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★★★本日千秋楽!!生中継もします!!!!★★★『鍵泥棒のメソッド』東京公演千秋楽&ニコニコ生放送のお知らせ。 [『鍵泥棒のメソッド』]

 さぁ、ついに『鍵泥棒のメソッド』東京公演は千秋楽を迎えます。
 今日の、14:00開演で、ダブルキャストのWHITEです。
 
 チケットは完売。当日券は、ごく少数だけ販売します。
 
 劇場にいらしていただける皆さんは是非楽しみにしていただきたいのですが、行きたくても行かれないみなさんもたくさんいらっしゃるわけです。なので、キャラメルボックスでは今公演のこの千秋楽を「ニコニコ生放送」で生中継いたします。
 
 http://ch.nicovideo.jp/caramelbox2525
 
 ◇          ◇          ◇
 
 そもそもの始まりから書き始めたらきりがないのですが、なんとかこの「千秋楽」をたくさんの人たちと過ごそう、と、1990年代からいろんな「生中継」の方法を試してきました。長ーーーーいケーブルで繋いで隣のホールで上映したり、通信衛星経由で全国に生中継したり、海外のサーバをお借りして劇場に何台ものパソコンを持ち込んでネット中継したり、本当にいろいろやってきました。
 が、それらは全て、限られた人たちにしか提供できないサービスでもありました。なんとか、もっとたくさんの人に見て欲しい、と考えれば考えるほどそれは困難を極めていき、「策士策に溺れる」ということにもなりかねない状態になっていきました。
 
 が、ついに、それらのノウハウを全て注ぎ込みつつ、しかしシンプルに、なおかつ限りなく「誰にでも」見られる方法で生中継できるサービスが、日本で誕生したのです。それが、「ニコニコ生放送」なのです。
 
 そのサービス名から、おふざけっぽいとか、オタクっぽいとか、いろんなことを感じられる方がいらっしゃる模様ですが、これまで海外発のものが多かった動画配信サービスの中で、コレは純国産と言ってもいいのかもしれません。
 画面上にリアルタイムでコメントが流れる、というのが有名ですが、落ちついて見たいときはコメントを表示しないモードも用意されているので問題無し。コメントで盛り上がりたい人は使えばいいし、じっくり見たい人は一人で楽しめばいい、という自由度があります。
 そしてまた、なんと言っても、通信費や通信速度の問題は別にして、スマホでも、なんとほとんどの「ガラケー」でも見られてしまうのが「ニコ生」の凄いところ。
 
 そもそも、元々「ニコニコ動画」というものは、ザクッと言えば中高生がアニメとかの動画を楽しむことから始まったサービスなので、パソコンユーザー向けの海外の動画配信サービスとは進化の仕方が逆。ケータイからスタートしている、とも言えるわけです。なので、有料配信の支払い方法もクレジットカードだけではなくて携帯会社の決済も使えてしまいます。
 
 キャラメルボックスでは昨年の秋からその「ニコニコ動画」でサービスを開始して、今年に入ってから正式に「演劇集団キャラメルボックス in ニコニコ動画」という公式サイトをスタート。数々の生放送や動画配信を行ってきました。
 そしてその取り組みに関しては、ITmediaが「ニコニコ動画が変えた新しい演劇の見方――劇団キャラメルボックス、舞台を生放送する理由」という記事で採り上げてくださるほど、注目される至りました。
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/09/news014.html 
 
 ◇          ◇          ◇
 
 今公演では、初日が開けてから、僕は僕で独自の「コミュニティ」を作って、公式とは別に独自の生放送を続けてきました。
 「ニコニコミュニティ キャラメルボックス製作総指揮の加藤昌史が唐突にしゃべってみた」
 http://com.nicovideo.jp/community/co2185450

 毎日続けることで、ニコニコのユーザの皆さんの意見をひとりひとりから聞くことができ、今回の千秋楽の中継をどうするか、どんなふうにやったら楽しいか、ということを模索して、つにその日に臨む、ということができることになりました。
 
 今まで「商業的」な舞台があまりネット配信されてこなかった事情なども、その独自の放送で語り、キャラメルボックスが生放送を行うことの演劇的な意議や、演劇界全体に向けてのメッセージも理解していただけるようにしてきたつもりです。
 
