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『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』 ブログトップ
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2014年2月から、『ヒトミ』再演、そして新作『あなたがここにいればよかったのに』。前売りが始まりました。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

今日月曜日は、『ウルトラマリンブルー・クリスマス』休演日。
が、今週の金曜日も休演し、そのかわり21日(土)から25日(水)の千秋楽まで月曜休演無しでいきますのでよろしくお願いいたしますっ!!

さて。

昨日、2014年の、最初の公演のチケット前売が始まりました。
http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/

ヒトミあなた.jpg
『ヒトミ』
『あなたがここにいればよかったのに』

大阪 2/21(金)〜25(火) サンケイホールブリーゼ

名古屋 3/1(土)・2(日) 名鉄ホール

東京 3/6(木)〜23(日) サンシャイン劇場

1995年春に、劇団結成10周年を記念して『スケッチブック・ボイジャー』と2本立てで上演したのが、『ヒトミ』です。
前年の春に突然NHKのプロデューサーからスカウトされて『大地の子』のロケに巣立っていった上川隆也が帰国した後の第一弾がこの公演でした。なので、上川は『スケッチブック・ボイジャー』と『ヒトミ』の両方に出演して、ヤツの両面をお見せした、という2本立て公演になったというわけでした。主人公の「ヒトミ」を演じたのは、坂口理恵。

その後、2004年にも、小川江利子と大内厚雄主演で再演。
http://www.caramelbox.com/stage/hitomi2004/index.html

この、坂口と小川の演じた「ヒトミ」が強烈だったこともあり、何度となく再演の案も出ていたのですが、「次のヒトミ女優」が現れるまではやらない、という選択肢を採ってきました。

が、『バイ・バイ・ブラックバード』で主演して以降、着実に存在感を増してきたのが実川貴美子に、ついに「ヒトミ」を託してみよう、ということになりました。
しかも、相手役の「小沢」には、『無伴奏ソナタ』で圧倒的な人間力を見せつけた多田直人。
奇しくも、桐朋学園短期大学芸術科出身の二人が主演、ということになりました。
初代・ヒトミの坂口理恵、岡田さつき、岡内美喜子、左東広之、渡邊安理ら、主演経験者たちが脇を固め、ゲストには、キャラメルボックス初登場で、キャラメルボックス劇団員からのたっての希望でお呼びすることになった劇団唐組・稲荷卓央さん。

これまでに無い、繊細でヒリヒリする舞台になることは間違いないと思われます。
ご期待ください。

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

そして、カップリングで上演するのが、真柴あずきの書き下ろし新作『あなたがここにいればよかったのに』。

新井素子さんの「ひとめあなたに…」や「もいちどあなたにあいたいな」を連想させるタイトルだ、とお客さんから言われましたが、全く関係ありません(笑)。大好きな小説ですけど。

こちらは、なんと、筒井俊作が主演!!
『夏への扉』の猫のピートの役で、俄然存在感を増した筒井。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の好演も評価が高く、「丸くて大きいだけじゃない」ところをアピールしてきました。
そしてヒロインは、『流星ワゴン』の少年役でお客さんたちの涙を絞った林貴子!!
筒井と林のコンビ。これはもう、キャラメルボックスの第五世代の予感。
もちろん、脇は、菅野良一、前田綾、三浦剛、阿部丈二ら主力メンバーが固めた上に、常連ゲストで、自分の劇団青年座でキャラメルボックスのことを「ウチはね」と語る、という噂の大家仁志さんも出演。

テレビ映画など映像の世界でも活躍の場を広げている真柴あずきが贈る、新しいアコースティックなキャラメルボックスの世界をお楽しみに。

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

チケットは、3会場とも12月15日(日)に発売されたばかりで、まだ完売のステージは出ておりません。

東京公演は、平日のチケットシステムを全面改訂。
「S席」は、1階席全てで、全席指定7000円。
「A席」は、2階席全てで、なんと、全席自由席5500円!!

また、チケットぴあと劇団のみで、なんと1000円の「ため★チケ」を発売。
2階の自由席の一部を「試しにキャラメルボックスを観てみようかな」という方に枚数限定で解放。

2014年も攻めていくキャラメルボックス。
是非、これからも応援をよろしくお願いいたします。


2013-12-16 10:25  nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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新年のごあいさつは松の内にっ。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 新年あけましておめでとうございます。
 
 キャラメルボックス公式ホームページのご挨拶( http://www.caramelbox.com/greeting2014/ )と、キャラメルボックス公式メールマガジン「CaramailBox」でのご挨拶で、今お伝えしたいことは凝縮して書き尽くしてしまった感じがありまして、なかなかブログに向かうことができないでおりました。
 
 クリスマス公演『ウルトラマリンブルー・クリスマス』では、震災直後を除けば2007年の『トリツカレ男』以来、自分で「前説」をやらせていただきました。
 「前説」は、座布団席と長椅子しかない小劇場で上演していた時代には、狭い空間にたくさんのお客さんに入っていただくため、場内整理をすることが必要だったわけですが、ただ「詰めてください」って言ってるだけじゃイヤな感じがするよなぁ、ということで、楽しく無理をお願いするために僕が舞台でそれを担当しておりました。座席がある中劇場でやるようになってからはもうお役御免だったはずなのに、今度は携帯を切ってくださいとかそういう注意事項をお願いする必要が生じて「前説」は続きました。
 で、なんだかんだで20年以上僕がやり続けていた、というわけです。
 ところが『きみがいた時間 ぼくのいく時間』で主演の上川がマイクを使ってお願いする、という方法をやってみたらかなり面白かったので、そんなふうにちゃんと「前説」もパッケージにして台本通りにやるのがいいんじゃないか、と考えてそういうふうにやってきておりました。
 でも、今回、5年ぶりに自分でやってみて、舞台から開演寸前のお客さんの顔が全部見えている状況でおしゃべりをしてみて、役者達が空いているステージでやるのは実はものすごく辛いことなんだなぁ、ということも実感してしまいました。もちろん、震災直後にル テアトル銀座のあの広い客席に前の方の3列くらいしかお客さんがいないという状況で全力を尽くして芝居をする、ということを経験してきているので、空いているからテンションが下がるとかそんな甘えたことにはならないのはわかってはいるのですが、しかしやはり満席のステージでの客席からの圧力を知っていると、ありゃりゃ、という感じになることは確かだなぁ、と身体で実感しました。頭でわかってるのと自分で感じるのではやはり大きく違うものです。
 
