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「感動したっ!!すごいっ!!これは面白いっ!!」と読み合わせが終って真柴に言ってしまった『涙を数える』っ!! [『TRUTH』『涙を数える』]

 昨日、この夏の新作『涙を数える』の読み合わせがありました。
 
 ■『涙を数える』公式ページ
 http://www.caramelbox.com/stage/namida/
 
2014-06-30-19.22.41.jpg 出演者は、劇団員が多田直人、岡田達也、西川浩幸、坂口理恵、原田樹里。

 そしてゲストは次のお二人。
 
 ■辻本祐樹さん
 1985年1月12日 大阪府生まれ
 プロフィール http://www.granpapa.com/1251351533978/
 ブログ http://ameblo.jp/yuuki-tsujimoto/
 
 ■池岡亮介さん
 1993年9月3日 愛知県生まれ
 プロフィール http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000039/ 
 ブログ http://ameblo.jp/ryosuke-ikeoka-we/

 出演者の数がたったの7人、ということから連想されるのは、去年の『彼の背中の小さな翼』、『ずっと二人で歩いてきた』ですが、読み合わせが終ってみるといやはやまさかの真柴あずきのダークサイド!!『彼の背中の小さな翼』の時のように、岡田達也と坂口理恵をこき使って多田・辻本・池岡を活躍させる、という構成です(←見も蓋もないぞっ!!)。
 
 僕は、新作の公演の読み合わせが終わった後は直後に脚本家に感想を言うことにしています。なにしろ29年も一緒にやってきているのは、脚本の成井と真柴と僕だけですから、遠慮はしません。時には、「三分の一くらいカットして後半を書き換えたら面白くなるかもしれませんね」とか、「前半を半分カットして後半を膨らませたら盛り上がるかもしれませんね」と、「意見」のように見えて「つまんねぇぞー」と言ってるのと同じようなことを言ったこともありました。
 
 がっ!!
 今回は、「感動したっ!!すごいっ!!これは面白いっ!!」と、真柴に伝えました。並行上演している『TRUTH』のスピンオフ、ということで書き始めたはずのこの作品なのですが、もう、真柴の筆が走って、登場人物たちが生き生きとしていて、あいつがあいつを思う思い方、や、あいつのあいつへの思い方、や、あいつなりの屈折した思いを昇華させたあいつの行動、とかが、もう、きゅんきゅんしてしまい、あぁ、これは全員のことを思い浮かべながら「当てて」書いたんだな、ということがヒシヒシと伝わってきました。
 
 辻本くんや池岡くんの個人的なファンのみなさんもいらっしゃることと思います。「『TRUTH』のスピンオフ」ということで、『TRUTH』を観ておかなければいけないんじゃないか、と迷っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です、『涙を数える』を観ると、『TRUTH』が観たくなる、という筋書きになっております(←そっちかっ!!)。
 
 いや、確かに、『TRUTH』のキーマンである「長谷川鏡吾」という人物の過去の物語ではありますが、完全に独立して完結しているので、むしろこの『涙を数える』を見終えたときに「この話のその後が見たい!!」と思える、という感じ。しかも、その「見たい」未来は、『TRUTH』にも描かれていない部分も多かったりするので、真柴はすでに「上田藩青春群像シリーズ」としてあと10本くらい書いていくつもりなんじゃないか、とさえ思わされたくらいです。
 
 で。
 殺陣の振付と指導は、劇団☆新感線公演でも大活躍していらっしゃり、『TRUTH』でも殺陣指導に加えて出演までしてくださっている武田浩二さん。実は、台本を読んでいると、「おいおい、こんなにっ?!」というくらい、「ト書き」に闘いの記述が……!!昨日は昼間に『TRUTH』の稽古があって、そっちの出演者が「初演とかと全然違う、大変なことになってますぅ……」と、キツそうな、それでいて嬉しそうな表情で語り合っていましたが、こっちも大変なことになりそうな予感。ていうか、間違いなく、息をしているヒマが無さそうですっ!!
 