 配信する映像そのものは、カメラ一台でアップにしたり全体を見せたりするというもの。「なぁんだ、1カメかぁー」と、一刀両断に諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大間違いです。1990年代からキャラメルボックスの舞台を撮り続け、DVDの編集もし続けてきた製作部の庄村拓也本人がカメラを回す映像。保証しますが、あなたが見たい「瞬間」は、必ず庄村は捉えてお見せするはずです。
 
 映画『鍵泥棒のメソッド』を制作されたみなさん、今回の舞台『鍵泥棒のメソッド』に音楽を提供してくださったアーティストの皆さんやその関係者のみなさん、ひとりひとりに許諾を得るためにギリギリまで発表が遅れてしまったこの生放送。
 はっきり申し上げて、これは、事件なんです。演劇界においても、ネット配信の領域においても、エンターテインメント界全体においても、画期的な出来事なのです。
 
 そして、あなたは、希望すればその目撃者、そして体験者になれるのです。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 なんとか、今日の14:00までに下記のページをよく読んで、「キャラメルボックス『鍵泥棒のメソッド』東京公演千秋楽生放送」にたどり着いてください。
 お待ちしています。
 
 「演劇集団キャラメルボックス in ニコニコ動画」
 http://ch.nicovideo.jp/caramelbox2525


2014-06-01 08:48  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『鍵泥棒のメソッド』があったからこそ、今『TRUTH』が楽しみなのです。 [『鍵泥棒のメソッド』]

 『鍵泥棒のメソッド』が終って1週間が経ちました。
 「泣けないキャラメルボックス」とか「観終わった途端にもう一つのキャストを観たくなる」とか、いろんなことを言われ続けて、リピートされる方も多かったですが、なによりもやっている側が無茶苦茶楽しんでいたというのが側に居てもわかる公演でした。

 『ヒトミ』&『あなたがここにいればよかったのに』の後だった、ということもありますかねぇ、キャラメルボックスの場合は劇場公演とかプロデュース公演と違って劇団なので、脚本・演出の成井豊が「こういうのをやりたい」というのをやり続けていくわけですが、静かな芝居の後には激しいの、という、やっている側のバランス感覚もあったりします。
 
 で、感情をギリギリまで追い詰めて絞り出すような芝居をやった後に、こういう、とにかく出演者たちの技術や感情の極限を瞬間で噴出させる必要があるような舞台をやる、というのは、やっている側にとってものすごくバランスが取れるような気がします。もちろん出演しているメンバーは作品ごとに変わっていくわけですが、演出や製作は変わらないわけなので、あの後にこれ、というのはとても精神衛生上助かります。
 
 ……という自分の都合は別にして、今回ほど、2000年以降入団組が主力になった、ということを実感させられる舞台は無かったように思います。いえ、もちろん西川や大森、岡田達也や大内厚雄や前田綾や岡内美喜子も健在なのですが、ここ10年で頑張って来た畑中智行以降の阿部丈二と多田直人たちの世代が達也たちと肩を並べていても若手っぽい空気が無くなったどころか堂々たる主演としてセンターにいる感じになった、というのが今回の印象でした。
 
 そして今回の『鍵泥棒のメソッド』の見どころの一つである、「役を演じている人が別な役を演じているところを演じている」というような、「演じる」ことの重層構造とも言える脚本に挑戦して、それをちゃんとエンターテインメントとして、確固たる技術を使って演じきり、それによって客席を笑いの渦に巻き込んでいた、ということが僕にとっては収穫で、そういう技術のせめぎ合いみたいなものがステージを重ねるごとにより複雑に、より高度になって行くのが、毎日付き合っていて全く油断ならないところでもありました。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 僕はと言えば、昨冬の『ウルトラマリンブルー・クリスマス』から期せずして6年ぶりくらいに「前説」に復帰して毎ステージお客さんの前でおしゃべりするようになり、なおかつ時を同じくしてニコニコ生放送をやるようになって劇場に来たくても来られない方や全くキャラメルボックスのことなどご存じ無い方たちとネットを通じておしゃべりするようになり、また、終演後には中学・高校の演劇部の皆さん向け限定で「バックステージツアー」を行ってこれからの演劇人たち候補の方々とも直接言葉を交わすことができました。
 いずれも「生」のお客さんのリアクションに向き合う瞬間なわけですが、舞台に立つ役者達とは別の角度から感じることができたわけで、ものすごく大きな収穫となりました。
 