 僕の前説は、一応決められたことを決められた時間内に収めてしゃべる、というものなわけですが、僕は役者じゃないので、毎日同じことをカチッとやって完成度を高めていく、ということができません。そのかわり、日々変わっていくデータ、たとえばグッズの売れ行きによってその日に推すグッズを変えたり、天候や交通状況などによって微妙に話す内容を変えたり、客席の雰囲気、たとえば大人が多い日と若い人が多い日では注意事項の重点を変えたり、など、どちらかと言えば「演技」というより「帯番組の生放送のDJ」のような仕事をやってたんだなぁ、とあらためて知りました。
 もちろん、そういうことをする演劇公演は他にはそうそう無いので、「なんだありゃ」と引いてしまわれた方もいらっしゃったかもしれません。申し訳ありませんでした。
 
 で、次の前説はどうするの、ってことですが、白紙ですっ。
 お正月期間に新企画を考えようと思っていたのですが、今のところ思いついておりませんっ。何か名案があったら教えてください……(←甘えるなっ!!)。
 
 というわけで前説のことも考えなきゃいけないのですが、それ以上に現在最大に胸が苦しくなっているのは、音楽のこと。
 『ヒトミ』は、成井豊から「Spiral Lifeのままでいきたい」と指示が来ておりまして、そりゃそうだよな、と思っているわけですが、問題は新作の『あなたがここにいればよかったのに』ですよ。並行上演するわけですから、Spiral Lifeに見劣りしてはいけませんからっ!!
 休みに入る前に、演出助手の有坂に「すげぇの見つけとけっ!!」と無責任に伝えておきましたのできっと見つかると思いますが(←お前がそもそも探せっ!!)、1995年の自分との勝負ですよ、これは。……頑張ります……。
 
 それと、お正月期間の自分のテーマは、勉強。公演中だと時間が小間切れにしか使えないのでできなかった、新しいアプリケーションやテクノロジーを、体得するまではいかないまでももうちょい自分でなんとかできるところまでいこう、としております。元来オタク体質なので、学びたいことがいっぱいあって、それが1年間でいっぱいたまってしまっていてうずうずしていたものですから。
 
 お正月休みって、「休み」って言ってしまうとたしかに休みなのですけど、休んでたらキャラメルボックスの未来も演劇の未来も無いと思うんです。
 もちろん、こどもたちが見ているテレビについ見入ってしまって、「うぎゃーっ、嵐ってすげぇーっ!!いい曲ばっかりじゃんっ!!しかもダンスキレキレっ!!メンバーみんなに惚れてまうわぁーっ!!」とか、新しい発見をしてしまったり(←今頃気づくなって話)するわけですが。
 そういうことも含めて、今年も僕の「いいこと思いつくアンテナ」を研ぎ澄ませて、一作品一作品、一ステージ一ステージ、ゾクゾクするような舞台をやり続けていきたいと思います。
 
hitomijikky.jpg
 まずは、2月13・14日に急遽やることが決まった「バレンタイン・スペシャル」。
 初めてのホール「EXシアター」。B'zや南こうせつさんたちが立った舞台に、キャラメルボックスが登場ですよっ?!やるしかないでしょっ?!
 サポーターズ・クラブの皆さんの先行予約は、1月7日(火)18:00 〜 1月9日(木)23:30。
 一般発売は、1月12日(日)10:00。
 
 2011年の1月までやっていたお正月イベント「New Year CARAROCK FES.」を震災の影響で12年から2年間中止していたわけですが、そのかわりになんとバレンタイン。

 思いを伝えたい人がいる方も、そもそもそんな人いないという方も、いつかは伝えてみたいと思っている方も、キャラメルボックス史上最も胸を締め付けると言われて来たこの作品『ヒトミ』を観て、終演後のゲストのトークやライブを聴いて、「人が人を思う気持ち」を強く強く感じてください。
  
 アフターイベントのゲストは……
 2月13日(木)14:00 作家・角田光代さんと脚本・真柴あずきのトークショー
 2月13日(木)19:00 俳優・川原和久さん(『ヒトミ』再演時のゲスト)と『ヒトミ』出演者とのトークショー
 2月14日(金)14:00 石田ショーキチさん(元Spiral Life)のアコースティックライブ

 ■キャラメルボックス2014バレンタインスペシャル『ヒトミ』in EX THEATER ROPPONGI
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html
 