 チケットは、土日はかなり埋まり気味ですが、まだ大丈夫。
 これを見逃すのは相当痛いことになりそうなので、お早めにご予約をぉぉぉぉっ!!


2014-07-01 09:38  nice!(4)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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ついに7月9日(水)夜!!多田直人主催で、役者企画によるニコニコ生放送が行われますっ!! [『TRUTH』『涙を数える』]

 昨秋、僕がおもしろがっていきなり始めたニコニコ生放送。いろんな生放送をやったり、過去の作品をノーカットで放送したり、なんと上演中の作品を本当に生放送したり、とやってきたのが「演劇集団キャラメルボックス in ニコニコ動画」こと、通称「キャラメルボックス・チャンネル」。

 で、僕はそれと並行して裏番組をやったり、本放送のテスト用に自分個人の「ニコニコミュニティ」を作って個人放送をバリバリやっておりまして、そういうのに、その場にいた役者に出てもらったりしてきておりました。

 がっ!!
 そういうのに出たり見たりしていた役者達が興味津々だ、ということには気づいていたのですが、ついに、新しもん好きの多田直人が動きましたっ!!それがこれっ!!


 もちろん、誰でも見られて、タダですっ!!……いや、無料ですっ!!

 今、出演者たちに出演交渉までタダが……いや多田が、自分でやっている、とのこと。
 果たして、何をやるのかっ?!はたまた、何もやらないのかっ?!
 
 ニコニコ動画って何?!どうやって見るの?!……という方も多いかと思いますが、パソコンやスマホはもちろん、携帯電話からでも見られるのがニコニコ動画・ニコニコ生放送のすごいところ。この機会に、是非チャレンジしてみてくださーいっ!!


2014-07-07 21:56  nice!(4)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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★キャラメルボックスDVDセット販売セールは、22日までっ!!★キャラメルショップのご案内もどうぞっ。 [オトクなこと。]

22日までっ!!
夏休み前、そしてサマーツアー『TRUTH』の初日(26日(土)!!)寸前、ということでやってみた、いろいろ3枚1セット12500円、というDVDのセット販売セールも残りわずかっ!!

「最近キャラメルボックスを見始めたけど、DVDはいっぱいありすぎてよくわかんない!!」
「キャラメルボックス好きな友達のオススメがみんなバラバラでどうしていいのか……」
「観たいのがいっぱいあるけど予算が……」

------------そんなあなたにピッタリなこのセール、『TRUTH』を観る前にキャラメルボックスまみれになっておいてくださいっ!!
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【キャラメルボックスDVDセット販売セール】
夏だ!休みだ!!キャラメルだ!!
〜そうだ、キャラメルボックスを観よう!! 2014夏〜
いろいろ3枚1セット 12,500円
http://www.caramelbox.com/goods/dvdset2014/

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「セットの中に欲しいのが無いなぁ〜」
「セットじゃなくてもいいや」
------------そんなあなたは、キャラメルボックスの楽天ストアへっ!!そして、ちょっと古めの作品は、TSUTAYAオンラインで復刻販売もしていますっ!! 是非のぞいてみてください。ん

★キャラメルボックスのライブDVDを
【単品で】お探しの方はこちら。

★楽天◆キャラメルボックス・オンライングッズストア http://t.co/1XOrcOZaxQ

★TSUTAYAオンライン(古めの作品を扱っていただいています) http://t.co/ZfOCjvwUJv

caramelshop.jpgまた、地下鉄丸ノ内線「新中野駅」駅近くの「キャラメルショップ」(←事務所の入口ですが)では、手に取ったり、相談したりしながらご購入いただけます。

ネット販売していない残り僅かな各種グッズもあったりしますので、ご近所の方は是非お立ち寄りくださいっ!!

■キャラメルショップへの行き方などはこちら→→→ http://www.caramelbox.com/store/caramelshop_f.html

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それとっ!!
本日から、昨夏のサマーツアー『雨と夢のあとに』のDVDも予約が始まりましたっ!!
http://item.rakuten.co.jp/caramelshop/ameyume2013_dvd/
img66357257.jpg吉田里琴ちゃんをゲストで迎えてお届けした、真夏の物語。

是非ご家族でお楽しみくださいっ!!


