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今日は『無伴奏ソナタ』、たった1回の三重公演!!そして僕は今『駆けぬける風のように』ですっ。 [『無伴奏ソナタ』2014]

 キャラメルボックスが初の三重公演をやるという今日、僕は東京にいます。そもそも「会いに行くツアー グリーティング・シアター」というのを思いつき、命名し、企画したのは僕なわけですから、当然、最も行きたかった人間が僕なわけです。
 
 がっ!!この秋、ずっと前からキャラメルボックスがやってきた、他劇団との異文化接触「アナザーフェイス」の逆バージョンが行われるわけです。Dステ『駆けぬける風のように』。 
 http://www.caramelbox.com/stage/dstage15th/
 こっちは、ワタナベエンターテインメントが主宰する若手俳優集団D-BOYSの舞台で、2007年から続けてきているシリーズの15回目。何度か拝見しているのですが、非常に難しい芝居にきちんと挑戦していらっしゃる姿に胸を打たれる感じで、いわゆる「小劇場系」の雰囲気を保ちつつ出演者はワタナベエンターテインメントのオーディションを勝ち抜いてきた精鋭たち、という豪華なステージ。
 
 かたやキャラメルボックスは、オーディションはもちろん毎年やって新人を入団させながら続けてきてはいるものの、あっちは「スターを目指すオーディション」で、こっちは「キャラメルボックスの舞台を目指すオーディション」なわけで、受ける人の数も目的も違うというわけ。
 なのですが、「スター」を目指すにせよ、劇団としてお客さんの前で感動をお届けし続けようとするにせよ、やはり「舞台」に立って、飾らない自分を全身全霊で表現する、ということは同じ。
 
 なんたって、ワタナベエンターテインメントの社長の渡辺ミキさんが僕たちキャラメルボックス創立メンバーの出身である早稲田大学「劇団てあとろ50'」の先輩。後輩である成井豊が先輩のミキさんに「Dステの15回記念公演を手伝って欲しい」と頼まれて、断れるわけがありません。いえ、むりやり、というわけではありませんよっ。
 そこで成井が考えたのが、キャラメルボックスのアナザーフェイスの逆バージョン。
 せっかく成井がDステに関わるのなら、D-BOYSのみんなの新しい可能性をファンの人たちにお見せしたい。そのためには、新しい刺激を提供したい。そういう思いから、キャラメルボックスの主力クラスを注ぎ込んで化学変化を起こさせるこの企画を提案したのです。
 20代前半から35歳くらいまでのD-BOYS。かたや、30歳から40代中盤までのキャラメルボックスの主力。……まぁ、正直なところ、「噛み合うの?!」というのが、僕が最初にこの話を聞いたときの感想でした。舞台もやってきてはいるものの基本的には映像中心の活動の彼らと、テンションがMAXすぎるウチの人たち。別々ならいいかもしれないけど、くっつけたら面倒なことになりゃせんかね、と、若干の不安もありました。
 
 が。キャラメルボックスの過去作品を観まくってくださって、その中からミキさんが選んだのが『風を継ぐ者』シリーズの新作を成井豊が書き下ろす、という掟破りな案。……いやそれ、『降りそそぐ百万粒の雨さえも』が三作目で、完結したはずなんですけど……と思っていたら、なんと成井が「書きます」とのこと。うへぇぇぇぇっ!!
 
 しかし。
 過去のキャラメルボックス・アナザーフェイスで、『俺たちは志士じゃない』という作品がありまして、その時は惑星ピスタチオという劇団から4人ゲスト。彼らが「岩国藩」の若者たちで、キャラメルボックスのメンバーが新選組やらなんやらを担当して、「グループ分け」をしました。つまり、劇団対劇団の異文化接触であることを逆手に取って、ストーリーの中にそれを織り込んでしまったのです。
 それを、今回の舞台にも……ということかなぁ、と思っていたら、今回はちょっと変わっていまして。
 新選組の中に登場する「異文化」を鍛治本大樹が。
 今シリーズ初登場の、中岡慎太郎率いる陸援隊。その「異分子」を三浦と筒井が。
 そして幕末の異文化の代表であり、大政奉還の陰の立て役者である当時の志士たちの憧れの存在・坂本龍馬を岡田達也が。
 ……そんな、D-BOYSの舞台を見慣れている人たちから見たら「誰、アレ?」と思う人たちがちゃんとストーリー的にも「なんだあいつっ?」という存在になっている、ということなのです。
 
