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5月11日初日のスプリングツアーの詳細、昨日発表!!東野圭吾さんのベストセラー小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』舞台化!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 昨日12時に、ハーフタイムシアターの次のスプリングツアーの詳細が発表になりました。
 「〜になりました」とひとごとのように書いてますが、当然のように随分前から決まっていて、僕は昨日まで言いたくて言いたくてたまらなかったのですが必死でガマンしてこの日を待っていたのでしたっ!!
 
 昨年出版された、東野圭吾さんのベストセラー小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台化。
 http://www.caramelbox.com/stage/namiya/
 
 「東野さんがタイムトラベルものを書いたなら、うちが芝居にしなきゃ」と成井豊が語る通り、『容疑者Xの献身』をやらせていただいたウチが、というよりも、タイムスリップものならウチがやらずにどこがやる、というわけです。
 
 「『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 特設サイト」の東野さんのエッセイ( http://www.kadokawa.co.jp/namiya/essay.php )をお読みいただくと、いきなり「タイムスリップを使った物語が好きです。小説でいえばハインラインの名作『夏への扉』、映画では何といっても『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です」と書かれておりまして。これを読んだ時、「はいはいはーーーーいっ!!『夏への扉』、ウチでやりましたぁぁっ!!」と叫びたくなってしまいました。
 
 今日あたりにサポーターズ・クラブの方のところに届いているはずの「ハテナ気象台」にあるのですが、この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のアイディアに近いものを成井も持っていて、どういうふうに脚本にしようかと考えてたらこの小説が出ちゃって、これが最高の解答だと思ったので芝居にさせていただくことにした、とのこと。
 
 前売り開始は、東京公演が3月17日(日)、神戸公演が4月7日(日)。
 東京公演では、制作的にも長年サンシャイン劇場でやってきて初めての試みを行うことにしていますが、その件に関してはまた別な機会にっ!!
 
 なにしろまだまたハーフタイムシアター『隠し剣鬼ノ爪』と『盲目剣谺(こだま)返し』の初日さえ来ておりませんのでっ!!
 http://www.caramelbox.com/stage/halftime2013/

 ◇          ◇          ◇

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』チラシ表

namiya_omote.jpg


チラシ裏
namiya_ura.jpg


2013-02-06 15:54  nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』神戸と『彼の背中の小さな翼』チケット発売。「チケット売り切れ」は都市伝説ですってばっ!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 おはようございますっ。
 僕の家の近所の小学校は昨日が始業式で、朝から黄色い帽子の一年生がきゃいきゃいいいながら集団登校していっています。ウチの長女・みうたんは2年生になり「帽子、かぶらなくていいのっ?!」とニヤリ。おねえさんになったみうたんの今後の活躍をお楽しみにっ!!(←自分がなっ!!)

IMG_2254.jpg
ウチの近くの桜。
葉桜なんですが、じーーーーーっと見てたら、
木の上の方にはまだまだ花が。
ピンクと緑と青空のコントラストに吸い込まれそうでしたっ。

◇          ◇          ◇

 さて。
 今晩、いよいよ『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の稽古が始まります。
 
 それに先駆けて、一昨日の日曜日には、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の神戸公演(6月9日(日)〜16日(日) http://www.caramelbox.com/stage/namiya/ )と、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東京公演と並行して上演する『彼の背中の小さな翼』(5月21日(火)〜31日(金) http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2013/ )のチケットが発売開始されました。
 『ナミヤ〜』東京公演はすでに発売されております。
 
 『ナミヤ〜』は、東京も神戸も例によって(?)、土日だけはたっぷりズバッとご予約をいただき、平日は席を選び放題、という状況。
 『彼の背中の小さな翼』は、そもそも平日の昼が中心、というスケジュールなので、想像通り(←いかんやろっ?!)、当然のごとくまだ半分以上のお席が大丈夫、という状況です。
 
 いまだに僕のところにお問い合わせをいただくのが「キャラメルボックスって、チケットが取れないって聞くんですけど、今回はどうなんでしょうか?」ということ。
 
 何度でも声を大にして申し上げますが、チケットが取れなかったのは上川隆也がNHKのドラマ「大地の子」に出演してブレイクした後あたり、つまり2000年前後だけだったのでありまして、基本的に「観たい」とおっしゃってくださる方がいらっしゃる限りなんとかして皆さんにご覧いただこう、というスタンスでスケジュールを組んでおります。
 
 「演劇」というのは、映画と違って「もうチケット無いんじゃない?」と思われる運命にあるらしく。
 それは何故かというと、公演期間が映画に比べたら短い、ということが一つと、映画と比べてマニアックな印象があるからなのかと思います。
 もしくは、音楽関係だと人気のアーティストのライブなんて「即日完売(即完)」が常識、というのがあるのかもしれません。
 
 キャラメルボックスの場合は、演劇界でも希有なやり方をしておりまして、年間4〜10作品を次々と上演して行っているので、サポーターズ・クラブの会員の方が多数いらっしゃるのは事実ですが、皆さんが全公演を観にいらっしゃる、というわけではありません。しかも、皆さん、長いおつきあいなので、「まぁ、キャラメルは、当日行ってもなんとか入れてくれるよ」くらいなゆるやかな感じ。
 なおかつ、他の商業的な演劇公演みたいに、マスコミでバリバリ活躍している俳優がメインにいるわけでもありませんので、実にのんびりとした感じです。
 
 たとえて言うと、キャラメルボックスの公演は「お祭り」みたいなもんだと思いますし、そうありたいとも思ってます。
 基本が、春・夏・秋・冬の4公演ですし。
 で、お祭りって、前売券を買って行くものでもありませんしね。
 
 そんなことで、今日から練習が始まるので、どこまでおもしろい舞台になるのか、随時、逐一、ご報告していきたいと思います。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 昨日、まとめて劇団員のテレビ・ラジオ出演情報が届きましたので、ご報告っ!!
 