 昔に僕が前説をしていた頃は「加藤がやるのが当たり前」みたいになっていて、今にして思えばものすごい重圧の中でやっていた気がします。実を言うと、出る前に緊張で吐きそうになっていたり、楽屋に戻ってから倒れ込んていたりしたものです。まぁ、当時はメタボっていた、ということもあるわけですが。が、今はロビーでお客さんをお迎えすることの延長線上でお話しており、なおかつかつてより10キロ近く減量したのをキープしている上に酒をやめてしまったこともあって、前説をやった後に1時間のニコニコ生放送、その後終演後にバックステージツアーのご案内、なんてことを毎日やってもなんともない、という、元気にもほどがある状態。でもこれは、自分がどうこう、というよりも『鍵泥棒のメソッド』という舞台から届けられる元気が僕に乗り移ってしまっていた、というのが正解で、なんだかもう、いても立ってもいられないような、何かしていたくなる衝動に駆られ続けていた、という感じだったのでした。
 
 で、今、その感じは継続しています。『涙を数える』という番外の新作に目を奪われているサポーターもいらっしゃる模様ですが、むしろ今楽しみなのは再演の『TRUTH』。この作品をご存知の方は、「あのメンバーでやったあの舞台は越えられないでしょ」と思われるかもしれませんが、いやいや、キャラメルボックスのこの10年の劇団としての進化の結果が『鍵泥棒のメソッド』に表れていて、「ネタ」ではなく「人」であれだけの笑いを生み出すことができるようななったわけで。テレビを見ていても、本当に笑えるのは「ネタ」ではなく「人」である、というのはわかると思いますが、まさにその「人」が、この10年でかつて無いほどに磨かれてきた、と思うのです。
 
 そして、それができる人たちが今、人と人の人生と思いがぶつかり合う幕末劇に立ち向かおうとしているのです。なおかつ再演ですから過去の上演の時の経験は踏まえて自分のものとして取り込んだ上でさらなる高みを目指そうというわけですから、面白くならないわけがありません。
 つまり、初演をやっていたメンバーとほぼ顔ぶれは変わるわけですから、今回、堺雅人さん・香川照之さん・広末涼子さんが主演した『鍵泥棒のメソッド』を舞台化したように、次回は昔のキャラメルボックスがやった『TRUTH』をあらためて「舞台化」する、という感覚なわけです。
 
 良くするための材料をたくさん持った状態で臨む夏。
 
 TRUTH=真実、とは。
 友、とは。
 生きる、とは。
 
 深いようで、当たり前のことを、目の前のあいつらが必死で演じます。
 まもなく稽古開始です。

 ◇          ◇          ◇
 これから前売を買おうとしていらっしゃる皆様にお勧めなのは、初日のチケットをお求めいただくこと。
 「芝居はナマだからやっぱり練れた後の後半だよね」という、演劇通っぽい考え方は捨ててください。キャラメルボックスは、初日が完成品です。そこから先はバリエーションです。稽古場で創られた、まっさらな『TRUTH』をまずご覧いただき、ご感想をお伝えください。映画と違ってなにしろナマなので、もう1回観たい、と思っていらしていただければなんと違うお芝居が観られます。
 
 「違うお芝居って言うけど台本は一緒でしょ?」って思われたあなた。
 家族と毎朝交わす「おはよう」という挨拶は毎日一緒ですか?
 毎朝乗る通勤電車の中で起きることは毎朝一緒ですか?
 ターミナル駅の人の流れは毎日一緒ですか?
 あなたの好きなスポーツチームは毎日勝てますか?
 そして、あなたのコンディションは、毎日一緒ですか?
 
 人間が集まって一つの世界を生み出す「演劇」。「その日・その時・その人たち」で、日々変わっていくのが当たり前なのです。初日から変わっていく舞台の姿を追いかけてください、とは申しません。きっと映像でも生放送をしますからバーチャルな形での「二度目」は保証します。なので、是非初日(またはその近辺)に、劇場に足を運んでみてください。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 『鍵泥棒のメソッド』終幕直後に、阿部丈二がブログを更新しました。
 http://unitskyrocket0814.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html
 
 実は、今春から激しい腰痛と闘いながら舞台に立ってきており、敏感なお客さまからは「もしかして」とご心配をいただいてまいりました。が、入団10年目の今年、しっかり治すことを決意したとのこと。映像でも活躍し始めたばかりなので、今ここで治しておくことがこれからのヤツにとっては必須だと僕も思います。
 役者という仕事は、体という楽器と付き合いながら一生を懸けて続けて行くことができるものです。この試練を越えてからの阿部丈二もまた、楽しみにしておいてください。

 では、7月に劇場でお目にかかりましょうっ!!