 キャラメルボックスは、原作ものをやる時はストーリーを活かすためのキャスティングをしていきますが、オリジナル脚本の場合は、先に出演者が決まっていることもあって、役者を活かすためのストーリーを役者に当てて書いていく、ということをするわけです。で、今回はまさにそれ。ご覧いただくとわかりますが、「端役」が一つもありません。全員が大切な物語の鍵を握り、『駆けぬける風のように』という立体の織物を紡ぎあげていっている、という印象です。
 
 で。
 一番最初の読み合わせを聞いて、僕が思ったことは。
 『風を継ぐ者』の別ストーリーとして登場した龍馬と迅助の出会いを描いた『裏切り御免!』、新選組の末期を描き、迅助より足が速い男・捷平が登場した上に三鷹銀太夫が大活躍する『降りそそぐ百万粒の雨さえも』、これら2作品を経た後に、あらためて出てきた「『風を継ぐ者』の直球な続編」だな、ということ!!『裏切り御免!』と『降りそそぐ百万粒の雨さえも』が「別なストーリー」として創られたのに対して、『駆けぬける風のように』は完全に続編。
 
 そこで僕が思いついた選曲は……もう、過去の『風を継ぐ者』をご存知の方々に「卑怯者!!」と罵倒されるのが快感になりそうなあれやこれやですっ!!むっひっひっ!!……あっ、成井が作・演出をする、ということで、明治座の『つばき、時跳び』の時のように自動的に僕が選曲担当なわけです。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 と、長々と書いて参りましたが、成井豊が全力で若者たちと向き合い、もちろん達也も三浦も筒井も鍛治本も全力で「もっと上」を目指している『駆けぬける風のように』を仕上げる段階に立ち会うため、僕は三重のみなさんにはお目にかかることを断念しました。
 がっ!!そのかわり、『駆けぬける風のように』の東京初日である10月9日(木)には、『無伴奏ソナタ』の名古屋に行きますっ!!D-BOYSのみなさん、ごめんねぇぇぇぇぇっ!!
 ……このあたり、僕の中の「究極の優先順位の付け方」で行動を決めさせていただきました。
 
 と、朝から熱く書いてしまいましたが、津市にいるキャラメルボックスの『無伴奏ソナタ』メンバーたちもすでに劇場に入っていて、台風が来てどうなろうともとりあえず上演はできる状態になっている模様です。が、我々の熱気に気圧されたのか、台風の進むスピードが遅くて、東海地方で風雨が強まるのは夜9時以降という予報。
 
 さぁ、三重県の皆さん、たった1ステージの『無伴奏ソナタ』を存分にお楽しみくださいっ!!もう一度観たい、と思ったら、まだまだ空席がある平日の名古屋公演へっ!!そして、10月31日(金)と11月1日(土)には『駆けぬける風のように』も名鉄ホールでありますから、是非そちらもっ!!
 
 さぁ、もうすぐ皆さんにまたお会いできます。それまで、もうしばらくお待ちくださいっ!!

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今回の『無伴奏ソナタ』ツアーには、
いつもの巨大なのじゃなくて、小型の「ちびみき丸」が
各会場に付いていきますっ!!


2014-10-05 09:38  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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11日(土)17時、12日(日)14時、13日(祝)14時、というたったの3ステージの『無伴奏ソナタ』大阪公演について。 [『無伴奏ソナタ』2014]

大阪のみなさんっ!!いや、関西周辺のみなさんっ!!この三連休、予定が決まっていない方は森ノ宮ピロティホールで3日間限定で行う、キャラメルボックス『無伴奏ソナタ』へっ!!11日(土)17時、12日(日)14時、13日(祝)14時、という3ステージっ!!
http://www.caramelbox.com/stage/mubansou-sonata2014/ticket-osaka.html

◇          ◇          ◇

 ……というわけで、今ツアーで前売状況が最も芳しくない大阪公演が明日から3日間の日程で始まります。いろんなお祭りがあるとかいろんな事情があるかもしれませんが、最も関西の方々から聞くのは「森ノ宮って遠いですよね?」ってこと……。えぇーっ?!元・日生球場の隣ですよぉーっ?!……と言っても若い人には伝わらないし、シアターBRAVA!の、大阪城公園を挟んだ南側ですよ、と言ったら余計遠いって言われちゃうし。
 新神戸オリエンタル劇場が三ノ宮から遠い、って言われるのには慣れているのですが、ピロティホールはJR森ノ宮駅から5分もかからない、距離で言えば300メートル無い場所。地下鉄で言ったら、ほぼ真上ですよっ?!んーーーーーむ、「梅田か難波か」以外は「遠い」ってことになっちゃうのかもしれませんが、JR大阪駅から環状線でほんの12分、本町から市営地下鉄中央線でなんと5分、心斎橋から長堀鶴見緑地線で8分。ほんとに乗っちゃえばすぐなので、その「遠い」壁を越えた先の森ノ宮ですんごく素敵なことが起きるんだ、って信じていらしていただきたいと思いますっ!!
 
