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もうすでにお客さんに観てもらうの待ち状態!!『鍵泥棒のメソッド』W&B第一回通し稽古が終わりましたっ!! [『鍵泥棒のメソッド』]

 一昨日「WHITE」キャスト、昨日「BLACK」キャストのそれぞれ1回目の通し稽古がありました。
 
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 今公演はダブルキャストということもあって稽古期間を長めに設定してあるため、このスタッフなどに見せるためのいわゆる通し稽古の前に、何度も通してあったとのことで、「初めての通し稽古」というムダな緊張感は無くて、むしろ「どやっ!!」と見せつけられた、という感じでした。
 岡田達也は、本番では許されない稽古場限定アドリブで、その場にたまたま通しを観に来ていた筒井俊作のことをネタに盛り込んだり、石原善暢はせっかく二枚目なのにその関西人の気質を隠しきれず果敢に新ネタに挑戦していたりして、余裕さえ感じる通し稽古でした。
 
 もうすでに、なんというのでしょう、芝居がお客さんに会うのを待っている、という雰囲気。
 
 演劇って、稽古場で積み上げたものを劇場で演じる、というそれだけのものではありません。おそらく、稽古場で積み上げられたものそのもの、という純粋な状態が見られるのは初日だけ。これは、お客さんに来てほしくて言っているわけでもなんでもなくて、「芝居」っていうのは観ているお客さんの視線や息遣いや笑いなどの反応によってようやく息が吹き込まれるものなのです。だから、通し稽古の段階でも、その場に来ているその日初めてその芝居を観る出演していない劇団員やスタッフたちのリアクションを狙って役者達は大サービスしたりするわけです。
 
 映像のドラマは、演出的には前もって見る人を意識して作りつつ純粋に出演している人と人との関係性を描き出していくわけですが、舞台の場合は、見にきてくれる人を意識して前もって作るという意味では一緒ではあるものの、見せるのは画面越しではなく劇場で、役者と見る人を隔てているのは空気だけ、という状態です。
 だから、実際にお客さんに見られた時に、その反応がその場で芝居に影響を及ぼし、極端なことを言ってしまえばストーリーそのものが変わることはなくても芝居全体の「観後感」が変わってしまうことがあるのです。
 
 だからやっていて楽しいわけですが、逆に言えば、観に来てくださるお客さんの心に響かなければそういう化学反応が起きずに終わってしまうわけです。なので、演出家はもちろん、役者達も、お客さんが響いてくれるためにはどうすればいいか、ということをたくさん仕込みます。笑ってくれる、だけではなくて、感動していただくためにはどうしゃべるのか、どういう表情をするのか、どう動くのか、相手役とどう絡んでどんな会話のキャッチボールをするのかというようなことを、緻密に緻密に作り上げていくのです。
 
 で、昨日と一昨日の通し稽古は、そういう「お客さん待ち」のいろんなことが散りばめられていて、もしくはいろんなことを模索しているのがよくわかって、もうこいつら、早くも一刻も早くお客さんの前でやりたい気分になっちゃってるなぁ、というのをひしひしと感じる芝居になっていました。
 なんというのでしょう、初日に向けて完成度を高めていく、というのはもちろんなのですが、それを越えて舞台に出たくてうずうずしている感じ。犬で言ったら、しっぽをぶんぶん振って走り回っている状態とでも申しましょうか?!
 
 そのブログから、キャラメルボックスのみんなのことが大好きでしょうがないことがよく伝わってくる、キャラメルボックスのジャイアンこと岡田達也。飄々としてゲームばっかりやっているように見えて昨秋にはなんとも過酷な独り芝居『審判』に、自らを投じ、昨年は10作品の舞台に立った多田直人。不動のヒロイン・岡内美喜子。……そんな、WHITEキャスト。
 
 もう、ここ何年かほとんど休むこと無く舞台に立ち続けた上に映画テレビにも出まくってきて自らのプロデュース公演も行った阿部丈二。逆に昨年の秋の『ケンジ先生』から、間に『ショーシャンクの空に』はあったもののお正月からじっくりお休みした畑中智行。客演の舞台に次々と立ち続けてきた笑顔神・渡邊安理。
 ……そんな、BLACKキャスト。
 
 やっている本人たちがウキウキワクワクしているのがこれだけわかるんですから、もう、劇場でこいつらと出会ったら、大変なことになりますよ、みなさんっ!!こんなに長いことキャラメルボックスと付き合ってきた僕でさえ、そのウキウキワクワクパワーに吹っ飛ばされて、通し稽古なのに、エンディングで思わず拍手しそうになってしまったくらいですからっ!!
 