 で、『ヒトミ』の宣伝用写真なんですが。
 この、じっきーこと実川貴美子の写真、なんて素敵なんでしょう……。いつもは自分のこどもたちの写真をMacのデスクトップにしているのですが、今回という今回は、じっきーですよ。
 ずっとお世話になってきている平田光二さんが撮影してくださったものなのですが、実川貴美子の魅力がこの一枚に凝縮されているというか。
 実川と言えば、僕は2010年の『バイ・バイ・ブラックバード』のナツカ役が本当に好きなのですが、『夏への扉』のリッキー役も捨てがたいなぁ、と思っていて、しかし、『ウルトラマリンブルー・クリスマス』はそれを超えました。(←ファンかっ?!)
 普段から、ちょっと大きめな小動物系(←中動物?)で、日本人形を北欧に持っていってオシャレしてもらった、って感じの実川なんですが(←よくわかりません)、力強さとはかなさと美しさを兼ね備えた彼女の魅力が、この横顔に集約されている、というか。
 長い間の信頼関係があってやっと撮れた写真だと思うんですよねぇ……。すごいなぁ、平田さん……。
 あ、ここに載せたのは、キャラメルボックス公式ホームページの『ヒトミ』のページ( http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi.html )からのキャプチャーです。
 こういう写真が、トーク&フォトブックに満載されたら保存用と見る用と2冊買っちゃうなぁ……(←やっぱりファンだなっ?!)。
 
 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
 そんなわけで、今年もダラダラ書いていきます。
 しゃべりも長けりゃブログも長い加藤昌史。
 今年もよろしくお願いいたしますっ!!


2014-01-03 11:04  nice!(12)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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★12日(日)10時前売開始っ!!★キャラメルボックス2014バレンタインスペシャル『ヒトミ』in EX THEATER ROPPONGI ゲストをみっちりご紹介っ!! [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

hitomi2014-01-11-09.07.13.jpg

 2月13日と14日に、「バレンタイン・スペシャル」をEX THEATER ROPPONGIでやるわけです。

 明日の日曜日10時に一般発売されますが。

 ■キャラメルボックス2014バレンタインスペシャル『ヒトミ』in EX THEATER ROPPONGI
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html
 
 で、このEXシアター、今月はユキヒロさん、スキマスイッチ、マイア・ヒラサワ、ORANGE RANGE……!!
 ■EX THEATER ROPPONGI 公式サイト http://www.ex-theater.com/

 そんなすごいところでキャラメルボックスが何をするか、ですよ。

 前回のブログで書いたとおり、 アフターイベントのゲストは……
 2月13日(木)14:00 作家・角田光代さんと『ヒトミ』の脚本・真柴あずきのトークショー
 2月13日(木)19:00 俳優・川原和久さん(『ヒトミ』再演時のゲスト)と『ヒトミ』出演者とのトークショー
 2月14日(金)14:00 石田ショーキチさん(元Spiral Life)のアコースティックライブ
 
 ……と、豪華です。

 作家の角田光代(カクタ・ミツヨ)さんは、実は僕や成井豊が学生時代に所属していた早稲田大学の「劇団てあとろ50'(フィフティー)」の後輩。西川浩幸の2つくらい後輩に当たるんじゃ無かったかと思います(←覚えてろっ!!)。
 西川の代に脚本・演出を志望したヤツが二人居たので劇団を二つに分けて、カクタは「風力潜水艦」という分かれた方の劇団の主演女優でした。すでにキャラメルボックスを作って活動していた僕は照明スタッフのアルバイトをしたりしていたので、てあとろも風力潜水艦も、手伝っていました。西川はてあとろ50'の方にいたのですが、僕といっしょに風力の方の照明をやったり。
 カクタは、独特のネコっぽいキャラクターで、個性的な役を演じていましたねぇー。
 ちなみに、その風力の作・演出だったヤツは、NHKのすごくエライ人になっちゃってる模様ですが、にしかわ君をドラマに使ってくれないのは当時劇団が分かれていたからなのでしょうかっ?!(←言いがかりもいいかげんにしなさい) キミの芝居の照明をタダでやってたんだから、にしかわ君主役のドラマを一本おねがいしまーーーっすっ!!(←もはやおねだりかっ?!)
 ……と、そんなカクタ(←どんなっ?!)。
 お互いに、それぞれのところで活動していて、元気なのは知っていたのですが、昨年「劇団てあとろ50'」の大規模な同窓会が行われまして、再会。数々の文学賞を受賞してきたカクタと、演劇界でコツコツと脚本を書き続けてきているものの無冠の女王(?)・真柴あずきは、実は陰でこそこそとメル友だったらしく、今回のEXシアターでのイベントを思いついて相談したら「カクタとしゃべってみたい」と真柴から提案が出て、実現。ただし、カクタの連絡先を、僕も真柴も聞いていなかったので(←こらこら)、Twitterでカクタに語りかけてみたら真柴に連絡が来てなんとかなった、という、ほんとに先輩後輩なのか、というドタバタで、この企画は実現します。

 ■角田光代ブログ「トトほほ日記」 http://kakuta.kadokawa.co.jp/
 
 そして、川原和久さん。
 もう、僕のブログを読んでくださっているような方には説明はいらないと思うのですが、キャラメルボックス旗揚げ当時に飛ぶ鳥を落とす勢いだった劇団ショーマの主演俳優でした。その後、『また逢おうと竜馬は言った』でショーマと「アナザーフェイス」という「劇団対劇団の異文化接触」を目的とした公演で、まだテレビに出る前の上川隆也と共演。以来、何度となく客演していただき、キャラメルボックスに出ていただいた数は、公演数ではかなわないものの、ステージ数ではすでにショーマを超えているのではないかと思われます(←調べてから書きなさいっ!!)。2004年に再演した時の『ヒトミ』にも出演していただいております。
 でも、もはや、「ショーマの川原さん」というよりは「ドラマ『相棒』の伊丹刑事」ですな。昨年の映画「相棒シリーズ X DAY」では、ついに主演しましたしっ!!
 で、今回はそんな川原さんに生まれ変わった『ヒトミ』をご覧いただき、川原さんの子分のような存在でもある出演者たちとのトークを繰り広げていただきます。
 伊丹刑事で来るのか、「秘密のケンミンSHOW」に福岡県代表として出演していた時の人で来るのか(←どっちも同じ人っ!!)、とにかく、生の川原さんをお楽しみにっ!!
 