2014-07-19 14:50  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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★超長文!!★悲劇なのに。観終わったら明日への希望に力がみなぎってきた、『TRUTH』初通しレポート。 [『TRUTH』『涙を数える』]

 「ハッピーエンドじゃないのに、明日への希望に力がみなぎってくる感じ」。

 もうすぐ初日が開く『TRUTH』は、「キャラメルボックス初の悲劇」と、1999年の初演当時には言っていたような気がします。
 http://www.caramelbox.com/stage/truth2014/

 昨日、その初めての通し稽古を観終わって、最初に思ったのが冒頭に書いたとおりの不思議な気持ち。
 
 ……あっ、いっぱい書きますが、あくまでもキャラメルボックス創立メンバーで、製作総指揮で、頭の周りは62cmでかぶれる帽子は一つだけの僕が書くことなので(←後半は関係ないのではっ?!)、話半分くらいに受け止めておいていただければ……と思いつつ、正直な感想を書かせていただきます。
 
 すでに2005年の再演も含めて相当な数の方々にご覧いただいたはずのキャラメルボックスの代表作であるはずなのですが、なんと意外なことに新鮮な感動がありました。
 
 あ。
 再々演なので、「ネタバレ」に相当することも書きます。全く初めてこの作品に接するから情報を遮断したい、という方は、読まないようにしてください。
 
2014-07-19-17.48.37.jpg
 僕が通し稽古を見るときは、一応「製作総指揮」と「音楽監督」として見るので、先入観などを捨ててまっさらな気持ちで、基本的には楽しもうとしつつ、しかしなんかあったらただじゃおかないよ、という顕微鏡的な視点も持ちつつ向かいます。
 
 見始めて最初のうちは、やはり初演・再演のことが頭に浮かびました。あぁ、この役はアイツがやってたよなぁ、とか、あぁ、このセリフの言い方は初演と変えてるなぁ、とか、んーーむ、初演を思い出させてしまうような芝居ってことかなぁ、とか、邪念満載。
 しかし。
 「鏡吾」役の大内厚雄が「その台詞」を言い捨て、テーマ曲『TRUTH』がかかった瞬間、逆に過去の記憶が吹っ飛びました。これも不思議な体験。その曲がかかったら、過去のそのシーンが浮かびそうなものなのに、大内のその言葉は過去のその台詞とは異なった意味を僕に届けてくれたのだと思います。
 その曲がかかるシーンでは、すでにストーリーを知っている者にとっては目を背けたくなるようなことが次々と起こります。しかも、記憶の中にあるそれらよりも、遙かにリアルで重みがあり心の奥に突き刺さってくるように、目の前で語られ、そして行われます。
 
 怒濤のように、という言葉が似合うそのシーンで、まず目を引いたのが鍛治本大樹( http://www.caramelbox.com/members/kajimoto.html )。責められている主人公を心から尊敬しているその人物が、「そんなはずはない、そんなはずはない、誰か違うと言ってくれ」と心の中で叫んでいるのが、何も口に出していないのに目から伝わってきて、そこでまず「うぐぐっ」となってしまいました。小多田直樹のことも書きたいのですが、それを始めると全員について書いてしまうのでこのへんで。
 