■岡内美紀子・多田直人
ラジオドラマ『リバーサイド・カフェ』
TokyoFM 4月13日(土)7:40〜8:00 ゲスト出演
http://t.co/nHLu5Txhcv

■坂口理恵、鍛治本大樹
放送■5月6日(月)〜5月10日(金) 22:45〜23:00(全5回)
NHK青春アドベンチャー『シュレミールと小さな潜水艦』
http://t.co/wW8TmsK9XU

■千葉放送局 開局70周年記念ドラマ
「菜の花ラインに乗りかえて」
作:真柴あずき
出演:大内厚雄、温井摩耶
放送:2013年10月 BSプレミアム
http://t.co/TU3JW2QevH

 三つ目の「菜の花ラインに乗りかえて」は、BSとは言え、全国放送ですね、たぶん。まだまだオンエアは先の話ですが。
 今回『彼の背中の小さな翼』の脚本・演出もやる真柴あずきが脚本を書いて、そこに大内と温井も出させていただくというわけで。ウェブサイトの予告編ムービーを見る限り、真柴らしいアコースティックなものになっているんじゃないかと勝手に想像しておりますが、全く中身は知りませんっ。
 
 その他の外部出演情報は、こちらからどうぞっ。
 http://www.caramelbox.com/03_actors_f.html
 ……もう終わったのも混じってますねぇ……ごめんなさい……。



2013-04-09 09:41  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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【速報!!】『ナミヤ雑貨店の奇蹟』読み合わせ終了っ!!こ・これは……!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の本読みが終わりました。

momokos.jpg
読み合わせ終了後の、
「ももこ」こと、岡田さつき。
ももこの役は……むひひひひひひひひひ。
 
 いやぁぁぁぁ、成井さん、あの原作をよくぞここまで、というのが一つ、そして「終わってみたらキャラメルボックスじゃねぇかぁっ!!」というのが一つ。
 
 始まるやいなやクライマックス。息付く暇も無い新展開の連続、ガンガン飛んでいく時間、一人数役で演じていく次々と登場する人物、と、前半は「なにこれぇぇぇっ?!付いていけないんじゃないのぉっ?!」と呆然と……しそうになったあたりから突然、それまでに散りばめられていたパーツがカシャカシャとハマリ始めていき、終盤ではカシャカシャがガシャガシャになり、タイムリミットにいたる寸前などはもう、まばたきする暇も無いような状態になっていることに気付いてしまいました。
 
 もちろん、まだ台本の読み合わせの段階なので役者は座っておとなしく読んでいるだけですし、音楽も一つも入れていませんし、当然衣裳も小道具も舞台セットも無いわけですが、僕の頭の中ではガンガン曲がかかっていて、成井さんならここはこういう風に役者を動かして、こんな風にしゃべらせて、あんな風にみんなをあーしてこーするんだろうなぁ、という姿がぶわぁぁぁっと広がっていって、こりゃぁ選曲が忙しいぞぉぉっ、というワクワクでいっぱいになりました。
 
 そして、今までのどの芝居っぽい、ということよりも、ずーーーーっと前にロンドンで観た『レ・ミゼラブル』を思い出しました。いや、レミゼみたいな舞台になるというわけではなく、そもそもあんなに凄い舞台は一生に一度やれたらいいなとは思いますがまだ無理でしょう、と思うわけですが、なんか、僕の古い記憶の中から突然あの感動の舞台が湧きだしてきてしまったのでした。
 
 僕自身、登場人物が多い芝居は、いちいち「これ、誰だっけ?」とか考えなければいけないので、苦手を通り越して嫌いなのですけど、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に登場人物が多いのは実は「仕掛け」の一つであって、わざと観ている方を混乱させておいてそれを感動に繋げていこう、ということなんだろう、と気付いてからはむしろ脳が快感を覚えていることに気づいてびっくり。
 いやはや、こんなにとんでもない脚本を、おそらく成井さんや役者達は、僕が想定した以上の四次元・五次元にまで至るあっと驚く芝居にしてきてくれるんだろうなぁ、と想像するとワクワクを通り越して全身痺れるような感覚です。
 
 さーて、早速帰って曲探しにかかりますっ!!
 
 お楽しみにっ!!


2013-04-09 19:41  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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2作品分の曲を探してますっ!!探すために聴いてますっ!!……ほぼ自分を励ますための内容です……。 [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 さぁ桜も散って春だぞぉっ!!と思ったら無茶苦茶寒くなってどーしよーかと思ったらまたまたパキーンッて音がしそうな雲一つない空。体調が崩れがちな季節ですな、まさに。
 そんな昨日、突然鼻水が出始めて止まらなくなりまして、まさか風邪っ?!……と熱を測ってみても平熱。
 むむぅぅぅぅぅ……もしかしてもしかすると、加藤昌史史上初の花粉症っ?!
 突然なる、という人もいるらしいので、ないこともないかもしれませんが、謎です。今日一日続くようなら明日にでもお医者さんへ……と思ったら明日は土曜日。月曜日まで様子を見てみましょう。

2013-04-12-08.45.39.jpg
近所の公園にて。
よーーーく見てください。
高ーーーいところにボールが引っかかってますっ!!
取ってあげようかとも思ったんですが、
初日が開くまでは
木登りはやめておこうと思います(←そういう問題?!)。


 というわけで、今は、選曲、というか、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と『彼の背中の小さな翼』の曲探しをしている日々。
 まぁ、こんな作業を30年近くやっているわけですが、2時間の作品2本分を同時に、というのはそうそう無いかもしれません。
 
 1日中、1曲数秒〜数分聴いて、を繰り返していきます。もともと音楽を聴くのは好きですし、新しい音と出会えた時の何とも言えない感動は言葉にはしづらいくらいの嬉しさです。
 
 この作業をするためには、その前にすることがあります。
 通常の僕は、社長業であったり製作総指揮とかの事務的な仕事をしているわけですが、選曲に入る時はモードを切り替える必要があります。よくわからないんですが、左脳から右脳へと主要な活動領域を変えていくというのでしょうか。もしくは、アンテナを取りだしてきて磨く、と申しますか。
 