 さぁ、あと10日で初日。
 是非、5月10日(土)のサンシャイン劇場初日に、初めての客席からのリアクションを役者達にぶつけにきてくださいっ!!

■『鍵泥棒のメソッド』詳細
http://www.caramelbox.com/stage/keyoflife/


2014-05-01 11:14  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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土曜日に初日が開きましたが、また明日の火曜日に初日がやってくる『鍵泥棒のメソッド』。 [『鍵泥棒のメソッド』]

 またまた、例によって、初日が開いて2日経ち、休演日を迎えました。
 ……またまた、というのは、このブログの話。だいたい芝居作り、というのは、「初日」が最高潮に忙しい、ということが判明しているわけですが、何度「初日」を迎えても慣れません。
 で、「初日は最大級に忙しい」ということを、その当日に「あぁ、やっぱり初日は最大級に忙しい」と認識するわけですが、翌日になると忘れてしまい、また次の初日が近付くと「まぁ、何度も初日は迎えてるんだから今回は淡々と処理していけば大丈夫でしょ」と、いつもいつも油断してナメていて、毎回毎回痛い目に遭う、ということを29年間繰り返している感じです。
 
 今でこそTwitterなんていう便利な140文字の短文投稿サイトがあるので、辛うじて加藤昌史が生きていて、なんだか忙しいらしいということはお伝えできるわけですが、とにかく初日ってものは、わーーーーーーーっと始まってわーーーーーーーっと終わる感じ。その1日の前後に起きたことを、かつては全てこのブログに書いていたことがあるんですが、もはや諦めてしまったほど、普段だったら1週間分くらいのことが1日前後で起きて処理して終わっていくのです。
 
 伝えたいことがたくさんありすぎて伝えきれずに終わる、というのは、あまりにももったいないなぁ、と思うので、Twitterはちょっとはいいんですが、それにしたって、140文字では絶対に伝えられないのが初日に起きている細かいことたち。もはや、初日の朝から晩まで、加藤昌史にオンボードカメラを取り付けて24時間ニコニコ生放送をしてみたらどんなに面白いか、と思うくらいです。
 で、僕でさえそんななので、舞台上ではもっともっといろんなことが起きていると思うのですね。僕としては、出演者全員にオンボードカメラを積んで、それを全部見てみたい、とも思うわけですが、それを見るために24時間×人数分の時間がかかる、と思うと、そんなことをしてるうちに公演が終わっちゃうので「もーいーや」って放棄せざるをえません……。
 
 と、そんなふうに出演者とスタッフ全員が、極端な話、食事も落ちついて取るヒマが無いくらいに圧縮された時間と仕事量を注ぎ込んで作りあげる「初日」。
 
 今回は、内田けんじ監督の人気作品『鍵泥棒のメソッド』を、見た瞬間に「舞台でやりたい」と思ってしまった成井豊が舞台化してしまったわけですが、初日をご覧くださったベテランのお客さんたちからは「有りっ!!こういうの、もっとやってほしいっ!!」とか、「最近のキャラメルボックスって"泣かせ"みたいなのが多かったけど、もともとはこっちが本業ですよねっ?!」とか、すごく嬉しい感想をいただきました。
 そうなんです。1986年の旗揚げ公演『地図屋と銀ライオン』からして、そして学生時代最後の作品である『子の刻キッド』にしたって、成井豊の舞台は「泣ける」というよりも「スカッとした観後感」が持ち味だったのでして、後半戦にぐわわわっという感情のぶつかり合いを見せる、という芝居は『ヒトミ』を上演して以降の、割りと新しいタイプのものなのです。
 
 だからといって今回の『鍵泥棒のメソッド』が「泣けない」かと言うとそんなことはなくて、でも、主人公に感情移入して後半戦ずっとじゅるじゅるしてる、というのではなく、「えぇヤツや……」とか「きゅんっ!!」とか「わかるわかるっ……」とか「よくやったっ!!」みたいな、そういうのが積み重ねられていって最後にガツンっ!!スカッ!!とくる、という感じですね、僕の場合。
 