 次が、ゲストの武田浩二さん(アクションクラブ http://homepage3.nifty.com/actionclub/service.html )。昔からお付き合いはあったものの、昨春の『隠し剣鬼ノ爪』『盲目剣谺(こだま)返し』で殺陣を付けていただき、今回は殺陣付けとともに出演。つまり、出演者たちにとってのの殺陣の師匠であり、偉大なアクション俳優でもあるわけですが、その武田さんが劇中では登場人物たちの「師範」。かつて、西川浩幸と川原和久さんが演じていたこの役は、西川が「みんなのリーダー」であり、川原さんが「みんなのアニキ」であった、ということから、成井豊によるその配役は現実の存在感をそのまま活かしたものになっているわけです。が、出演者たちに「TRUTH」という英語を教える武田さんが演じるその師範の存在感は、西川や川原さんの「人間力」の凄さに加えて、本物の剣の達人が醸し出すオーラに満ち溢れていて、弟子たちが自分の目の前で真剣を持って争う姿を見つめるその目の悲しさに、もう、もう、もう、嗚咽が。しかも、そんな師範に斬りかかってくる弟子……その弟子に切っ先を向け、しかしそれをかわして手首を掴んで、その弟子を見つめる目の奥に潜むものに、もう、もう、もう、大粒の何かが目から転げ落ちるのを抑えることは出来ませんでした。
 
 そして、畑中智行。
 畑中に限らず、ここ1〜2週間、『TRUTH』のメンバーと事務所などで会うと、「なんか、顔が違うなぁ」と思っていました。「顔つき」が違う、というのならまだしも「顔が違う」というのは不思議な感覚で、疲れてる、とか、痩せた、とか、締まった、とか、そういうことではなく、畑中であることは間違いないんだけど、なんか違う人みたい、という感じ。
 コイツはそもそもインドアな男ではあるのですが、それでもみんなのムードメーカー的な存在で、岡田達也に遊ばれてる時が最も活き活きしている、という「後輩タイプ」だったんです。その畑中が、何かカラッとしていないというか、それでいて暗いわけでは無い、というか、なんか変な感じだなぁ、と思っていたのです。
 が、その理由は、通し稽古を見始めて10分でわかりました。
 こいつ、人を殺すんです。しかも、殺す予定ではなかった男を。
 
 この時代の武士という階級の人たちは、そもそも巨大な刃物である「刀」を常に持っていたわけですし、幕末なのでそれほどでもないかもしれませんが他人を「仕事で」斬り殺したことがあった可能性もあります。つまり、日常的に「命のやり取り」をする可能性を常に準備しながら生きていた、というか。
 大内が演じている鏡吾に至っては、間違いなく過去に人を斬ったことがあるわけで、そういう台詞としては出てこない人物のバックボーンまでもが、彼らがそこにいるだけでこちらに伝わってくる、というのが驚きでした。
 
 つまり、彼らの「変わった顔」は、そういう、本来はフィクションである部分が、間違いなく日常にまで波及してしまっていたのだ、ということだったのだ、と。「あぁ、だから、あぁだったのか」と。
 
 普段から、「役」と「役を演じる役者である自分」とを近付けていくタイプの役者が多いキャラメルボックスなので、「おぉっ、入ってきてるねぇっ?!」と思うことは多々あったわけですが、今回はそういう感じではなく、「役に入って行く」のではなく、「役が入ってきてる」という感じになっていたのではないか、と推測します。
 
 それが証拠に、なにしろ江戸時代末期の物語なので固有名詞を中心に難しい言葉がかなり出てくるわけですが、それらがすいすい僕の頭の中に届いてくる、という感覚も味わいました。これは、2009年の『風を継ぐ者』の再々演くらいから特に感じるようになってきているのですが、役者達の表現力が「巧くなった」というよりも「豊かになった」ということなのではないかなぁ、と勝手に推測しています。台詞の中の単語の向こう側まで見せてくれるような感じ。だから、たとえば『アルジャーノンに花束を』なんかも、普段は外国が舞台の芝居を観るときに難しいカタカナの言葉がたくさん出てくると頭の中が「?」マークで一杯になって思考停止に陥ることが多いのに、なぜかすいすい理解できてしまった、というのもその影響ではないかと思うのです。「理解」というと違うかもしれませんね、長野県の上田の景色、と言われても、行ったことが無いし見たこともないわけですから、「理解」ではなくて「具体的に想像させられてしまう」というべきでしょうか。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 ピリピリとした空気の中で進む物語なのですが、そこはそれ、なにしろキャラメルボックスの舞台ですから、ちゃんとほっこりさせてくれる人たちも出てきます。こういうところが「悲劇」って言っておきながらなんだよ、と思われてしまう劇団のサガなのだと思うのですが……。以前、とあるお客さんから「キャラメルボックスは、安心して泣かせてくれない。『深刻ドヨドヨ防止装置』みたいなのが付いてて、どよーんとしそうになると笑わされて、でも、笑わされるからその後がもっと泣けちゃう」って言われたことがありまして、それを思い出しました。
 