 ■森ノ宮ピロティホールへのアクセス
 http://www.piloti-hall.jp/gekijyo/access.php
 
◇          ◇          ◇
 
 で、今回の大阪公演、実はいつものキャラメルボックス公演とは若干異なります。
 上記のリンク先の大阪公演の詳細ページをよーく見ていただくと、「主催 キョードー」と書いてあります。普段は、「主催 ネビュラプロジェクト」とか「主催 ぴあ ネビュラプロジェクト」とか書いてあるのです。つまり、三重公演が「主催 三重県文化会館」だったり、名古屋公演が「主催 中京テレビ ネビュラプロジェクト」だったり、新潟公演が「主催 公益財団法人新潟市芸術文化振興財団」だったり、岐阜公演が「主催 公益財団法人大垣市文化事業団」だったりするのと同様、去年の『ずっと二人で歩いてきた』に続いて大阪のキョードー( http://www.kyodo-osaka.co.jp/schedule/D220.html )が、このホールを盛り上げていこうとしているムーブメントの一環として僕たちが呼ばれた、という位置づけの公演なのです。
 
 基本的にキャラメルボックスは「自主公演」で公演を行う、というのをポリシーとしてきたのですが、その理由は昔僕が書いた本「いいこと思いついたっ!」にも書いていたと思います。が、それから20年近く経ち、世の中は動き、僕らが自主公演を貫く最大のネックとなっていたことが解消されていって、「主催」を自分たち以外の「外部の主催者」に安心してお任せできるようになった、というわけです。つまり、昔は僕らのポリシーは世の中には受け入れられなかったのに、今では話し合って可能な限り受け入れていただけるようになった、ということ。素敵なことです。
 たとえば、今回の大阪公演ではキョードー主催だというのに、キャラメルボックスの十八番「当日半額券 ハーフプライス・チケット」がいつも通りに発売されます。実はこれは画期的なことなのですが、それはもう演劇製作の世界だけの話なので騒がずにおきます。
 
 そんなこんなで今回の「会いに行く」ツアーは、全部自分たちでやる、というこれまでのキャラメルボックスの製作のやり方をも少しずつ拡げていくためのものでもあるのです。いろんな会場のたくさんのスタッフの方々お借りしながら、僕たちも今まで通りやれることは全力でやる、ということで作り上げていくツアー。
 
 ……が、しかし、大阪でこの3日間の連休に行われるライブエンターテインメントはどれほどあるかと申しますと……。
 http://www.kyodo-osaka.co.jp/calendar/
 キョードーさんが手がけているだけでこんなにあるんですぅぅぅっっっ!!
 ……主なライバルは神戸の「リアル脱出ゲーム」かな……!!(←モー娘。でしょっ?!←それも違うわっ!!)
 
 というわけで、キャラメルボックスはキャラメルボックスがやることをきっちりやります。東京、三重、名古屋で爆発的な大好評を博した舞台が果たして大阪の皆さんにはどう映るのかわかりませんが、きっと大丈夫だと信じています。
 
 ■『無伴奏ソナタ』の東京から名古屋までの「感想ツイートまとめ」
 http://caramelbox.blog.jp

◇          ◇          ◇
 
 11日(土)17:00
 12日(日)14:00
 13日(祝)14:00
 
 さぁ、どれか1ステージでかまいません、……いや、「もう1回観たい」と思っても、新潟は残りわずか、岐阜は完売していますから、手遅れにならないように、是非11日(土)初日に御来場くださいっ!!
 僕も終演後のロビーでお待ちしておりますっ!!

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このエンディングの時間を、
一緒に迎えましょうっ!!
【写真は、名古屋公演】


2014-10-10 23:03  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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今のことや来年のことなどをっ。 [『無伴奏ソナタ』2014]

 今週のキャラメルボックスは、25日(土)が『無伴奏ソナタ』新潟公演、24日(金)〜26日(日)が『駆け抜ける風のように』大阪公演、そして火曜日から『ブリザードミュージック』の稽古が始まります。なんと、それほど多いわけではない劇団員・スタッフが3チームに分かれて全国に散らばる状態にっ!!