 で。
 そういう観後感を作るための裏の作業や努力というのが、「感情」を積み上げていくタイプの芝居と違って、「演技」だけではない「人間としての力」をみんなが注ぎ込んでいかなければならない、というか。
 変な言い方ですが、こういう芝居を「商売」としてやろうとしても、やってくれる「役者」はいないんじゃないかなぁ、と思うわけです。こんなことを、オーディションで集めたプロの俳優さんたちにお願いしても、「それはオレたちの仕事じゃない」って断られそうなことを、キャラメルボックスでは劇団員の出演者全員に担当させて、在籍29年のベテランまでもがそれらをやっている、というわけ。
 これが、キャラメルボックスが「劇団」ではなくて「演劇集団」という名前の集団である、ということのあらわれなのではないでしょうかね。
 
 リハーサルを見ていて思ったのは、これはもはやストレートプレイとかセリフ劇というジャンルでは無くて、大規模マジックとかイリュージョンとかサーカスとかの領域に立ち入っちゃってるんじゃないか、ってこと。
 
 たとえば、昨年秋に多田直人がやった「独り芝居 『審判』」なんて、もう、「演劇」の究極そのものだと思うのです。役者の演技力と人間力を極限まで使って肉体と精神力全てを注ぎ込んで見せる、という。が、今回の『鍵泥棒のメソッド』は、そういう力を注ぎ込んだ上にもっとやれ、なおかつチームプレイで、みたいなことを役者達に要求している、というか。
 
 というわけで、役者の演技がグッときておもしろいのはもちろんのこと、役者たちが「組み体操」や「集団行動(行進パフォーマンス?)」に必要であろうことまでやっているのが今回の舞台なので、観る側も全身で感じて全身で愉しむことができるのではないかと思います。
 
 で、その緻密に組み上げられた作品を、ダブルキャストでやろう、ということになった時、その組み上げ方をもう一度やらなきゃいけなくて、昨日の昼の回が終わった後にもう一度「場当たり」をやりました。そして明日の夜に、土曜日に初日を開けたBLACKキャストではなくてWHITEキャストの初日を開けるわけですが、その昼間にはそのゲネプロもやります。
 そうなんです、明日、また、「あの」初日がやってくるのです。……ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
 
 というわけで、休演日とは言え、今日も気を抜けずに終わっていきます、きっと。
 
 当分劇場には来られない、という方も多いかとは思いますが、なんか最近ピリッとしてねぇよなぁー、というようなモヤモヤした感じがしてる方は、とりあえずサンシャイン劇場に来てみてください。なんか、観終わった後にシャキシャキしてる自分がそこにいることを感じてしまうのではないかな、と思いますっ!!(←よくわからないかもしれませんが、そんな感じの芝居なんです)
 
 では、劇場でっ!!


2014-05-12 09:36  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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★★★当日半額券「ハーフプライス・チケット」について★★★ [『鍵泥棒のメソッド』]

★★★当日半額券「ハーフプライス・チケット」とはっ?!★★★

◆なんと、1989年以来、キャラメルボックスがチケットぴあに協力していただいてず〜〜っと続けているサービスなんですっ!!

◆ブロードウェイやロンドンなど演劇が日常のエンターテイメントとして根付いている街では当たり前の、当日まで売れ残ったチケットを半額で販売するシステムで、キャラメルボックスの場合は公演ごと、公演会場ごとに発売場所は異なります。

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◆公式ホームページ( http://www.caramelbox.com/ )だと、公演詳細情報のページの「タイムテーブル/空席情報」の下の方に書いてあるので、長年やっている割りには、意外に知られていませんっ!!