 で、そういう装置が機能した後、左東広之が演じる鉄砲好きな男の一言に突然脳天をかち割られます。……完全に油断していましたが、この男、『風を継ぐ者』『降りそそぐ百万粒の雨さえも』で主人公の立川迅助を演じた鉄人でした……!! あの芝居で主演した男が、絞り出すように繰り出してきた宇宙戦艦ヤマトの波動砲のような台詞。やられて、涙が噴き出した後に「こんな台詞あったっけっ?!あったよっ!!」とセルフボケツッコミをするほどに、この役を生きている男の言葉でした。あぁびっくり……。
 
 自分が信じる真のために、友に向ける刃。
 何のために生きるのか。生きることで何を成し遂げようというのか。絶望の淵で一歩を踏み出すために必要なのは何なのか。
 
 ……こう、文字で書くと無茶苦茶重いのに、観終わって爽やかさしか残っていないことに、まず驚きました。
 おそらく、物語の重さ(ドヨドヨ防止装置は働きつつ)を越えて、その2時間を生き切ったこの男たち、女たちに、僕の心は洗われてしまったのだと思います。
 
 音楽は、2005年上演の時のものを若干微妙に使いどころを変えたりしつつ、ほぼ同じ。河野圭さん( http://www.keikawano.com/ )の名曲たちが彩ります。テーマ曲を歌ってくださっているのは、ZABADAKの吉良知彦さんです。
 
 さぁ、26日(土)、サンシャイン劇場で初日。
 是非、その初日を見届けに、来られる方は必ず来てくださいっ!!

 ■『TRUTH』公演詳細
 http://www.caramelbox.com/stage/truth2014/


2014-07-20 12:11  nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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「加藤の今日ブログを読もうとすると『egnish.com』と書かれた知らない英語のページに飛ばされてしまう」件に対応しました。 [『TRUTH』『涙を数える』]

 「加藤の今日ブログを読もうとすると、『egnish.com』と書かれた知らない英語のページに飛ばされてしまう」というご報告を何件かいただいたたため、調べて、対処いたしました。
 
 原因は、「加藤の今日ブログ」のトップページ「 http://caramelbox-kato.blog.so-net.ne.jp/ 」には過去の記事が20件表示されるようにしてあったのですが、その中に春の『あなたがここにいればよかったのに』の記事がありました。その記事の中に、その公演でお世話になったバンド「EGNISH」のサイトへのリンクがあったのですが、彼らが解散に伴ってサイトが閉鎖されドメイン(URL)が解除されたらしく、そのドメインを販売する海外のサイトが、なんらかのスクリプトを使って自動でそのドメイン販売広告を表示させていた、ということの模様です。
 
 すでに、そのリンクは削除したため、当面は頭書の現象は起きなくしましたが、またこういうことが起きる可能性が無いとは言えないので、現在もっと根本的な原因を調査中です。
 ご迷惑をおかけしたみなさま、申し訳ありませんでした。


2014-07-22 13:26  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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★超長文!!★岡田達也、最強。ゲストの辻本祐樹くん&池岡亮介くん、大好き。数えましたよぉっ!!『涙を数える』初通し稽古レポート!! [『TRUTH』『涙を数える』]

 昨日、この夏の新作『涙を数える』の一回目の通し稽古がありました。
 新作公演なので、極力「ネタバレ」に相当することは書かないようにはいたしますが、ある程度はしゃべらないと全くわからないので、もしかすると書いちゃうかもしれません。どうしてもネタバレを読み無くない方は、僕のブログはそもそも危険ですので観劇後にご覧いただけますようお願いいたしますっ!!
 