2014-06-16 10:21  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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今日は、29回目のキャラメルボックスの誕生日です。生放送をやりますっ!! [製作総指揮としてのお知らせ。]

 今日6月30日は、演劇集団キャラメルボックスを結成してから29年目の誕生日です。1985年の今日、春に折り込みチラシで劇団員を募集して集まってきてくれたメンバーが高田馬場ビッグボックス前にキャラメルを持って集合。「きゃらめるぅぅぅっ、ぼっくすーっ!!」と叫んで散る、という学生ノリなことをしてからミーティングをしたんだったと思います。……その企画、誰が言い出しっぺだったのかは、今日の生放送で成井さんに聞いてみます……。

 この時にいて今もいるのは、成井豊、加藤昌史、真柴あずき、中村恵子(長期休団中)、伊藤ひろみ。正直なところ、土日だけ練習をする社会人劇団として旗揚げしたので、あんまり印象には残ってないんですよねぇ、この日のことは……。

 実は、結成記念日、っていうのは毎年来て、すでに29回目になるというのに、いまだかつてあんまりお祝いをしたことがありません。だいたい6月30日というのは、毎年サマーツアーの稽古が佳境になっている時期なので、何かイベントをやろうにもそれどころじゃない、というのもありますが。

 が、今年は、去年から始めたニコニコ動画があるじゃないかっ、ということで、15時から生放送を行います。
「★劇団結成記念日特番★『TRUTH』&『涙を数える』のメンバーは果たして出てくるのか?!6月30日はキャラメルボックス結成記念日なので特番してみた。」
http://ch.nicovideo.jp/caramelbox2525
 すでに成井さんには出演依頼をしてあるので、少なくとも僕と成井さんは出ます。
 あと、昼間に『TRUTH』、夕方からは『涙を数える』の稽古開始、という隙間を縫っての生放送なので、両方の出演者がちょっとでも来てくれたらいいなぁ、という感じです。

 劇団を結成してしばらくしてから、キャラメルボックスは公演のチラシに「第○○回公演」という記載をしなくなりました。
 それまでの劇団はたいていチラシに「劇団○○ 第○○回公演」と入れるのが慣例というか普通になっていたのですが、その「○○回」というのが数十回になっているのを見ると「あー、この劇団、ベテランさんなんだなー」と思ってしまって、フレッシュさを自ら消しているんじゃないかなー、と感じたのでウチはやめよう、と思ったのがキッカケです。
 今にして思えば、正解だったなー、と思うと同時に、劇団ができてから何回公演をやってきたか、なんて、見る側にとっては関係無いし、むしろ邪魔だったなー、と思います。実際、次回公演が第何回公演なのか、僕も知りません。おそらく、百数十回。
 ……ていうのと同時に、何年目か、なんていうのも、実は関係無いなー、と思ったりしていたこともあり、結成記念日っていうのをことさらに前面には出さなかったし、本人たちも意識してこなかった、というのが本当の事情だったように思います。まぁ、5年、10年、という刻みにはなんらかのことをしてきたわけですが。

 一人の人間が歳を取っていく、ということは祝うべきだと思うのですが、劇団って集団なので、毎年新しいメンバーが加わって誰かが去って行って、ということを繰り返して変化していくわけなので、その時その時が最新。毎年毎年が誕生日のようなものなので、結成記念日から何かが変わる、というよりも、誰かが加わった時にバージョンが上がる、というのが正解なのではないかな、と思います。

 なので、あくまでも「記念日」は通過点。自分たちは祝うのが恥ずかしいけど、この通過点があったから今があるわけで、結成していなかったら今は無い、ということ。なので、自分たちでお祝いする、というよりも祝ってくださる気持ちにお応えするために、今日の特番はやりたいと思います。

 やりますが、実は頭の中は『TRUTH』と『涙を数える』のことでいっぱいな人たちが出てくるので劇団結成の話より芝居の話になる公算が高いと思われますっ!!

■7月26日(土)初日
『TRUTH』
http://www.caramelbox.com/stage/truth2014/

■7月30日(水)初日
『涙を数える』
http://www.caramelbox.com/stage/namida/


2014-06-30 09:46  nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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