◆販売価格は、基本的な「S指定席」の半額です。が、混んでいる日はS席ではない席も混じることがあるなど、お席がどこになるかはわかりませんので、「よりよいお席を」という方はネット予約などの「定価での予約」をお勧めいたします。

◇          ◇          ◇

★★★今公演『鍵泥棒のメソッド』のハーフプライス・チケット販売★★★

※公演日程や開演時間は、公式Webページでご確認ください。
http://www.caramelbox.com/stage/keyoflife/

★★★サンシャイン劇場公演★★★
公演当日の10:00から開演の1時間前まで、下記のチケットぴあで当日まで余ったお席を3,650円でお求めいただけます。
池袋
ちけっとぽーと池袋パルコ店6階
【有楽町】
東京国際フォーラム・チケットセンター
※休館日はぴあもお休みです。有楽町店舗でお求めください。

★★★新神戸オリエンタル劇場公演★★★

公演当日の11:00から開演の1時間前まで、下記のチケットぴあで当日まで余ったお席を半額でお求めいただけます。
【神戸】
ちけっとぽーと三宮店・B-WAVE内
【大阪】
HEP FIVE店(梅田
阪神プレイガイド(梅田)
ちけっとぽーとなんば店(難波)
※休館日はぴあもお休みです。別の取扱店舗でお求めください。

◇          ◇          ◇

「とりあえず観てみたい」とか「もう1回観たーいっ!!」などの場合に、是非ご利用くださいっ!!
特に平日のステージはかなり良いお席が発売されていることがありますのでオススメですっ!!


2014-05-13 09:18  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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★断言★『鍵泥棒のメソッド』上演時間は120分ですっ!! [『鍵泥棒のメソッド』]

★★★『鍵泥棒のメソッド上演時間は120分★★★

 今回、特にお問合せが多いのですが、『鍵泥棒のメソッド』の上演時間は120分、つまりジャスト2時間です。

 ただし、開演前に「前説」があって、定刻より数分遅くまでしゃべっているのと、終演後に「カーテンコール」や時によって「アンコール」があることがあって、コレはどこまで続くか僕たちにはわかりませんので不確定要素です。
 ただ、少なくとも、たとえば19時30分開演なら、21時40分にはお席を立って劇場を出ることができる、と想定しておいていただいて間違いないと思います。

 また、劇場を出てから東京駅の新幹線ホームまでは、ちょうど60分かからないくらい、ということが判明しています。ただしこれは地下2階から通じている地下連絡通路を使って東京メトロ有楽町「東池袋」駅をご利用いただく前提です。JR池袋駅まで行くとなると、人の流れや多数の信号の繋がりなどもあって、かなり時間が読めませんから、お急ぎの方は地下鉄ご利用をオススメいたします。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 キャラメルボックス公演は、よほどのことが無い限り2時間を越えることはありませんし、不思議なことに100分くらいを目指しているのになぜか初日が開くと120分になっている、ということが多いです。
 
 ちなみになぜ2時間を越えることが無いかと申しますと「そう決めてる」からです。
 人間の集中力って、どんな人だって2時間が限界だと思うんです。どんなに面白い芝居だって映画だって、2時間を越えると「もーいーよ」って思ってしまうんですね、僕は。なので、キャラメルボックスでは「なにがなんでも120分」という前提を、演出家に守ってもらっています。もし越える場合は僕が台本をカットしてでも短くしてもらいますからね、と、念を押してありますが、僕にされちゃうくらいなら、と、大抵は前もってカットされていきます。
 
 ただし、過去に何度か2時間を数分越えたことがあります。が、これは、僕が通し稽古を観てみて、「これは越えても大丈夫」と判断したから。杓子定規に2時間を守ろう、ということではなく、上演時間に上限を作らないといくらでもいろんなことをやりたくなってしまうのが劇作側だ、という認識のもとに作ってある約束事なのです。
 これによって無駄(←あくまでも観る側としての)がそぎ落とされて、観やすいお芝居になっているのではないかな、と思っています。
 
 ちなみに、サンシャイン劇場などの中劇場公演では120分ですが、小劇場でやっていた頃は90分が上限でした。コレは、狭い劇場に押し込められて耐えられる限界は90分だろう、と僕が判断したからです。なので僕は、基本的に中劇場では2時間、小劇場では90分を越えるらしい、とわかった時点で、どんなにスケジュールが空いていても、仲が良い人がやっていても、観に行きません。……あ、商業演劇などで二部構成の場合は休憩までの時間、ということで判断してますが。
 
 全国の演劇をやってるみなさん、是非、「観る側の生理も考慮して上演してくださいねぇ〜っ!!


