが終わるとすぐに『ウルトラマリンブルー・クリスマス』の稽古が始まります。キャラメルボックスは、一気にクリスマスに向かって走り出します。
 http://www.caramelbox.com/

 西のホームグラウンド、神戸
 本当に久し振りの、新潟。
 そしてまたすぐ、ここ・サンシャイン劇場。

 この6日間の奇蹟を、冬にはもっと大きなプレゼントに変えてお届けいたします。
 
 ……おっと、その前に、10月5日(土)に新潟で、僕が司会で阿部丈二と渡邊安理のビデオトークライブをやりにいきます。新潟の皆さん、気軽に遊びにきてくださいねっ!!……あ、他地域の皆さんも、新潟にプチ旅行なんていかがでしょーかっ?!(←無茶ゆーなっ!!)
 http://www.caramelbox.com/stage/niigata-event2013/

後日談っ!!


2013-09-30 12:02  nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

9月27日(金)、Scudelia Electro再結成ライブに行って来ましたっ!!きっと、これからも「ある」んだろうな、と!! [音楽関係のこと。]

 9月27日(金)に、Scudelia Electroの再結成ライブ初日に行ってきました。
 
 Scudelia Electro(スクーデリア・エレクトロ)は、キャラメルボックスの『さよならノーチラス号』と『MIRAGE』という作品を作らせてくれたバンド。つまり、この2作品のタイトルは、Scudelia Electroの曲名からいただいているのです。そしてほぼ全曲が、彼らの曲で構成されているお芝居でもあります。
 
 Vocal・Guitar・コンポーザーの石田ショーキチさんは、Spiral Life(スパイラル・ライフ)というバンドにいらっしゃって、こちらはこちらでキャラメルボックスの『アローン・アゲイン』『ヒトミ』『ディアーフレンズ,ジェントルハーツ』と3本の公演の楽曲を提供してくださったバンド。
 このSpiral Lifeでのデビューが、石田さんのミュージシャンとしてのデビューなわけですが、今年の9月、ついにデビュー20周年を迎えて、Spiral Lifeのファーストアルバムを自分でMixし直したものを発売、そしてその次のバンド・Scudelia Electroを再結成、というお祭りが続いている、というわけです。

■石田ショーキチ ウェブサイト
http://scudelia.net/
 
 で、そのライブ初日。
 石田さんからご招待をいただいて、これまたさんざんお世話になっている真柴あずきとともに会場の新代田・フィーバーに行くと、オールスタンディングの場内はむんむんの満員。ドリンクを取りに行くと、石田さんのスタッフの方から「こちらへ」と案内されたのはバーカウンターの中!!特等席、というか、なんというか、舞台横の超はじっこっ!!でも、石田さんと吉澤さんだけよく見える場所でしたっ!!
 すると、目の前にいらっしゃったお客さんが僕らのことをご存知の方で、「1曲目は何をやるんですかねぇー」とか、「アンコールは『ミラージュ』にしてほしいですよねー」とか、「一曲目はまさかの『しろつめくさ』だったりしてっ?!」とか、ファン丸出しのトークっ。ここでおしゃべりしていて、バックのメンバーが、昔どおりにベースがトーベンさん、ドラムがテツさん、ということを知りました……(←ファンじゃなかったかっ?!)。
 
 石田ショーキチさん、寺田康彦さん、吉澤瑛師さん、というトリオがScudelia Electroのメンバーなのですが、ベースの湯川トーベンさん、ドラムの向山テツさんというリズム隊もライブの基本で、このお二人はなんとSpiral Life時代以来からいっしょ。当然と言えば当然ですが、あまりに嬉しいキャスティングです。
 
 そして開演。
1377212_586421094757098_721855177_n.jpg
 メンバーもオトナなら、オーディエンスもオトナ。始まる前から「イシダコール」なんかをする人がいなくて、むずむずしていたのですが、メンバーが登場するなり、場内のテンションはいきなりトップギアっ!!