 さて。
 観終わってまず思ったことは、「岡田達也は最強だ」ということ。9年前の『TRUTH』で主演した男が今この役をこういう風に演じる、ということが……おぉぉぉぉっと、これに関しては、もう、初日が開けるまで何も語りませんので是非劇場でっ!!
 
 そして「出演者全員のいいところが存分に出されていたなぁ」ということでした。
 「出されていた」であって「出ていた」ではないところがミソ。
 今回の脚本は、『TRUTH』に登場する人物・長谷川鏡吾を主人公に、成井豊と真柴あずきが書き下ろしたもの。なのですが、単に書き下ろしただけではなくて、今回の出演者7人に向けて、ひとつひとつの役が丁寧に描かれているなぁ、ということが特に際立っていると思いました。
 特に、原田樹里の役名には注目。
 
 2011年のNHK BSプレミアム「新選組血風録」で沖田総司の役を演じた、ゲストの辻本祐樹さん。1985年1月12日生まれで、1983年12月17日生まれの多田直人とほぼ1歳違い。
 この物語はこの二人の関係から描かれていくわけですが、たとえば劇団内だと、畑中、三浦、石原、筒井、左東、丈二、小多田、鍛治本、と並べてみても、多田とのコンビネーションがこんなに「イイカンジ」な男優は、そう言えばいなかったじゃん、という感じ(←こらっ!!)。
 
 そして今回の秘密兵器は、1993年9月3日生まれ、若手俳優集団「D-BOYS」の池岡亮介くん。これまでにも、上鶴徹くん、加治将樹くん、とワタナベエンターテインメントの俳優さんにはゲスト出演していただいてきているので、彼らの実力に関しては何の心配もなかったわけですが、いやはや驚きました。ストーリー的には謎の好青年な若手藩士として登場して「あぁ、爽やかな人ねぇー」って感じに……と思いきやっ!!……というかなんというか……あとは見てのお楽しみに……!!
 
 僕が『涙を数える』の稽古場に行ったのは、なんと一番最初の読み合わせ以来。なので、その読み合わせの時のイメージで台本を読みながら曲探しをし続けてきたわけですが、この通し稽古を見てびっくり。……全然違う……!!
 それもそのはずで、読み合わせの段階ではみんなが「この役は自分に当てて書かれている」ということは想定しないで読んでいたのではないかと思われ、今、台詞や役が身体に沁みてからは、台本に無い「生きた人間」がそこにいるわけで。なおかつ「ト書き」という台本上の説明文にしか無かった動きが大量に加わって、コレがまた凄くて。
 
 出演者たちがいろんなところで「殺陣のシーンが多い」と書いているのは知っていたのですが、「殺陣のシーン」を「殺陣のシーン」としては見られませんでした。つまり、「はい、ここからアクションシーンですっ」という感じでは無くて、なんというのでしょう、剣を交えている時は当然言葉は交わしていないというのに、剣と剣で無言の会話が行われている、というか。そしてその無言の会話が、もう、うれしくてうれしくて、せつなくてせつなくて、悲しくて悲しくて。
 言葉では表せない感情を、剣が表現している、というか。
 
 ここまで剣に語らせることができたのは、『TRUTH』には出演までしていただいている殺陣指導のアクションクラブの武田浩二さんがいてくれたからこそだったのではないでしょうか。武田さんならやってくれる、と全面的に信頼して書かれた台本だった、とも言えます。
 