2014-05-13 13:35  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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★終わりますよっ?!★今日からついに東京公演最終週の『鍵泥棒のメソッド』っ!!音楽がいいっ!!そして、生放送も連発中っ!! [『鍵泥棒のメソッド』]

 ついに、今日から『鍵泥棒のメソッド東京公演が最終週に突入します。初日が開けて以降、「そんなにぃっ?!」とやっている側がびっくりするほどお客さんが喜んでくださっているのを見ても「ほんとにぃ?」と思っていたのですが、第2週に入ってからの予約と当日券のお客さんの伸びは驚異的。空席状況は今日の午後には集計できていると思うのですが、最終週はかなり混んできているのではないかと思われます。

 「好評」かどうか、というのは、やっている側には基本的にはほとんどわかりません。
 「代表作は?」と尋ねられたら「今やっているコレです」って答えたいくらい、僕らはいつも毎公演毎ステージを全力でやっているわけなので、評判がいいから頑張るとか悪いから頑張らないとかは無いわけで……。そういう意味じゃぁ、「評判」がその場でわかったらコワイですわねぇ……。
 
 が、今公演で確実に感じているのは、石田ショーキチさんから提供していただいた2曲が芝居にハマりすぎてる、ってこと。僕だって、毎公演その時点で最高だと思う曲を芝居に合わせて選曲しているわけですが、「ハマる」というのは初日が開いてからわかることで、なんというのでしょう、その曲を受け止めた役者と、曲を受け止めた役者達がやる舞台を観ているお客さんが呼応して沸き上がる何かで溢れる劇場空間の高揚感、というか、そういうものがザクッと僕のところになんとなく届いてくる、という感じの感覚的なことなのでなんらかの判断基準があるわけではないのですが、『流星ワゴン』でSEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」がかかった時以来の「ハマリ度合い」のように思えます。
 
★★★石田ショーキチさんの書き下ろし曲がちょっと聴ける動画リンク

■エンディング曲「蒼天航路」が一瞬聴けるプロモーションビデオ
キャラメルボックス『鍵泥棒のメソッド』PV 「蒼天航路」Ver.
http://youtu.be/L_bquT0u1j0 

■ダンス曲『MOONBASE』に乗せて贈る『鍵泥棒のメソッド』ダイジェストビデオ
youtube→ http://youtu.be/t7y2M16mikk
ニコニコ動画→ http://nico.ms/1400585896 

◇          ◇          ◇ 
 というのと、「まさかの期待通り」という言葉も聞きます。映画の『鍵泥棒のメソッド』をご覧になっている方々が「まさかあのシーンは舞台ではなんらかの変更をしちゃうでしょー」と思っていた、冒頭のお風呂屋さんのシーンを、まさか29年もやってきている劇団が、まさか本当に脱いで、まさか本当にセッケンで滑って、まさか本当に飛んじゃうなんて、というご感想。ここは、脚本の段階でも稽古場でもいろいろと試行錯誤はあったんですが、やるとなったら本気でやっちゃうところがウチの人たちの凄いところですねっ!!
 
 そして、「まさかのしっとり泣けないキャラメルボックス」というご感想も耳にします。「泣けなさすぎて泣けてきた」なんていう方もいらっしゃいました。そうなんです、今公演は、全編ハイテンポで走り続ける芝居。笑わせ続ける芝居。ただしその「笑い」は、ネタではなく、次々と出てくる登場人物の面白さやそれを膨らませた役者達の面白さによるもので、そこまでせんでも、と言いたくなるくらいに全力で繰り出してくる「演技」によって、フィクションという名の海の中に放り込まれてもみくちゃにされているような知的快感の渦に巻き込まれる、と申しますか。出てくる人物たちが魅力的すぎてひとりひとりにキュンキュンしているうちに全員が好きになって、彼らが次に何を言うのか何をするのかから目が離せなくなって、知らないうちにその満員電車のような物語のうねりの中で翻弄されている自分がこのうえもなく楽しくなっている、というようなそんな感じなのです。
 