 ……いやはや、毎公演全劇団員が総出演していた1990年代前半には夢だったようなことが今起きていますが、成井や僕は意外なことに一人ずつしかいないので、目が回るような楽しさですっ!!

 がっ!!
 来年キャラメルボックスは来年結成30周年を迎えるわけですが、もうすぐ、11月の『ブリザード・ミュージック』の初日前後になるかと思われますが、その記念公演第一弾が発表されますっ!!
 
 以前お知らせした通り、去年までは毎年夏に翌年の公演予定を発表して年間チケット「トライアスロンパス」を発売していたわけですが、来年の30周年は感謝の気持ちを込めて、そしてまた1年間をドキドキワクワクしながら過ごしていただくために、そして僕らとしては一本一本じっくりと吟味しながら企画してお届けしていこうという思いから、順番に発表していくことにいたしました。そしてもうすぐ、その第一弾が世に出てしまうのですっ!!くぅぅぅぅぅぅっ!!すでに手元には、デザインが完成した春の公演のチラシが届いております。おそらく今頃、都内某所の印刷所で刷られているはずっ!!
 
 僕の30周年のテーマは「これからのための今」。「えっ?!」というような作品、キャスティング、企画であることはもちろん、キャラメルボックスを見慣れている方にも初めての方にも「よしっ」と言ってもらえるヤツを、とじわじわとやっていく年にしたいと思っています。
 
 よく、「周年」というと、「人気作を観客投票で一挙上演」みたいなことを思いつくかもしれませんが、それは過去にやってしまったのと、2011年の震災をきっかけに「出し惜しみせずに切り札から切っていこう」と決めたこともあって、この4年間はその時にやりたかったことをその時にやってきてしまいました。なので、もう、「人気作」とか「待ちに待ったあの作品」とか「ずっとやりたいと思っていたあの作品」なんて残ってない……かのように思えたわけですが、年間予定を夏に発表しなかったおかげで、次から次へと出てくる出てくる……!!
 今のところ、夏までは具体的にいろいろと動いておりますので、僕としてはうっかり発言に気をつけるので必死ですっ!!
 
 そんな来年のためにも、まずはあなたの目の前にあるキャラメルボックスの、そしてキャラメルボックスのみんなが1ステージ全力投球で駆け抜けているステージに、是非足をお運びくださいませっ!!
 

『無伴奏ソナタ』新潟
http://www.caramelbox.com/stage/mubansou-sonata2014/

『駆けぬける風のように』
http://www.caramelbox.com/stage/dstage15th/

『ブリザード・ミュージック』
http://www.caramelbox.com/stage/blizzard2014/

『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』
http://www.caramelbox.com/stage/taiyonotoge/


2014-10-20 10:49  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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10月21日の読み合わせですでに最高に面白い『ブリザード・ミュージック』の本番はいったいどうなっちゃうのかっ?! [『ブリザード・ミュージック』]

ブリザードメンバー.jpg

昨日、キャラメルボックス2014クリスマスツアー『ブリザード・ミュージック』の稽古が始まりました。

集まったのは、西川浩幸、渡邊安理、坂口理恵、菅野良一、前田綾、畑中智行、三浦剛、実川貴美子、阿部丈二、林貴子、原田樹里、笹川亜矢奈、木村玲衣、関根翔太。

……って書いてて思ったのですが、主演は最初の二人なわけで、てことはここ10年の主演俳優たちが脇に勢揃い状態という、キャラメルボックス的に豪華すぎるキャスティングじゃないですかっ?!

 なにしろこの作品は初演が1991年で、その後2回再演されている、13年もやっていなかったことの方が謎、ってくらいのキャラメルボックスの代表作。劇団員なら当然みんな観たことがあるし、やったことがあるのが半分。つまり、みんなでカラオケに行った時におけるミスチルの「シーソーゲーム」みたいなものっ!!(←わからない人ごめんなさい)。だから読み合わせも、もはやみんな好き勝手に、しかし完全に役を把握して、自分なりに好き勝手にやれちゃう感じ。
 