 後者の方が表現的には合ってるかも。
 
 キャラメルボックスの芝居に使える曲、合う曲、というのを、何万曲という音楽の中からピックアップしていく、という作業は、何千軒というラーメン屋さんの中から自分に合った美味しいお店を見つけることよりも実はヘヴィな作業なんです。
 ラーメンだと情報がかなりありますし、自分の趣味に近い「ラーメン食い」の人を見つけて、その人のオススメのお店に行くとかなりの確率で当たるのですが、音楽の場合は、僕が探している曲に関して僕より詳しい人というのがそうそういないのです(←そりゃそーだ)。
 
 僕が「曲聴き」に飽きて、もしくは疲れて、ネットなどで「あんな感じでそんな風でこんな雰囲気の曲を探してます」と言葉で伝えると、たくさんの方からいろんな曲を紹介していただけて助かるのですが、それと同時にわかるのは聴いている曲の数。紹介された曲を聴いてみると、「あぁ、この人はこんな感じの曲の近辺のが好きなんだなぁ、その中でこの曲がリクエストに近かったんだろうなぁ」ということがわかります。が、ものすごく狭いジャンルを徹底的に聴いていらっしゃる方もいらして、僕が全く知らなかった領域の音楽を知ることもできたりもします。これは衝撃的な出会いになったりしますのでお客さんから提案をいただくのは、とても楽しいんです。
 「キャラメルボックスで使ったら素敵かも」という曲がありましたら、いつでも募集しておりますっ!!基本的に、紹介していただいたアーティストや曲は必ず聴いておりますが、感想などをお伝えすることは、全部はできないと思いますのでご了承くださいませ。

 まぁ、ラーメンを1日に5食とか10食食べる、という人が滅多にいらっしゃらないのと同じくらい、1日に数百曲を聴く人はそんなにいないのですが、1曲を数百回聴く、という方はけっこういらっしゃる模様で、それはそれでスゴイので僕も勉強になる、ってことなわけですけれども……あ、僕はラーメンは1日2食までと決めておりますが。

 だから、そんな感じの選曲作業なので、おそらく狙っている、探しているところが、ものすごく狭くてピンポイントなのですね。自分の中では「こんな感じの曲なんていくらでもありそうなのになんで誰も作ってくれないのっ?!」と思いながら探しているわけですが……。
 
 そんなふうに壁に突き当たったり飽きちゃった時には、過去の自分に聞いてみる、という作業をします。
 かつてのキャラメルボックスで使った曲を聴いてみるんです。
 それぞれが、何千曲の中から見つけてきた、もしくは見つけ出した人に創っていただいた曲たち、もしくは、日常生活の中で突然出会った曲たち。
 いやーーー、僕にとっては奇跡の名曲揃いなわけですよ、特に、こういうふうに苦しんでる時に聴くと。
 「こんないい曲、あるわけないじゃーーーーんっ!!」と泣きたくなります。
 「この時は偶然この曲に出会ったからよかったんであって、そうそうあるもんじゃないよぉっ!!」と弱音を吐きます。
 「今回こそはもうダメだぁぁぁぁぁぁっ!!」とあきらめて、あっさり逃避します。
 
 でも、そうしているうちに、次第に自信に繋がってきます。
 「今まで、こんなにたくさん素敵な曲を見つけてきたんだから、次もきっと出会えるに決まってるよっ!!」と。
 「今までこんなに出会ってきたってことは、奇跡でも偶然でも無いんだ」と。
 
 こういうことをずっと繰り返しているのですが、ウチのヨメの名言がありまして。
 僕が選曲を休憩して居間でダラダラしながら「いい曲が見つからねぇんだよぉっ!!」とぐだぐだのたうち回っていたら、一言。
 「まだ追い詰め方が甘いんじゃない?」。
 
 がぁぁぁぁぁーーーーーんっ……。
 そうなんです、奇跡の名曲とは、いっぱい聴いて聴いて聴いて、曲を探すアンテナの精度が研ぎ澄まされて、花畑の中から一輪の特別な香りのお花を嗅ぎ分けるところまでいって初めて出会えるのです、きっと……。
 
 まぁ、こういうことは、選曲に限らず「仕事」というもの全般に言えることなのだと思います。
 
 数々のヒットした映画の音楽を担当してきた方の曲がキャラメルボックスの芝居に合うかと言ったら、トヨタの経営方法をネビュラプロジェクトにあてはめてもしょうがないのといっしょ。キャラメルボックスの「行き方」は僕たちにしかわからないし、僕たちが創りだしていかなければならないわけです。
 
 
 ……と、とりあえず自分を励ましてみたりして……。
 がんばろっと……。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 あっ。
 明日の土曜日、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の出演者が交替で電話予約を受け付けますっ!!
 まだお席の予約をしていなかったあなた、今ですっ!!
 チケットの売れ行きの心配をしていると胃が痛くなって選曲に身が入らないので、是非僕のためにも……(←泣き落としかいっ!!)。

 電話に誰が出るかはあなたの運次第!!
 
 ■■■出演者電話予約受付■■■
 予約日時:4月13日(土)12:00〜18:00
 電話番号:03-5342-6502


2013-04-12 10:52  nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
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キャラメルボックス『ナミヤ雑貨店の奇蹟』第1回通し稽古を見ましたっ!!活き活きとした「アイツら」!!伏線の洪水!!圧倒的な物語の収束!!涙腺崩壊!!「想いの必然」の物語!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 ゴールデンウィーク中の平日3日間。
 3日とも休んじゃってまとめて超大型連休にして遠くにお出かけにいらっしゃてる方を、僕のFacebookのお友達に一人だけ発見いたしました。書いてないだけで、けっこう多くの方が日常脱出をされてるのかもしれませんねぇ。
 ちなみに僕は、キャラメルボックスを始めてからというものゴールデンウィークは仕事相手がお休みで不便なもの、という感じで……。
 みんなが休んでる時ほど忙しい、というエンターテインメントがお仕事のみなさん、いっしょにがんばりましょーーーっ!!
 