 ■川原和久 プロフィール http://www.neverlandarts.co.jp/talent/57/
 
 で、2日めは石田ショーキチさんのアコースティックライブ。
 『ヒトミ』を彩る「Spiral Life」の音楽。車谷浩司さんと二人のユニットだったわけですが、その後も『さよならノーチラス号』『MIRAGE』などのキャラメルボックスの作品は、石田さんがその後に組んだバンド「Scudelia Electro」の曲名だったり。それ以外にもこの20年間、ことあるごとに石田さんの楽曲を舞台で使わせていただいてきておりまして、2002年版の『四月になれば彼女は』と2010年版の『また逢おうと竜馬は言った』では、全曲プロデュース。ためしにお世話になった曲数を数えてみたら、途中でいやになったのでやめました(←ちゃんと数えなさいっ!!)。
 2005年にやってみた『CARAROCK FESTIVAL』以降、何度かお正月にやっていた「キャラメルボックスの劇中でかかった曲を本人に演奏してもらうライブ」では、北島三郎さん並みの全回出演(←回数が違うしっ!!)。震災で途切れていたこのフェスティバルのプチ再開を、このアコースティックライブとさせていただこうと思います。
 つまり、僕等からのリクエストで、演奏曲を決定していただこう、という企画。
 うひょーーーっ!!ぜいたくぅぅぅぅぅぅっ!!
 一応、劇団内からも募っておりますが、もし、ご希望の曲があればコメント欄か、Twitterで僕にコメントをっ!!
 
 ■石田ショーキチ 公式ホームページ http://scudelia.net/
 
 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
 
 と、ゲストのことばかり書いてきてしまったので、2014年版にリニューアルする『ヒトミ』本編のことは…………またっ!!(←いいのかそれでっ?!)
 
 1月12日(日)10時、チケット発売ですっ!!
 
 ■キャラメルボックス2014バレンタインスペシャル『ヒトミ』in EX THEATER ROPPONGI
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html
 


2014-01-11 23:06  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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2014年版『ヒトミ』が動き出しました。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 13日(祝)に、春の公演『ヒトミ』と『あなたがここにいればよかったのに』の稽古が始まりました。
 
 再演、というと、「あれ、良かったですよねぇー!でも、もう見たから今回は……」と言われることが多いんですが、いやいや、そう言われるたびに言うのですが、「もう見た」のは1995年や2004年のであって、今の、じゃないですよね?……ということです。
 
 もちろん、1990年代や2000年代のキャラメルボックスがやった『ヒトミ』も、そりゃもう元気で凄かったんですが、今のキャラメルボックスがやったら、新作レベルの変化です。
 この10年。成井豊や真柴あずきが、毎年たくさんの作品を産みだしてきて、なおかつ様々な外部での仕事の経験を経てきたスキルが詰め込まれているというか、時間をかけて積み上げて育ててきた大切なものがちゃんと育って大きく豊かになっているというか。余計なモノをそぎ落としている、というよりも、足りなかった物を補っている、ということが、読み合わせで伝わってくる感じでした。
 
 1993年にできたサッカーの「Jリーグ」は、その後J2ができて、今年J3ができたわけですが、リーグ創設当時の選手で今でも現役なのは三浦知良さんだけでほぼ全員が入れ替わって、ついにACミランに入団してゴールを決める選手が出てくるほどにまで成熟してしまいました(←本田選手、おめでとうございますっ!!)。
 「あの頃のベルディとマリノスの試合を見たから、もうサッカー観戦はいいや」という方に、いやいや、今はもっと違うものが見られるわけですよ、なんて説得してる感じ、ってことなのかもしれません。
 
 是非、当時のラモス好きだった方も、今のウチのカズや、本田、俊輔、長友(←以上、敬称略)が創り出す新しい世界を、生で観ていただきたいなぁ、とひしひしと感じました。
 
 でっ。
 誰が本田選手やっ?!ってことなんですが、それは観た人それぞれ違うかと思いますが、『ヒトミ』に関してはやはり実川貴美子ことじっきー(←逆っ!!)です。
 もう、多くは語りませんが、きゅんきゅんです。
 読み合わせですから、みんなが台本を持って車座になって読むわけですが、動きが無い分、徐々に高まっていく緊張感が凄いんです。ゲストの稲荷卓央さん以外のキャラメルボックスの劇団員は、当然というのも変な話ですが『ヒトミ』を知らないヤツはいないわけです。当然観たことがあるし、やったことがあるヤツも混じっていますから。
 「アレを、今、自分たちがやっている」ということの高揚感もあるはずなのですが、その高揚を抑えて淡々と丁寧に噛みしめるように読んでいく姿は、「あの作品が帰ってくる」というノスタルジーではなく、「今、ヒトミが立ち上がった」という震えに近い感動を与えてくれるものでした。
 
 頸椎損傷で動けなくなったヒトミ。それを支える家族と、小沢という恋人、そして親友。
 「話が暗い」と、初演の時からおっしゃる方もいらっしゃいましたが、いえいえ、こんなに希望に満ち溢れた物語は無い、と思います。テクノロジーがどんなに進歩しても、「人が人を思う気持ち」が生み出すエネルギーが無ければ新しい一歩は踏み出せない、という強いメッセージが、僕は大好きです。
 大切な人がそこにいること。その大切な人を見つめ続けて思い続けること。そこから踏み出す一歩。
 頭ではわかっていても、目の前で、ふり絞るように演じる実川を見ると、あぁっ、僕なんかまだまだやり足りないじゃないかっ!!……と、背中をドカンと押されたような気持ちになりました。
 
 二本立てではありますが、『ヒトミ』の方が先にEX THEATER ROPPONGIで幕を開けます。
 僕が言っていることが本当かどうか、是非六本木の新しい劇場でご覧いただきたいと思いますっ!!
 