 しかし、中心にいるのは1991年から変わらず、西川浩幸。
 なにしろみんなにとっての「リーダー」であり、自分がボケたらボケを重ねてくれるし、西川がボケたら全員で総ツッコミする、という愛すべき大先輩。劇団内の存在感としては、まさに台本通り「おじいちゃん」の領域と言ってもいいかもしれませんっ!!
 そんな西川が、あえて初演と同じボケで台本を読むと「なつかしーっ!!」という歓声が上がり、ひねったボケを入れてくると「変わったっ!!変えてきたっ!!」と歓声が上がり、という、おまえらみんな西川ファンかよっ、という、もはや「西川浩幸を囲む会」な雰囲気。
 これはもう、29年間やってきた劇団ならではの空気だと思うのです。29年前からこの劇団の舞台に立ってきた西川浩幸を中心に、西川に憧れて入団してきたメンバーたちが集って、「西川さん大好き」のパワーを爆発させている、というこの感じ。こんな幸せな空気って、他の作品ではまず確実に絶対に作り得ないのではないでしょうか。
 そしてその空気は、きっと観に来てくれた皆さんにも伝わるし、キャラメルボックスのことなんか知らないで観に来てくださった方々も間違いなく包んでしまうことと思います。

セット説明.jpg
演出の成井豊から、
舞台セットの絵を見せられながら
説明を受ける出演者たち。
 
 で。
 全然関係無いのですが、読み合わせを聴いていてふと頭をよぎったのは、初演の時の読み合わせが終った時の自分の感想。「ブリザード、って、どこにも出てこないじゃんっ!!」ってこと……!!「ブリザード」って、「極地に見られる暴風雪」のことなのであって、今回の舞台は東京の「シアタームーンライト」という架空の劇場のみ。で、その劇中に出てくるお芝居の中の舞台も上野駅とか、東京。……南極も北極も出てこないじゃん……。
 というわけで言い訳しますと、コレ、当時、タイトルが先に決まってて、チラシも作っちゃってたんです。話は全く存在していなくて。……言い訳は以上ですっ。
 
 そしてもう一つ。……時も飛ばないし幽霊も出てこないし超能力も使わないし坂本龍馬も出てきません。
 これって「もはやキャラメルボックスの芝居じゃないのではっ?!」と、初演当時には思ったものです。で、その理由は。1980年代のキャラメルボックスは、成井豊がつかこうへいさんや野田秀樹さんの「夢の遊眠社」や高橋いさをさんの「劇団ショーマ」の影響を受けて「ハイテンポなエンターテインメント・ファンタジー」の作品を作っていたわけですが、この舞台をやる前に三谷幸喜さんの「東京サンシャインボーイズ」という劇団が上演した「十二人の優しい日本人」という舞台を観て影響を受けてしまい、「1シチュエーションの芝居をやってみようっ!!」ってことになってしまったのが原因だったのでした。
 
 が。
 初演の初日を開けてみて、暴風雪が出てこなくても、タイムトラベルしなくても、終ってみたらちゃんとキャラメルボックスのお芝居になっていたんです。その原因は、「そこに奇跡が起きた」ということ。
 西川が演じるおじいちゃんと、そのおじいちゃんに巻き込まれるみんなが大きな渦を巻き起こし、起きるはずがないことが起き、そして爽やかな風どころではないブリザードのような感動が襲った、という結末を迎えたのです。
 
 ……なんか、うまいことオチを付けたみたいな感じに聞えるかもしれませんが、もしタイトルが内容とかけ離れているようなら、再演の時には変えてしまおう、と、最初は思っていたくらいなのですが、あれから23年経っても変えることはありませんでした。
 観ている間は「どこかにブリザードが出てくるの?」と思っていても、終ってみたら「うん、ブリザード・ミュージックだったっ!!」と思っているような感じ。
 
 で、今回の再演は、その渦、その嵐を巻き起こす要因となるみんなのパワーが、初演やその後の2回の上演の時に比べたら、4体のモンスターで構成されるパーティで闘うロール・プレイング・ゲーム「モンスター・ストライク」で言えば、パーティーのみんなが運極またはラック90以上で、合計HP(経験値)が「究極」のクエストを瞬時にクリアできるくらいにまで強化されてる感じなんですっ!!(←全くわからない人ごめんなさい)
 
 ……というわけで、何が言いたかったのかというと、読み合わせでこんなに面白かったらこの先どうしたらいいの、ってことなんですっ!!
 もう、このまま明日から初日を開けても十分面白いわけで、これから一カ月稽古してどこまでどういうふうに仕上げていくつもりなのかっ?!
 