 というわけで、昨日・5月1日は、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の最初の通し稽古でした。
 
 僕自身は、ずっと自宅に引きこもってこの作品と、並行して行う『彼の背中の小さな翼』のための楽曲を探し続けてきていたので、台本と原作をいったりきたりしていたので、久し振りにみんなに会えてそれだけでテンションアップ。
 この前日に『彼の背中の小さな翼』の読み合わせがあったので余計にナミヤの通し稽古が楽しみでありました。
 
 もっとも、実は数日前に、孤独に耐えきれずに稽古場に行ってみたら、ちょうど最初から最後まで2シーンずつやる、という日で、一通り見ていたので、新鮮に見た後にきちっと通して見る、ということができたわけですが。
 
 で。
 まず思ったのは、活字の世界で楽しんできた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、まず原作から脚本にされた時点で泣く泣く削られたであろう部分が、全く気にならなかったこと。終わってみれば、「ん?出てこなかったエピソードって何だっけ?」と思うくらいに、この脚本は脚本で原作が伝えたかったことの中心部分を捉えて書かれているなぁ、と思いました。
 
 そしてそしてなによりも、活字の世界では自分の想像力の範囲内でしか動いていなかったキャラクターたちが、目の前で、肉体だけではなくて、独自の考え方、独自の表情、独自の声でそこに存在して躍動している、ということ。
 これは、原作ものをやるたびに、最初の通し稽古で思うことなのですが、今回は特に、原作の時点ですでに無茶苦茶愛情を注いでしまっている登場人物たちなので、それを役者達がどう「演じている」のか、ということを、楽しみでも有り、若干の不安もありながら待っておりました。
 が、その想像は良い意味で裏切られました。
 彼らは、原作のキャラクターを「演じている」のではなくて、「生きて」いたのです。
 つまり。
 すでに元のお話を知っているわけですから、極端な話、この後こいつは何を言うか、ってことを知っていて見ているわけですが、不思議なことに、「えっ、コイツ、何するつもりなんだっ?!」「えっ、こんなことしちゃって、次どうなるんだっ?!」と、目の前で起きていることに精一杯になってしまい、そのうちに、その人物たちから目が離せなくなっている自分に気がつきました。
 
 それは、原作や脚本に文字として書かれていた「台詞」や「ト書き(説明)」は、すでにそこには無くて、あるのはそこで生きている「人」たちだけ。元の「文字で書かれていた人や状況」の全てが、演じている、いや、生きている役者達の中に取り込まれ、その役者と役者同士の人間関係がすでにそこではリアルな関係になり、起きてくるいろんなことはト書きに書かれていたことではなくて今ここで起きていること、になっていってしまっていたのです。
 
 もともとキャラメルボックスって、ファンタジーやSFの物語を上演する劇団なので、「ここは宇宙船の中」とか、「これはタイムマシン」とか、いかにそこにある無茶なシチュエーションをお客さんに信じてもらうか、といことをやってきた劇団なので、「ここはナミヤ雑貨店」ということを信じていただくことなどお茶の子さいさい、という感じなのかもしれませんが、それにしたって、それを28年もやってきた僕を、こんなにもいともカンタンに騙してくれてしまうなんて、いやはや、このチームの信じさせてくれるパワーと破壊力は並大抵のものではありません。
 
 もちろん、主人公の3人はいいです。
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 『無伴奏ソナタ』のクリスチャンという主役で、あの空間にいた人たちみんなの心を鷲づかみにした多田直人。

 『夏への扉』で、ハインラインの原作のファンたちが描いていた「準主役」の猫のピートのイメージを見事なまでに打ち破り、「キャラメルボックスの『夏への扉』のピート」を演じきった筒井俊作。

 2008年『嵐になるまで待って』のユーリ役以来何度となくヒロインを務め、『トリツカレ男』のインコのニーナ役や、外部出演の柿喰う客でのはち切れた演技でもその魅力を振りまいてきた渡邊安理。

 ほぼ同期入団のこの3人のチームワークは、すでに今までの舞台でも実証されてきた通りお見事。僕たち見る者をフィクションの世界に引きずり込んで行ってくれる「人間力」も並外れています。
 
 がっ。
 今回見ていて僕が最もグッと来たのは、意外なことに(?)阿部丈二。
 2011年から、『流星ワゴン』の永田、『アルジャーノンに花束を』のチャーリイ、『キャロリング』の大和、『隠し剣鬼ノ爪』の家老・堀、そして自らのプロデュースユニット「スカイロケット」の『旅猫リポート』の主演、と、重い役ばかりをやってきた丈二。途中、『トリツカレ男』のロミオや『降りそそぐ百万粒の雨さえも』の三鷹なども挟まってきてはいるのですが、今回のようなナチュラルな役は多分初めてではないかと思うのです。何か大きく物語を動かすわけでもなく、大きな感情の起伏があるわけでも無いのですが、そういうところをふわっと演じていて、とても安心させてくれました。
 まぁ、テレビドラマの『空飛ぶ広報室』に出てるのを見たばっかりだった、ということもあるのかもしれませんが……。
 
 でっ。
 「キャラメルボックスって、悪い人が出てこないじゃーん」と良く言われてきたのですが、原作ものをやるようになってから、けっこう悪い人が出てくるようになりまして。
 ぶっちゃけ、1980〜90年代のハリウッド映画好きな僕は、エイリアンやターミネーターは好きなのですが「本当に悪い人」が出てくる話は苦手。そういう意味で、今回の話は、出てくるには出てくるんですが、ちゃんと僕が喜ぶように話が展開してくれるのですっ!!
 そもそも東野圭吾さんがスゴイんですが、それを見事にキャラメルボックスの側に引き寄せた成井豊にしろ役者達にしろ、お見事だと思います。