 そして、一曲目は、まさかまさかの「Better Days」っ!!……気絶するかと思いました……。そして2曲目が、「ミラージュ」っ!!ぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!そして立て続けの3曲目が「DAY AFTER TOMORROW」っ!!……もう、呼吸困難状態でした。
 
 メンバー紹介で、吉澤瑛師さんは「トオル、って名前でやってんだよね、今」と自己紹介。そしていつもキャラメルボックスを観に来てくださる寺田康彦御大は、余裕のピコピコ音っ(←そんな表現っ?!)。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 実は。
 以前にどこかに書いたことがあるのですが、僕は「解散コンサート」「限定再結成ライブ」とかには行かない、というか、興味が無い人なのです。なのに、なんで今回は行ったのか、ということなのですが、石田さんたちにお世話になっている、とかそういう大人の事情でもなんでもなくて、「Scudelia Electro再結成ライブ」のニュースを聞いたときに、単純に心が燃え上がったのです。
 2005年に解散が発表された時も、「あ、そうですか」ってくらいの感じでした。直後に控えていた『CARAROCK FESTIVAL』に出てもらうことが決まっていたの、どーすんですか、ってことが気になったくらいで。じゃぁ、好きじゃないんじゃないの、という疑惑も出ますが、そうではなくて、なんというのでしょう、Scudelia Electroって「5人組のギターロックバンド」みたいないわゆる人気バンドっぽいチームではなく、そもそも緩い繋がりの大人な3人なので、レコード会社との契約上「解散」があったのだなぁ、という理解でした。
 なので、解散したところで聴かなくなるわけではなく、僕のiPhoneには常に入っていて、選曲していていき詰まるといつも立ち戻って聴くアーティストのトップであるわけで。つまり、バンド活動をしていなくても僕にとってはリアルタイムなアーティストで、時が経っても古くならない人たちだったわけです。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 そんなわけで、始まって数曲目までは物凄い緊張感と興奮だったのですが、聴いているうちに次第に「若干ひさしぶりのライブ」くらいな感じになってしまいました。
 ベテランアーティストたちの丁々発止の演奏は、やはり圧巻。
 よく「グルーヴ感」という言葉が使われますが、このバンドの揺らぎ方は、本当に心地よく、特に「霧雨」の大きな揺れは、もう、天国の上で温泉につかっているかのような夢心地……!!
 そして、キャラメルボックスではおなじみ過ぎる『さよならノーチラス号』を、石田さんのライブとはまた違ったアレンジで。寺田さんのピコピコが入っているぶん、メンバーはバリバリロックな人たちなのに、普段の石田さんのライブでのロックっぽい演奏では無くディスコっぽい感じなのが不思議。でも、このピコピコがScudelia Electroなんだなぁ、というか。
 
1238046_586421034757104_1836759994_n.jpg
 アンコールの最後は、「サマーレイン」でタテノリ。
 ライブハウス「Fever」全体が揺れてるんじゃないか、ってくらいの盛り上がりで、幕を閉じました。
 その後もずっとアンコールの拍手は鳴り止まず。「今日はもうおしまいっ!!もうやんないよー」と運営側の方が声をかけても、諦めきれないファンの皆さんは拍手をし続けます。が、しだいに一人減り、二人減り……最後は僕と数人だけが拍手していた状態で、終わりました(←お前かっ!!してたのはっ!!)。
 
 終演後、楽屋でご挨拶。
 いつも通り、ひょうひょうとした石田さん。「またキャラメル観に行くねぇー」と寺田さん。ニコニコしてる吉澤さん。ぶっ倒れてるトーベンさん。何も無かったかのように渋い笑顔のテツさん。
 
 終わってみて思ったのは、「解散」というのは事務的なものであって、このバンドはいつもあり続けるんだな、ということ。
 精神的には、この人たちは「結成」の前から繋がっていて、「解散」の後もそれぞれがそれぞれの場で活動し続けてきているわけで、「方向性の違い」という名の仲違いをして分かれたわけではないんだ、ということがありありとわかりました。
 
 これを機会にアルバム製作でもしてくれようもんなら、当然、即、キャラメルボックスで一本芝居を創らせていただきますからねっ!!何年後でもっ!!

 ◇          ◇          ◇

写真は、江隈麗志さん撮影。
石田さんの所属事務所・emcからご提供いただきましたっ!!
ありがとうございましたっ!!


2013-09-30 13:36  nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

メッセージを送る

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。