 もーー、研ぎ澄ませて、深化させて、進化させて、弾けさせて、とてつもなく痛快で爽快に浄化されちゃう舞台にしちゃうしかないね、こりゃ、という感じでした。
 
 久しぶりに舞台に戻ってくる面々もいます。毎回のように出ているヤツらもいます。そんなみんなが、必ずあなたをホックホクのウッキウキのぽっかぽかにしてくれます。最強の2014年版『ブリザード・ミュージック』、ゾクゾクしながらお待ちくださいっ!!


2014-10-22 10:23  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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昨日の放送1周年記念ニコ生で、嬉しすぎるサプライズ!!最高の誕生日(←僕の)になりましたっ!! [『ブリザード・ミュージック』]

 いやーーー、びっくりしました。

 昨日は僕の誕生日だったのですが、13時からニコニコ動画の「キャラメルボックス・チャンネル」で「放送開始1周年なので生放送してみる」という生放送をやりました。
  http://nico.ms/lv196869579
  
 というのも、『無伴奏ソナタ』新潟公演が13時開場14時開演、『駆けぬける風のように』が13時開演、『ブリザード・ミュージック』が13時から稽古開始、ということで、キャラメルボックスがちりぢりに三つに分かれて大活躍しているという物凄い日だったこともあって、いろんなお話ができるぞ、ということから放送1周年記念の番組をこの日のこの時間に設定したのでした。
 
 最初は僕と森めぐみだけでしゃべり始めて、現状報告などをしていたのですが、事件は1時間8分くらいに起きましたっ!!
スクリーンショット-2014-10-26-08.37.49.jpg
 ちょうど、『ブリザード・ミュージック』のキャスティングをこの放送内で初公開しようとしていたまさにその時、なんと稽古場にいた出演者みんなが押し寄せてきたのですっ!!そしてHappy Birthdayを歌ってくれてしまいましたっ!!

 もちろん、これは僕が仕組んだことでもなんでもなく、稽古場にいたみんなが西川の提案で全員で出ようということになったとのこと。本当にびっくりでしたし、本当に嬉しかったんです。
 
 で、せっかくなので、本人たちと一緒に配役を紹介。あまりのタイミングの良さに「仕込み?」と思われた方もいらっしゃるのではと思うのですが、僕でさえ、扉の外で話の流れを聞いていたのではないかと思ったくらいでした。
 
スクリーンショット-2014-10-26-08.55.15.jpg
 出演者のうち、三浦と畑中は『駆けぬける風のように』と『無伴奏ソナタ』でいないので、稽古場でその代役をしている役者が紹介。そして最後は、おじいちゃん役の西川浩幸がボケにボケを重ねて結局名乗らず終了。……んーーむ、いつものことだ……。
 
 いやはや、ほんの10分ほどの乱入でしたが、これほど大人数が出てくれたのは初めてなんじゃないでしょうか。それ以上に、もう、『ブリザード・ミュージック』の稽古場がどんなに楽しいのかがこの10分間で明らかにわかってしまいましたし、ただただHappy過ぎることだけが、画面から伝わったのではないかと思います。
 
スクリーンショット-2014-10-26-08.57.48.jpg
 僕の誕生日を祝ってくれたことももちろん嬉しいのですけど、それ以上に、いつも事務所で仕事をしている僕にとってこいつらのためならどこまででも頑張れる、と決意をあらたにさせてもらえたことが最も感動したことでした。
 
 たぶん、この映像をご覧いただくと、今すぐ西川や、菅野や、坂口や、丈二や、いろんなみんなと会いたくなっちゃうと思います。あと1カ月で神戸、そして12月5日にはサンシャイン劇場ですから、是非劇場に会いに来てください。

■『ブリザード・ミュージック』公演詳細
http://www.caramelbox.com/stage/blizzard2014/
 
スクリーンショット-2014-10-26-09.35.55.jpg
 このキャラメルボックス・チャンネルは、月額540円(税込)の有料チャンネルで、たぶん会員になると今回の放送の録画が見られます。そしてまた、これから後もまた生放送の中でどんなハプニングが起きるかわかりません。僕としてはこのチャンネルを「第2のサポーターズ・クラブ」と位置づけて、いつも生でキャラメルボックスの声を聴き、みなさんの言葉を僕たちに伝えられる場にしていきたい、と思っています。是非この機会に会員になっちゃってみてくださいっ!!
 
■キャラメルボックス・ニコニコチャンネル
 http://ch.nicovideo.jp/caramelbox2525


2014-10-26 09:44  nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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