 そしてまた、原作を読んだ方なら「コレ、どうやって舞台にするの?!」と普通思うでしょう、と思うほど、そもそもナミヤ雑貨店というところに投げ込まれる悩み相談の手紙に答えていくという物語なので、いっぱい「手紙」が出てくるのです。
 で、原作を読んだときも、脚本を読んだときも、「こんなに手紙が出てきてしまって、それをそのまま上演したら、ただの退屈な朗読劇になっちゃうじゃん」と思ったわけです。
 ところが、コレがまた、長年手紙を読むシーンを多用してきたキャラメルボックス(←いいのか悪いのかっ?!)だけあって、いやはや、絶対に飽きさせません。てゆーか、「次の手紙はっ?!」と楽しみになるほど。もう、後半になると「もう、普通に読んでくれてもいいからねぇ」と思うほど、「手紙のシーン」も楽しく見せてくれました。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 通し稽古では、曲がシーンに合うかどうかを冷静に確認することと、芝居にきちんとダメ出しをするために「製作総指揮目線」で芝居を見ていたのですが、それでも耐えきれずに5回くらい涙が溢れました。冷静に言いますと、心の水門を開けて見たら、こりゃ、大変なことになってしまうのではないか、と思いました。
 曲がまた、いいっ!!
 いえ、これは自画自賛では無くて、ここ数年、演出部の有坂美紀が稽古場での選曲をやってくれていて、僕が集めてきた曲や自分で見つけてきた曲をどんどんかけてくれているのですが、その中の、とある「キモ」になるシーンの曲が、もう、ほんと、あぁっ、涙を絞るんですよぉ……!!声が出そうなほどに……。ずるいどぉっ!!
 
 で。
 大問題が。
 しょっぱなから引きずり込まれてどっぷりとナミヤ雑貨店の世界とたわむれて、カーテンコールが終わってみたら、なんと通し稽古の上演時間が2時間20分っ!!
 しょぇーーーーーーっ!!
 しかし、完全に、体感時間は90分。
 キャラメルボックスでは、人間がじっとしていられる物理的に可能な時間は120分が限界、と僕は考えていて、上演時間が2時間を越えるようならばっさばっさと無情なカットをしてもらうようにしておりまして。
 が、最近は例外がありまして。
 『容疑者Xの献身』が、2時間15分だったのです。
 ……そうなんです、東野圭吾さんの作品は、前もって散りばめられる伏線が見事で、それら全てが魅力的で、なおかつそれらが無いと物語が収束しない、という特性を持っているのです。
 極力短くする努力はしてもらいますが、もし2時間を越えたとしたら、ごめんなさい。そして、ご覧になって、「あそこをカットしたら?」とアンケート用紙にご提案ください。物語として重要でも、観ている者にとって不要、とことだってあるので、僕もそういう非情な視線で提案はしてまいりますが。
 
 最後に。
 通し稽古を観終わって思ったこと。
 
 人と人との繋がりって、繋がるべくして繋がっていることがある。
 そうじゃないこともある。
 でも、偶然では無く必然で出会ってしまうということがある。
 そして、この世にいるかどうかわからない「神」のような存在の、なにがしかの「縁」だったり「強い想い」によって出会わされてしまうこともある。
 
 今回のお話は、単なる偶然の積み重ねではなく、一人の男の、いや、ふたりの人間の、いや、そのふたりを取り巻く、時代を超えた人たちの強い想いが紡いだ、「想いの必然」の物語。
 
 成井豊・作の『サンタクロースが歌ってくれた』に「私は芥川龍之介に会いたかったの。その夢が今夜かなったのよ。奇跡って起こるのよ。起こらないって思ってる人には、絶対に起こらない。でも、今夜の私はそうじゃなかった。」というセリフがありました。
 しかし、今回は「奇跡」じゃなくて「奇蹟」。
 
 この物語は、きっとあなたの力になれると思います。
 なぜそんなに断言できるかと言うと、少なくとも僕には、強大な勇気を与えてくれたから。
 
 こんなに熱く語っておいてなんなんですが、このブログの内容が本当かどうかを判断するのは、あなた。
 少なくとも、今、自分がしていることの全ては無駄じゃない、って思える作品に仕上げようと思いますっ!!


2013-05-02 12:03  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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休み明けっ!!いよいよ今週末初日のキャラメルボックス『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の3回目の通し稽古を見てきた加藤昌史に、自分でインタビューっ!!短文を装った長文に注意っ!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 連休明けの今日、なんだか、朝からすごい風ですねぇ。みなさん、ゴールデンウィークはどうしてましたかっ?!キャラメルボックスは毎年連休はお休みじゃないので、稽古の毎日なのもいつものこと。空いてる電車で通えて良かったぁ、という感じです。

 さて、昨日で、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の3回目の通し稽古が終わりました。
 5月4日にやった2回目の通しを観た後にブログ用に文章を書き始めたのですが、もう、想いが溢れちゃって、ものすごい長文を書いてしまい、一晩おいたら「こりゃしつこいだろ」と自分でも思うほどで。で、6日の3回目を観てから落ちついて書こう、と思い直したのでした。
 
 で、インタビューされた風に書いてみよう、と思い立ちましたっ!!

■『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とはどんなお話ですか?

 日本のあるところに、ずっと前からそこにある「ナミヤ雑貨店」という古いお店がありまして、いつの頃からか、そこのシャッターの郵便受けに悩み相談の手紙を入れておくと後日牛乳箱の中に返答が入っているようになりました。
 その返答を書いている人と相談者たちが100年近くにわたって紡ぎあった、あったらいいな、きっとあったんだろうな、という不思議でほかほかしてひりひりしてきゅんとするお話です。

■東野圭吾さんの原作との違いは?

 原作は5つのお話からできあがっていますが、舞台化にあたってエピソードを削らざるを得ず、「2.5」に減らしてあります。なので、「あの話が無いじゃんっ!!」と思われる可能性もありますが、原作の根幹を成す大きな部分を中心に活き活きとした立体的な世界に再構成してある、という感じです。
 そしてなによりも小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の違うところは、登場人物が生身でそこにいてしゃべったり動いたりする、ということ。あたりまえのようですが、これが大きくて。立体のセリフロボットがただ小説の文字を音声化しているだけじゃなくて、もう、あの人やあの人やアイツやソイツが、感情を持ち、それまでの人生を背負ってそこに生きているのです。笑うし、泣くし、怒るし、歌うし、楽器は演奏するし、踊るし、汗もかくし、唾も飛ぶし、失敗するし、笑わせてくれるし、誰かが話していることに反応するし、とにかく、小説で起きていたあの事件やあのエピソードが起きていたまさにその時間や空間がそこに流れているところにあなたが立ち会える、という感じです。

■舞台版『ナミヤ雑貨店の奇蹟』はどんなお芝居になるんですか?