 で、『あなたがここにいればよかったのに』の読み合わせですが……長くなってしまったので、またっ!!(←最近そーゆーの多くないかっ?!)

hitomi2014-01-11-09.07.13.jpgキャラメルボックス2014アコースティックシアター二本立て
『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』

まずは、2月13日と14日の「バレンタイン・スペシャル」へっ!!
http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/


2014-01-16 10:14  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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娘がインフルエンザでしたっ!! [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 さて。
 先週の木曜日にウチの娘・みうたんが発熱して金曜日にインフルエンザA型と診断され、翌日僕も微熱ながら発熱。検査の結果では、僕はインフルでは無さそう、とのことでした。11月の『ウルトラマリンブルー・クリスマス』の前に予防接種をしてあったので、軽症で済んだのかもしれません。
 が、念には念を入れてみんなの前には出ずに3日間家に籠もり、ついに今日、もう僕が娘からインフルエンザをもらっていたとしても潜伏期間が過ぎたはずなので、公然と出社しました。
 
 とは言っても、ほんとにほんとに万が一を考えてマスクを着用し、稽古場には行かないようにしておこうとは思うのですが。
 
 でも、ほんとに、今かかっておいて良かったと思います。むしろ、演劇の神様が「ほら、初日の前にかかっときな」って手配してくださったのでは無いか、とさえ。
 
 僕は別に本番にいなくてもキャラメルボックスの公演の幕は開くのですが、役者達には代わりはいません。商業演劇なんかだと代役が用意されているという噂も聞きますが、ウチは基本的にキャスティングされた本人がやり通す前提で芝居を創っています。
 過去に、いろんなことで代役が立ったことはありますが、結成以来29年間、1度も役者の欠席による公演中止ということはありません。
 最も緊迫したのは、初期の頃ではありますが、初日の2日前に準主役の女優が倒れた、ということがありましたが、なんと代役が1日でセリフを覚え、1日で動きを覚えて事なきを得た、という事件。その代役に立った女優は、今で言うところの真柴あずき。凄かったですよぉ。
 あと、坂口理恵も、似たような状況で他劇団のヘルプに出たことがありますねぇ。
 
 まぁ、つまり、生身の人間が支えているのが舞台なので、「インフルエンザにさえもかかっちゃいけない」のが舞台俳優。
 僕たち、周囲のスタッフも、その危険性を1%でも減らしてあげる努力をしてあげなければいけません。
 
 しかし、一応そういう気は遣っていますが、ヤツらはほんとにかかりませんねぇ……。これまた、過去にキャラメルボックスの役者がインフルエンザで本番はおろか稽古を休んだ、という話も聞きません。やはり、鍛え上げた身体はインフル程度のウイルスなんて寄せ付けないのかもしれません。
 
 今、ちょうど流行が広まっているインフルエンザ。ほとんどがA型、一部B型も、とのこと。
 そして、大陸の方では鳥インフルエンザ流行の兆しも、というニュースもあります。
 
 みなさんも、手洗い・うがい、マスク着用など、できる限りのことはしてインフルエンザをはねのけてくださいねぇぇぇぇっ!!
 
 『ヒトミ』バレンタイン・スペシャルは、もうすぐですからぁっ!!
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html


2014-01-28 13:36  nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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【ネタバレ?!】1995年の『ヒトミ』初演を、生で、もしくはテレビやビデオなどでご存知の方に伝えたいこと。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 今日は、明日が通し稽古、という時点で、『ヒトミ』の稽古を見てきました。

 そこで、ちょっといてもたってもいられなくなったので、1995年の『ヒトミ』初演を、生で、もしくはテレビやビデオなどでご存知の方に向けてのみ、あえて今公演のネタバレも含めて書かせていただきますっ!!

 初演とか再演とかなんのこと?!『ヒトミ』を観るのは今回の上演が初めてよ、とか、初演は観たけど今回のに関してはまっさらな気持ちで観たいのよ、という方はお読みになるのは避けておいていただいた方がよろしいかと思いますっ!!

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 さて。
 今回の『ヒトミ』の3回目の上演にあたって、チラシや宣伝用写真などですでに、主役のヒトミを演じるのが実川貴美子であることは明らかだと思います(←違ったらビックリだわっ!!)。

 で、初演でヒトミの役をやった坂口理恵の名前が「キャスト」に入っているのに気づいた方。さぁ、今回はどの役だと思いますか?!

 ネタバレ、と言われようとも、書きますっ。

 このキャスティングは、もう、「マッチメイクの魔術師」こと(←そう呼んでるのは僕だけ)成井豊の、そして29年も続けている劇団でしかできないもの。

2014-02-04-16.40.34.jpg
 実は…………坂口が、実川演じるヒトミの母親の役なのです……!!

 ……いかん、書いただけで涙がこみ上げてきた……。

 劇中、ヒトミを見守り続ける、お母さん。ヒトミのことを全て知る、お母さん。それを、19年前にヒトミだった坂口理恵が……!!

 実川にとって、どんなに信頼できるお母さん役でしょうか……!!