 1990年代に「アコースティックシアター」というシリーズができてから、キャラメルボックスは若干静かなお芝居をやるようにもなってきてはいるのですが、実はこっちが本来のキャラメルボックス。
 楽しすぎて、嬉しすぎて泣いちゃう、っていうようなエンディングが、この劇団の素敵なところだと思っています。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 で。
 今公演では、ニコニコ動画の「キャラメルボックス・チャンネル」という公式ページで、毎週日曜日に3時間半の楽屋からの生放送をやってきています。が、実はそれ以外の日には、僕が個人の「ニコニコミュニティ」で、個人の生放送をほぼ毎日やってきております。
 公式の生放送は、舞台を生放送するわけではなくて、舞台をやっているまさにその劇場の楽屋で、舞台のモニターを見ている僕が司会をして劇団員が時々現れてゲストになってしゃべっていく、というようなもの。そして個人の生放送は、本当に僕が思いついた時に突然予告なく楽屋や他のいろんなところで始めるもの。
 まぁ、そもそも書くよりもしゃべる方が本業(?)なのが僕ですから、前説やバックステージツアーに加えて生放送で1時間しゃべる、なんて日常。餅は餅屋、と申しますか、まぁ、ブログやFacebookよりもマメにやってる、ということからもその気楽さがわかるのではないでしょうか……?!
 
 昨秋に始めたニコニコ動画なんですが、演劇は時間と空間をいっしょに過ごすものだとすると、ニコ生はネットを通じて時間をともに過ごすもの。ちゃんと作り込まれた舞台や映像作品じゃなくて、少なくとも僕はあなたがその時間を過ごしている時にここにいる、ということだけは伝わるし、キャラメルボックスが舞台をやっているすぐその横にいる僕が世界中の人と同じ時間を共有している感覚、というのが非常に演劇的だなぁ、と思って続けています。
 もちろん、劇場に来ていただいて舞台を観ていただくのがベストなわけですが、それを全てのお客さんに求めるのは当然無理な話なので、劇場にいらしていない時にも、劇場にいる僕たちとおしゃべりができる、という不思議な感覚を味わっていただけると思います。
 僕らにとって毎日劇場にいて毎日ステージをやっているのはあたりまえなわけですが、お客さんにとってはそれはTwitterとかでしか感じられなかったことだと思うのですね。が、ニコ生のおかげで、かなりリアルにそれを感じていただけるのではないかと思います。そして、そんな「劇場の日々」がどれほど楽しいのか、ってことも伝わっていけば、劇場に行きたくても行かれないという皆さんの日々もちょっとだけでも楽しくなってもらえればいいな、と思っています。

★★★ニコニコ生放送関連リンク
■演劇集団キャラメルボックス in ニコニコ動画(キャラメルボックス・チャンネル)
http://ch.nicovideo.jp/caramelbox2525

■加藤昌史コミュニティ
http://com.nicovideo.jp/community/co2185450

■そんなキャラメルボックスの取り組みについてITmediaさんがインタビューしてくださった記事
「ニコニコ動画が変えた新しい演劇の見方――劇団キャラメルボックス、舞台を生放送する理由」
ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/09/news014.html @itm_nlabさんから

◇          ◇          ◇

 さぁ、最終週っ!!キャラメルボックス『鍵泥棒のメソッド』、もう残りはこれだけです。
27(火) 19:30◇
28(水) 19時◆
29(木) 14時◆
29(木) 19時◇
30(金) 19時◆
31(土) 13時◇
31(土) 18時◆
6/1(日) 14時◇

 可能な方は、是非サンシャイン劇場へっ!!
 そして、関西方面の皆さん、神戸公演までのカウントダウンが始まりましたよぉぉぉぉぉっ!!

◇          ◇          ◇
2014-05-22-18.41.25.jpgでっ!!

先週の土曜日に、突如「『TRUTH』Tシャツ」を発売開始っ!!
何故『鍵泥棒のメソッド』で『TRUTH』っ?!……と突っ込まれるのが楽しみで作ってみたのですっ!!

だってね、その公演のTシャツを作っちゃうと、それはそれで記念になって嬉しいんですけど、すぐに終わっちゃって、終わっちゃうとなんだかものすごく寂しい気分になるんですよ、僕。なので、次の公演を楽しみにできる方がいいんじゃないかな、と思ったわけですっ!!

モデルは去年の新人の木村玲衣。もう一人の前説助手の金城あさみとともに、前説の時に着てもらってます。

銀色のプリントが光る表面、そして背中側には公演日程も入っているので忘れずに済みますっ!!

色は杢グレーのみ、サイズはLとM。2500円ですっ!!


2014-05-27 10:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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