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 油断していると、始まった途端にうるっときてしまいます。油断していなくても、始まってすぐに、多田直人・筒井俊作・渡邊安理が演じるコソ泥3人組に、ナミヤ雑貨店の世界に引きずり込まれます。

 「えっ?えっ?えっ?おぉーっ。んむむむむ?あーそーかー。えっ?えっ?えっ?うるるるるるる……」なんてことが繰り返され、最初の1時間は息つく暇もありません。

 そして1時間を過ぎたところから、観ているだけのはずなのに気が気では無くなって、「で、次は?えっ、どうなるのっ?!あっ、そうきたか!!えっ、でも、それはっ?!あっ、そういうわけっ?!あっ!!うっ!!うるるるるる……」ということが連続して起きていき、最後は…………どうなるんでしょーっ?!それはご覧になった皆さんそれぞれかと思いますっ!!
 
■この公演の見どころは?

 新人4人が2人ずつダブルキャストで出演している以外の11人は、全員が主役やヒロイン経験者です。今公演の「主役」は、強いて言えばコソ泥の3人なのですが、実は、本当の意味では他に主役が4人、準主役が3人いるのです。小さな物語が繋がり合って『ナミヤ雑貨店の奇蹟』という一本の作品になるわけですが、その小さな物語の小さなエピソードのひとつひとつを主役経験者たちがしっかりと描いてくれることで、後半戦にたくさんの「パズル」が一気にカシャカシャと音を立てて繋がっていくような知的快感がぎゅぅぅぅっと増して、たまらない楽しさです。
 
 そして演出面では、キャラメルボックスで言えば『スキップ』や『容疑者Xの献身』と同じく、「廻り舞台」を使用します。これは、ブロードウェイ・ミュージカル『レ・ミゼラブル』のように劇場に備え付けのまぁるい巨大な床が回る、というタイプではなく、ステージ上に巨大なとあるものがあり、それがまるごと回ることで時間や空間の変化を表現する、というものです。
 これがですね、「ただ、舞台がまわるだけでしょ?」と思っていたら大間違いで、なんと、機械式じゃなくて、演じていない役者が手で回すんですっ!!……まぁ、予算の問題、という説もありますが、『容疑者Xの献身』を詳細にご覧になった方には気づかれておりましたが、実は「黒子」のようになって回している人が実は……なんてこともありまして。そういうマニアックな見方は別にして、この「舞台が回る」というのが、昔のドリフターズの番組のような「はい、場面転換」という使われ方ではなく、角度を付けて回ったりスピードを変えて回ったりと、まるで生き物のように、それそのものがもう一人の出演者であるかのように、「黒子」の役者達によって操られていくのです。そしてその動きが、激しく移り変わっていく「時間」の流れも表現していて、2時間以上の上演時間を感じさせない理由の一つになっていると思います。
 
■「今回は観ようかなぁ、パスしようかなぁ、どうしようかなー」と迷っている方の背中を押す一言をどうぞ。

 まず、「原作を読んじゃってるからなぁ、あの感動を汚されたくないなぁ」と思っているあなた。
 創っている本人たちが最もそう思っています。少なくとも、発売直後に原作を買って読んで舞台化を決意した脚本の成井豊が自分で演出しておいて、通し稽古では最も泣いています。
 
 そして「キャラメルボックスは好きだけど、原作ものってなぁ」と思ってるあなた。
 この作品は、『サンタクロースが歌ってくれた』のようにワクワクドキドキできて、『また逢おうと竜馬は言った』のようにスリリングで、『さよならノーチラス号』のように切なくて、観終わった後は『クロノス』シリーズ全作品をまとめて観終わった後のような爽快感と心地よい脳の疲労を感じますっ!!そしてもちろん、ハンドタオル持参必須なのは言うまでもありませんっ!!
 
■最後にひとこと。

 S席6800円。これは、東京ディズニーランドに行って遊んで食事をして帰ってくるのよりは若干安めだけど、かなり大きな額だと思います。しかし、メイキング映像付きの映画のBlu-ray BOXを全て観終わっただけでは感じられない、臨場感と共感と、なによりもここでしか味わえない、生身の出演者たちと、いっしょに観ている人たちとで創り出される空気の躍動があります。
 演劇は、生だから体験できるエンターテインメントであるとともに、あなたの「体験」の一部にもなりえる奇跡の時間です。
 キャラメルボックスは、ライブDVDを自分たちで責任編集して発売しておいてなんなんですが、生を100としたら映像はどんなに舞台を創った本人たちが頑張って撮って編集しても、「2」っ!!
 テレビやネットの生中継は後からでも見られますが、演劇は見るものじゃなくて、わざわざ行って、自分で体験するもの。
 さぁ、腰を上げてくださいっ!!予約してくださいっ!!そうしたら、あとは、劇場で、僕や役者達が生身でお待ちしておりますっ!!劇場にいらっしゃってロビーで僕を見かけたら「あんたに騙されて結局来ちゃったよ」とお伝えくださいっ!!……特に特典はありませんが……。
 
■ご予約などの詳細はこちら
 キャラメルボックス『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
 http://www.caramelbox.com/stage/namiya/
 
■で、冒頭に「4日に書いたのが長文になっちゃったから思い直して書き直した」とありましたが、この今日のブログは「長文」じゃない、ってことなんでしょうか?

 ……短文を組みあわせてみたのですが……ダメですか?


2013-05-07 11:27  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(1) 
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明日の東池袋のお天気は、雨。だからこそ、サンシャイン劇場へっ!!世界で初めて「キャラメルボックスの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』」を見る人のうちの一人に、あなたがなってくださいっ!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 さぁ、みなさんっ!!
 明日は、ついに、キャラメルボックスの新作公演『ナミヤ雑貨店の奇蹟』がサンシャイン劇場で初日を開けますっ!!
 