 僕がどれだけ「女優・坂口理恵」や「人間・坂口理恵」のファンか、っていうのは、このブログの読者の方なら薄々気付いてらっしゃったかと思いますが(←ヒイキかっ?!)、いやはや、キャラメルボックス女優陣の中でおそらく最多の出演ステージ数を誇ると思われる坂口が、じっきーのすぐそばで見守っててくれるわけですよ?!
 見守られたぁーーいっ!!(←意味不明)。

 ……ふぅ。ふざけたことを書いていたら落ち着いてきました。
 落ち着け、オレっ。
 
 で。
 よく、再演をします、ということになると「初演“は”よかった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
 
 がっ!! 
 天下一品ラーメンが大好きでその本社に勤めていた人が独立して開いた支店が京都北白川の本店より美味しくなってしまった、という実例通り(←なんでもかんでもラーメンにたとえるのやめなさい)、また、牛丼の吉野家出身の人が始めた松屋の売上高が吉野家を上回ったり(←生々しいわっ!!)、美川憲一さんのモノマネをしていたコロッケさんが本人に認められていっしょに舞台に立ったり(←話がそれてきたぞっ!!)、日本の有名なアニメにそっくりなアニメがアメリカの有名なところで作られてそっちが全世界に広まったり(←蒸し返さないようにっ!!)、……例が良くなくなってきた……あっ!!……かつてNHKの「少年ドラマシリーズ」で「タイムトラベラー」というタイトルで人気だったSF作品を「時をかける少女」と原作通りの名前に戻して映画化して大当たりしたり……という例(←かなり言いたいことに近い)もあるわけですよ。
 
 初演をよく知る人たちがその初演をリスペクトして変えるところは変え、残すところは残して、丁寧に新しい時代の空気を採り入れてあらためてゼロから作る、ということは、「過去にやったものを焼き直ししてサクッとお手軽にやる」のとはわけが違う、というわけです。
 なんか、テレビの再放送みたいに思われる方もいらっしゃるのかもしれませんね。
 
 音楽の世界では「リミックス」という言葉がありますが、それ以上の作業で、「セルフカヴァー」に近いものがあるかもしれません。んーーーむ、ちょっとニュアンスが違うかな……。
 僕の大好きなミュージシャン・石田ショーキチさんが、1997年にScudelia Electro(スクーデリア・エレクトロ)というユニット(バンド)で発表した最初のアルバム「SCUDELIA ELECTRO」の中の曲「Good Bye Nautilus 〜さよならノーチラス号〜」。その後、キャラメルボックスでそのままのタイトルの舞台を作らせていただいたわけですが、それから17年経ってもずっとライブで歌ってきていらっしゃいます。で、何度か聞くたびにアレンジが違うわけです。その曲を創った本人が、そのときどきの解釈でアレンジを変えて、その時に合ったミュージシャンと一緒にその曲を演奏して聴かせてくれて、「うーーーん、オリジナルの方が良かったなぁ」と思う時もあれば(←いつだよそれっ?!)、「うわわっ、こっちの方が圧倒的にカッコイイじゃんっ!!」と思う時の方が圧倒的に多い、というのに近いかもしれません。
 そういう意味ではクラシックの楽曲なんて、もはや「再演」とかいうレベルのものではなくなっちゃってますけどねぇ。
 
 と、話は長くなってしまいましたが、2月13日(木)のEX THEATER ROPPONGIでの初日に向けて、『ヒトミ』は明日から通し稽古が始まります。
 通しになってしまうと、もはや冷静に見ていられるとも思えないので今日見に行ってみたわけですが、正解でした。坂口が演じるヒトミのお母さんがヒトミに触れる、というかなりしょっぱなの、今までの2回の上演では普通に「素敵だな」と思っていたところで今回は号泣する、というのは、明日は避けられそうです。
 
 一応、そこだけ、初演をご覧いただいた皆さんには気をつけていただきたいと思いますっ!!

 ■「春ぴあ」Presents キャラメルボックス2014バレンタインスペシャル『ヒトミ』 in EX THEATER ROPPONGI
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html


2014-02-04 22:15  nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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「命の重み」がみんなの中にあるからこその「軽み」。それが今回の『ヒトミ』の強さだと思いました。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 昨日、『ヒトミ』の一回目の通し稽古が終わりました。
 
 1995年に初演、2004年に再演している、この作品。
 その2回と今回の大きな違いは、キャラメルボックスにとってこの10年でその前の10年とは比べものにならないいろんなことがあった、ということです。もちろん、その時その時、「大変なこと」は違い、その時はそれぞれ「一大事」と思っていたわけですが、この10年で起きた「一大事」は、命に関わることばかりでした。
 パンフレットの「観終わってから読んでください」に書いたので、是非観終わってからお読みいただきたいと思うのですが、そういうことがあったからこそ、かつて「重い」とも言われたこの作品に、「希望」という大きな要素が強く付け加えられたのではないか、と思います。
 
 もちろん、過去の上演でも勉強したり取材したりして出演者みんなが役に迫ったわけですが、今回の通し稽古を見ていてのリアルさは、そういうこの10年の「命の重み」がみんなの中にあるからこその「軽み」。人は、とてつもないことが自分に降りかかったときに、ただ深刻になるだけじゃない強い生き物なんだ、ということを僕らは知ったんだなぁ、と。
 
 よく、『ヒトミ』は「泣ける話」と言われます。
 しかし、通し稽古を観終わった時に、僕は強く背中を押された気がしました。
 「さぁ、今度はお前が行け!!」と。
 
 まだまだ最終の詰めは続きます。13日(木)のEXシアター六本木での初日に向けて、課題はもちろんあります。でも、今の時点ですでに早くみなさんにお目に掛けたい、と気がはやっているのも事実です。
 
 平日なので厳しいかもしれませんが、なにしろキャラメルボックスが滅多にやらない六本木。六本木ヒルズの向かい側にできたばかりの、新しい建物の中にあります。
 ご近所にお勤めの方をご存知の方は、是非薦めてください!!
 