 もちろん舞台ですから、使っている刀は本当に切れる真剣では無く、「竹光(たけみつ)」と呼ばれる模造刀です。これは、鉄で作られた真剣と違って軽いので、本物の刀の重さを表現することが役者の技量に負うものが大きいのです。が、今作品では木剣による闘いのシーンが多く描かれています。これが、超迫力。持ったことがある方ならわかると思いますが、木刀って、剣の練習のために作られたものとは言え、かなり重いものなのです。それを、こともなげに振り回すゲスト二人を含めた男優陣も凄いわけですが、よく見ていると完全には当てていないのです。つまり、寸止めが中心。もう、みなさん、お手近の重いもの、たとえば2リットルのペットボトルとかを持って、振ってみてください、振り下ろすことはできても、止めたと気づかれないように止めるためには物凄い筋力が必要じゃないですかっ?!
 で、その上に、その「武器」に感情を表現させる、ということ。
 ……僕には無理です……(←そりゃそーだ)。
 なおかつ、木剣vs刀(竹光)というシーンもあります。これはもう、本当に当てたら、竹光の方はひとたまりもなく折れて飛びます。だから、絶対に当たる寸前で止めなければいけないわけですけど、「止めた」ことがわかったら見ている方は冷めるじゃないですか。
 ……しかし、全くそれが無いんです……!!!!
 実際、人に当たったら骨折じゃ済まないかもしれないレベルの硬さと重さですからねぇ、木剣は。
 
 映像だったら、撮る角度を工夫して、なおかつ「ザシュッ」とか「カキーン」とか「ガキっ」とか、音をかぶせることでリアルに見せることが可能かとは思うのですが、なにしろ演劇ですから、生身の人間がそういった「武器」を操って戦っているところをリアルに見せる、というのは不可能ではないかと思っていたのです。
 が、なんと、『涙を数える』では目の前でそれが行われていて、最初のうちは「わっ、上手」とか思っていたのですが、次第に木剣同士はガツンガツンと当たっていて、木剣と剣もガキンガキンと撃ち合っているとしか感じなくなっていっていました。
 
 つまり、フィクションの世界に、安心してどっぷりと浸からせてくれた、ということ。
 「そんなの、プロなんだから当たり前じゃん?」と思うかもしれませんが、いやいや、その「プロとして当たり前」の上をいってるな、と思ったわけです。
 
 前回公演の『鍵泥棒のメソッド』では、「売れない俳優」が主人公で、「殺し屋を完璧に演じる便利屋」が出てきたわけですけど、そういう人たちを演じるときには、その役者がそういう人たちなんだ、ということをお客さんに信じてもらうためにやるであろう「作業」は、なんとなく想像が付くと思うのです。もちろん、僕らが想像できる範囲を超えたことを役者達はやっていると思うのですけど。
 が、それと同じ「作業」をこの時代背景でこの武器を使って描いていく、ということを想像すると、もはや僕が生きてきた範囲でできることを遙かに超えていて、たとえばオリンピックに出ている人たちがそこまで積み重ねてきたことを想像するのと同じくらい思考停止に陥るレベルだなぁ、と思うわけです。
 
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 とにかく。
 『涙を数える』は、『TRUTH』に登場する人物が主人公ではありますが、そういうことは関係無く、重厚で濃厚かつテンポが良く楽しく熱く、そして今を必死で生きている人やこれからどうしていけばいいか漠然ともやもやしている人たちにはたまらない舞台に仕上がっていると思います。
 
 「泣けます」とか僕が言うのはウソくさいのでやめておきますが、タイトルがタイトルだけに、このタイトルで泣けなかったらどうしたらいいんでしょ、って感じですが、基本的に涙を数えるのは登場人物……のはず。
 まぁ、とにかく、来週の水曜日の初日をご覧ください。公演期間は二十日間もありませんから、あっという間に終わります。
 
 キャラメルボックスの面々はもちろんですが、辻本くんと池岡くんを知らなかった方が、終演後にはまた会いたくてゾクゾクしちゃってることは間違いないと思います。
 
 それぞれの正義、それぞれの「TRUTH」。あなたも、あなたの「TRUTH」を持って、この作品に臨んでください!!そして、あなたの涙を数えてください……!!

 ★『涙を数える』公演詳細
 http://www.caramelbox.com/stage/namida/

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2014-07-22-17.55.06.jpg写真は、この後にこんな物凄い芝居が展開されるとは想像もせず、ちゃりらりらーんっ、と通し稽古を見に来ていた若者二人。

左が鈴木秀明、右が関根翔太。

通し稽古終了後、二人ともでろでろになってましたっ。


2014-07-23 15:05  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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