 明日の東池袋の天気予報は、ウェザーニュースによれば午前中から雨が降り出して夕方にちょっと強まりそう。雷雨もありそう、とのことですが、そんなに大雨ではないかんじです。
 
 僕は、公演が無い時の土日はできるだけこどもたちと出かけることにしています。
 というのも、自分が住んでいる街で、たいていのことはできてしまいますし、楽しいこともいっぱいあるのですが、そういうことは、ちいさい頃からおかあさんと経験してきているわけなので、おとうさんがいるときには、近所でも、電車に乗ったりバスに乗ったりしないと行かれない、普段はあんまり行かない場所に連れて行ってあげることにしています。
 
 それは、こどもたちにいろんな経験をさせてあげたい、ということももちろんあるのですが、僕自身も、放っておくと家と会社と劇場を行ったり来たりする間に寄り道したりするだけで十分に楽しいので、休みの日には家にいてしまう、という独身時代のクセを断ち切ろう、と思ったこともあります。
 
 が、やはり、雨の日は萎えますねぇ。
 基本的にこどもたちは遊園地とか公園とか、身体を動かせる場所を好みますから、雨の日は家を出るのを嫌がります。
 ですがっ!!
 16年もおとうさんをやっていますと、そこはもう、「雨の日でもこどもたちが喜ぶ場所」のリストを自分の中で持っていて、雨ふりのたびにそのリストから「今日はここ行かない?」と誘ってその気にさせていっしょに行く、ということをしております。
 
 その中で、今までで最も究極の雨の日のお出かけは……!!
 神代植物公園っ!!
 大雨だったので、さすがの僕も家を出たくないな、と思ったのですが、その大雨を逆手に取って、「みんなでカッパを着て長靴をはいて、こんな大雨だからきっとだぁれもいない植物園に行って水たまりにバシャバシャつっこみながら遊びに行こうっ!!」と誘ったのです。そうしたら、乗ってきました、ウチの冒険好きなこどもたち。
 行ってみたら、本当にほとんど来園者はいなくて、ひとりじめ状態。
 大きな声で歌を歌ったりして、森のような雨の植物園の中を歩き回ってへとへとになって帰ってきました。
 
 てなわけで、雨の日は雨の日の楽しみ方を編み出した方が楽しいわけではありますが、さすがにオトナだけでそれをやるのはどうか、ということになりますと、やはり、芝居ですな(←長い前振りの割りにベタだなっ?!)。
 
 サンシャイン劇場は、よく「池袋サンシャイン劇場」なんて呼ばれることがありますが、実は駅で言えば地下鉄の東京メトロ有楽町線「東池袋」駅がいちばん近いんです、ということをこのブログでは今まで何度もお知らせして参りました。
 がっ!!
 なんとっ!!
 サンシャイン劇場の公式ホームページに、今まで僕がブログでお知らせしてきたような写真入りのアクセスマップが掲載されておりましたっ!!
 http://www.sunshine-theatre.co.jp/pdf/accessmap_out.pdf
 
 これを見ると、東池袋駅からの地下通路が劇場にどれだけ近いのか、ってことが一目瞭然かと思います。
 特に、雨の日や灼熱の日照りの時には、もう、このルートが無かったら泣きそうになってしまうくらい。
 池袋からのひと駅だけで160円の電車代ですが、コレははっきり言って安いと言えるでしょうっ!!

2013-05-10-11.15.54.jpg
……と紹介しておきながら、
池袋駅側から来て
東急ハンズの左側のエスカレーターを降りると……
こーゆーフラッグが見えまーーーっすっ!!
↑↑↑↑↑↑
どっちから来いっちゅーことやねんっ?!
 
 ◇          ◇          ◇
 
 というわけで、いきなり『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とは全く関係無いお話になってしまいましたが、明日11日(土)19:00開演のツアー初日、お席もまだまだあります。
 まだ、ネットの予約もできますっ!!
 →→→即予約ページ http://www.nevula.co.jp/rsv/analog2/13namiya_tokyo.php
 →→→ちゃんといろいろ確認してから予約したい人はこちら http://www.caramelbox.com/stage/namiya/ticket.html
 
 もう、今、僕が何を言っても、来てくださらない人は来てくださらないでしょうし、来てくださる方は来てくださるでしょうし、迷ってる人は迷ってるままだと思いますが、ここで勝負ですっ。明日の朝、起きて、雨が降ってたらサンシャイン劇場へっ!!(←天気予報を最初に書いておいて何を言うっ?!)

 きっと、初日に観た人たちの感想を、みんなが待っていますっ!!
 是非、あなたの眼で見て、誰の感想にも影響されない真っ白な感想を、どこかでどっさりお聞かせくださいっ!!
 
 ナミヤ雑貨店で、あなたのナヤミも吹っ飛ぶかもしれませんよ……!!


2013-05-10 23:50  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』初日がスゴイ勢いで開きました。現時点で上演時間は2時間10分。いよいよ始まったので、いつでも楽しみに来てくださいっ!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、昨日、初日が開きました。
 舞台上に、ナミヤ雑貨店も開店しました。いや、してないか……(←このあたりは観てのお楽しみ)。
 
 脚本・演出の成井豊が最も気にしている「上演時間」は、前説とカーテンコールを除いて2時間10分。でも、「人間がじっとしていられるのは生理的に言っても2時間が限界」論者の僕でさえ、終わってみて時計を見たら「えぇっ?!もうこんなにっ?!」という印象なので、もうこれはこれでよいのかも、と思ってしまいました。昨日の初日をご覧になった方で、「あそこはカットしてもいいのでは?!」というご意見のある方は、是非なんらかの方法で僕にご連絡くださいませっ!!ちなみに終演後に成井はみんなの前で「台本をカットできない分、今ある部分をもっともっと楽しめるように練り込んでいきましょう」というようなことを言っていました。んーーーむ、それはそれで見てみたい……。
 
 初日のリアクションに関しては、アンコールが4回あったとか、そのアンコールの渡邊安理があまりにもおもしろかったとか、観に来てくださったあの人がこう言ってたとか、そういうことを僕がここに書いても信憑性が無いので製作部の小森くんが終演後にTwitterに流れた感想を自動収集でまとめたページを作ってくれたので(←関係者が作ったまとめページかよ、と言われればそれまでなんですが……)、そちらを是非どうぞ。
 http://togetter.com/li/501387
 