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html


2014-02-06 10:09  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『ヒトミ』、13日に六本木へっ!!最終通し稽古は大成功……だと思いましたっ!! [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 昨日は、『ヒトミ』の最後の通し稽古でした。
 
 前日も通しは行われたのですが、みんなが別人のようでびっくりしてしまいました。
 
 芝居って、主役がいいのはあたりまえだと思うのです。で、その芝居がどこまで面白くなるかは脇役たちにかかっている、と僕は思っています。たいてい、舞台に限らず映画もテレビドラマも、脇役のキャラクターが立っていて、それを演じる役者さんがいいと、そのドラマの厚みが増して面白くなるものだ、ということは皆さんお気づきの通り。「踊る大捜査線」とか「相棒」で、サブキャラクターのスピンオフが作られるのは、そういうことだと思うのです。
 
 そもそもこの『ヒトミ』という作品は1995年に上演された初演では、出演する俳優たちに「当て書き」されたものでした。つまり、その出演者のそもそものキャラクターに合った役を作家が書く、ということ。なので、それを再演する、ということは初演時に演じた俳優の匂いを感じながら、別な俳優が新しくキャラクターを作っていく、という作業が必要になるわけです。
 
 キャラメルボックスの場合、1990年代には男優では西川浩幸・上川隆也・近江谷太朗という3トップが主軸にいたわけなので、彼らに当てて書かれた役を今の俳優たちが演じるときはハードルがとても高い、ということになりそうなものです。
 
 が、その3トップの直後に演じた連中は苦労したかもしれませんが、すでにそれから20年近く経っており、現在の主力メンバーは90年代のキャラメルボックスを知らないわけです。スポーツのことには詳しくないんですが、王・長島のV9時代を知らないメンバーが読売巨人軍を引っ張り、村山・江夏・田淵を知らない選手が阪神タイガースを引っ張っている、というのと似ているかもしれません(←そこまでっ?!)。
 
2014-02-09-14.24.18.jpg
 で、今回の通し稽古。
 写真は、通しを撮影していたビデオカメラの画面を撮ったところです。

 主人公のヒトミを演じる実川貴美子と恋人の小沢を演じる多田直人が凄みを増してきたことに呼応するように、サブキャラクターのみんなが、本当に医者に、本当にホテルの人に、そして本当の家族のように見えてきてしまったのです。

 いや、そんなの当たり前じゃん、と思われるかもしれませんが、いつもだとだいたいこういうのって初日が開けてしばらくしてから感じる感覚なので、正直ギョッとしてしまいました。

 まぁ、その「サブキャラクター」を演じているのが、ゲストの劇団唐組の稲荷卓央さん、そしてウチからは坂口理恵、岡田さつき、岡内美喜子、左東広之、渡邊安理、という主役経験者たちなので、当然と言えば当然。それに加えて、1月に「空想組曲」に客演してきた2007年入団の鍛治本大樹がぐぐぐーんと良くなっていて、これが計算外の事件だったのかもしれません(←ひどいっ!!)。コイツでスピンオフを作りたいくらいですよぉーっ!!(←そこまで言うかっ?!)
 ダブルキャストの若手二人は、ニコニコ動画の生放送では生き生きとお客さんのコメントに徹底的に突っ込んでいた鈴木秀明と、『ウルトラマリンブルー・クリスマス』で僕の前説助手をやっていた新人・関根翔太。関根は、これが初舞台。前説をやりながら、毎ステージいろんなことに挑戦させてきたので、少しは成井さんのお役に立てていればよいのですが……。つまり、二人とも僕にとっては息子のような存在なので、すみません、ダメ出しは山ほどできてもいいところを見つけて書くことは難しいです……(←こらっ!!)。でも、「そいつができない役は与えないが、できそうにも無いスレスレ上の役を与える」というのが演出家・成井豊の今までのやり方なので、今回の役はピッタリなのではないでしょうかね。
 いっぱいスピンオフが生まれそうな、新しい2014年版『ヒトミ』。……「下田あじさいホテル物語」とか……(←軽くネタバレ?!)。
 もう、彼らの姿を一刻も早くご覧いただきたくてうずうずしていますっ!!是非、誰よりも早く2014年版『ヒトミ』を六本木でっ!!
 
 
 ■いよいよ13日(木)と14日(金)は、真新しいおしゃれなホール「EX THEATER ROPPONGI」で『ヒトミ』。
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/hitomi_ex.html

 ■2005年版『ヒトミ』のDVDはTSUTAYAオンラインで!!
4571166598589_1L.jpgキャラメルボックス『ヒトミ』 DVD - TSUTAYA online http://www.tsutaya.co.jp/works/10321003.html 


2014-02-10 17:17  nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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『あなたがここにいればよかったのに』は、気持ちがジェットコースターに乗せられるような……多くは語りません。 [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 いよいよ、今週の金曜日から大阪・サンケイホールブリーゼでアコースティックシアターの二本立てが幕を開けます。
 金曜日は『ヒトミ』、土曜日は『あなたがここにいればよかったのに』の初日。
 『ヒトミ』は、先日東京のEXシアター六本木でプレビュー的に幕を開けてあるのですが、二本立てツアーとしてはブリーゼが本当の初日というわけです。
 
 『ヒトミ』についてはしつこく書いてきたので、新作『あなたがここにいればよかったのに』について書きたい……と思ったところではたと困りました。
 
anatagakokoni.jpg
 もちろん通し稽古は何度も見てきているわけですから、いくらでも書けるのですが、なんか今回はあえて書きたくない、というか。前知識無しでご覧いただいて、観た人同士で感想を共有し合っていっていただきたいというか。んーーー、表現が難しいですが、僕がなんかどうこう書いてしまうのがもったいないという気持ちなのです。
 