 僕としては、なんか今回は新作の割りに淡々と粛々と冷静にものごとを進めているなぁ、という感じで、自分でもその理由がよくわかっておりませんで、今日、初日が開けてみて「あぁっ!!」と気付いたことがありました。
 ここ2年の新作の中で、『流星ワゴン』、『無伴奏ソナタ』、『アルジャーノンに花束を』、『キャロリング』、『隠し剣鬼ノ爪』&『盲目剣谺(こだま)返し』という5公演6作品は、全部キャラメルボックスとしては初舞台化の作家のものばかりで、しかもどれもこれも僕の中では原作を読んだだけでは全く最終形が見えていなくて、台本ができてきた段階でさえどうしていいのかわかっていなかったものばかりだったのです。ぶっちゃけ。で、成井の要望を聞いていく中で「なるほど、そういうことなのか!!」と思ったりしてできあがっていった、というか。まぁ、それ以前に去年の7月から今年の春まではプライベートな事情でほとんど劇作に入り込めない状況だった、というのもありますが。
 
 で、今回は、原作を読んだ時点ではあまりに面白くてただ呆然としていて、正直、「コレ、僕だったら舞台化は無理っ!!」と「僕だったら」という設定そのものが間違っていることを思っておりましたが、漠然と「キャラメルボックスでなら、成井豊にはやれちゃいそうな話ではあるなぁ」くらいに思っていたのでした。
 
 が、台本をもらった段階で「あっ、これは大丈夫」と思いました。
 それは、『容疑者Xの献身』ですでに東野圭吾さんの作品を成井が舞台化していたからで、あの数式を解くような小説を、解きほぐして再構築した、という感じになっていたXと同じような読後感だったからなのでした。
 
 そして今回。
 やはり、成井はキャラメルボックスのオハコでもある「全員演劇」で『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を仕上げました。
 出演者が全員主役。と同時に、全員が黒子も担当。なおかつ主軸の数人以外は数役を演じる、というめまぐるしい演出なのですが、それは、宮藤官九郎さんの作品を見ているときとはまたちょっと違ったワクワク感と「次どうなるの感」を与えてくれてしまいます。
 
 ◇          ◇          ◇
 
 今日は、14:00開演。
tokyo_seat_detail.png
 明後日月曜日はお休みで、火曜日から「平日という名の試練の日々」がやってきます……。つまり、空いてます。

 逆に言えば、今からでも「最前列で8800円のSS席」でも「最後列で1000円のZ席」でも「普通にS席で6800円」でも「1階席のうしろの方から俯瞰で5800円のB席」でも「S席より2000円安い4800円で2階席」でも、ご都合やご希望に応じて好きなところで見られるチャンスがある、ということでもありますっ!!

 ……そういう選択肢を楽しめるように、今回の多種の席種をご用意してみたので、是非いろいろと楽しんでいただければと思います。
 
 では、2日めの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。
 ご来場になるみなさま、劇場でお会いしましょうっ!!
 http://www.caramelbox.com/stage/namiya/ticket.html


2013-05-12 10:04  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東京公演、ぐだぐだで楽しい終幕!!そしてキャラメルボックスと「ナミヤ雑貨店」は神戸へっ!! [『ナミヤ雑貨店の奇蹟』]

 一昨日『彼の背中の小さな翼』が、そして今日、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東京公演が、終わりましたっ!!
 震災以降、自分たちもどよーんとした空気を断ち切れずにもがいてきたようなところがあるのですが、今回のこの2作品は、キャラメルボックスの2つの側面をバキッとお見せできたせいか、毎日劇場に通っていても日々明日が楽しみになるような感じになれまして、不思議でした。
 
 特に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、東野圭吾さんの原作があるにも関わらず「ザ・キャラメルボックス」という感じの舞台になっていって、巻き散らかした伏線を後半戦で一気に回収していって最後に大どんでん返し、というのが初期キャラメルボックスみたい、とも言われました。実際、ここ10年くらいはストーリー重視の作品が多かったように思いますので、こういう出演者総掛かりで全てを動かしていく、という、演劇にしかできない手法で立体的に展開していく、というのは、やっぱりやる側はタイヘンでも観ている方はこの上も無く楽しいわけですからね。
 
 さて、まだ今週末の日曜日から神戸で9ステージありますから、これ以上は語りません。
 
 しかし、ギリギリ最後の一人までなんとかしてお入りいただいた今日の超満員千秋楽では、多田直人のご挨拶、出演者全員による一言挨拶の後、左東広之によるぐだぐだの三本締め。畑中と左東の茶番劇も挟みつつ、締まったかな、と、震災以降節電のためにカーテンコールの時間を短縮しようと始めた「客席退場」。
 ……が、退場し終わっても拍手が鳴り止まず。こんなこと、この2年で初の出来事。楽屋から「なに?」「なんで?」という悲鳴が聞こえた後、すでに靴を脱いだりカツラを取ってしまっていたりした役者達が三々五々あらわれて、あらためて多田がご挨拶。
 「左東さん、締まらなかったじゃないですかっ!!」と先輩を叱りつつ、お客さんたちとまたお会いする約束をして、閉幕しました。
 
 ……と、楽しかったことをいっぱい書こうと思っていたら、バラシが順調に進んでおりまして、僕の楽屋にも搬出の手が……!
 東京公演ご来場の皆さん、ありがとうございました。
 
 というわけで、ちょっと間は空きますが、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は神戸に向かいます。もうすぐ、この「ナミヤ雑貨店」という名のタイムマシンが、新神戸オリエンタル劇場の舞台の上に!!
 
 さぁ、関西の皆さん、神戸の皆さん、お待たせいたしましたっ!!新神戸オリエンタル劇場でお会いしましょうっ!!
 
 http://www.caramelbox.com/stage/namiya/

2013-06-02-12.54.42-2s.jpg
東京千秋楽開場前の円陣っ!!
おーーーーっ!!


2013-06-02 18:27  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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