 僕自身、通し稽古を見て、次から次へと意外なことが起きて、びっくりしたからなのです。
 その「意外なこと」とは、脚本や演出に仕掛けられていることはもちろんなのですが、役者達に関しても、筒井、林、菅野、前田、三浦、丈二、樹里、笹川、春世、木村、そして大家さん、と、僕にとっては見慣れた面々なのに「ありゃま」と思わされることがひとりひとりにあって。これはおそらく、みんながそれぞれのところでそれぞれに活躍してきたこともありますし、脚本・演出が真柴あずきである、ということも影響しているのだろうとは思います。
 
 選曲に関しても、言いたいことは山ほどあるのですけど、これも初日が開いてからお話ししようかと思います。
 
 観後感も、もちろん成井豊の作品とは違いますし、『ヒトミ』とも、他の真柴が書いてきた今までのキャラメルボックスの脚本たちとも全然違う、と思います。でも、心の中の、今まで開けたことが無かった窓が突然カポッと開く感じ、と申しますか。
 
 繊細な中に力強さがあり。2時間弱の上演時間の間、脳と心が休む暇が無く、気持ちだけがジェットコースターに乗せられていくような感覚を味わっていただけるのでは無いかと思います。
 
 大阪・梅田両駅からすぐ、西梅田駅からだともっと近い、ブリーゼブリーゼ7階。外観が純白、客席に入ると漆黒、というサンケイホールブリーゼで、しっかりお楽しみくださいっ!!
 
 ■『あなたがここにいればよかったのに』公演詳細
 http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2014/you.html


2014-02-18 10:40  nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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大阪で初日が開いて4日め、『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』。おもしろいみたいですよっ!!(←自信を持てぇぇっ!!) [『ヒトミ』『あなたがここにいればよかったのに』]

 もう今日で4日めに入ってしまいますが、アコースティックシアター・ダブルフィーチャー『ヒトミ』&『あなたがここにいればよかったのに』の初日が、大阪で開きました。
 
 リハーサル、ゲネプロなども含めて、20日からずーーーーーっと朝から晩まで劇場の中にいる毎日で、しかも昼の回が13時ということで朝からいろいろやっていて気がついたらブログを更新することさえ忘れてた、というくらいのハードな日々でございましたっ。
 
 で、今日は14:00開演なのでちょっと時間ができました。
 何年やっても、初日って忙しいにもほどがあります。特に新作は。
 で、今回は三度目の上演の『ヒトミ』とセットなのでそうでもないかな−、なんて甘く見ていたのですが、いやいや、延髄あたりがズキズキするような疲れ方をするのは変わらずでした。
 
 21日(金)に『ヒトミ』から初日を開けて、22日(土)についに『あなたがここにいればよかったのに』の初日。
 『ヒトミ』は、「えっ?!こんな芝居だっけっ?!」というハイテンションで芝居が進み、稽古を見てきた僕でさえビックリするほどの出来。もちろん、出演者一同が極度の緊張状態でやっていたのだろうとは思いますが、お客さんも彼らの勢いに飲まれてるんじゃないか、ってくらいの暴風雨のようなステージでした。
 終演後のロビーでは、新しい振付のダンスシーンへの絶賛の声もありつつ、やはり実川貴美子と多田直人とのコンビネーションや、坂口理恵の配置などにお客さんからの「ずるいっ!!」「あれやられたらアウトやんかっ!!」という、クレームのような絶賛の声をいただきまして、嬉しい悲鳴でしたっ。
 
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 そして「世界で初めてこの作品と出会うのはここにいるあなたたちですっ!!」などと前説の人(←お前だっ!!)が煽った後に開演した『あなたがここにいればよかったのに』。再演の初日とは違った緊張のある新作の初日。やっている人たちはみんな不安に押しつぶされそうになりながら舞台に立っているわけで、それが観ている方にもピリピリと伝わってきます。が、そこはもう、大阪のお客さん。「少なくとも払った分は取り返させてもらいますわっ!!」ってな勢いで、散りばめられた役者達の遊びに、敏感に反応してくださいます。が、そういうスパイスのような演技が、「けれんみ」や「派手な演出」が無いアコースティックシアターならではの人の気持ちと人の気持ちがぶつかり合ったりすれ違ったりが繰り返されて紡ぎ上げられていく物語にとっては重要。観ている人たちがぐんぐん彼らの術中にはまっていくのが手にとるようにわかります。
 そして終演。
 僕からしたら「ほらっ!!」って感じで、なんと新作初日なのに暗転で大拍手っ!!なんで「暗転で拍手」が「ほら」なのかというと、だって、なにしろ新作ですから、その暗転の後に次のシーンがあるかもしれないわけじゃないですか、もしかしたら。それなのに、「もうここっ!!これがエンディングっ!!」って、みんながわかって拍手してくださってるわけじゃないですか。……まぁ、キャラメルボックスの場合、オープニングとエンディングしか暗転は無いので、それをご存知のお客さんがほとんどだった、という説もありますが、それにしたってこれはすごいこと。
 それに続いて、もう、これでもかっ、てくらいのアンコール。
 まぁ、もちろん、こんなリアクションは想定していなかったのは役者達、主に主演の筒井俊作で、プロにあるまじきあたふたぶり。それがまた、舞台上で周囲にいる先輩俳優たちのみならず客席のお客さんたちも当然ニヤニヤしながら見守ってくださっていて、僕から見たら微笑ましかったんですが、この日初めてこの劇団やこの芝居をご覧くださった方々からしたら「なんでこの子はこんなに愛されてるんだっ?!」と謎に思われたのではないでしょうかねぇ。
 
 そんなこんなで終演した『あなたがここにいればよかったのに』。
 使わせていただいている音楽に関しては、次のブログで熱烈に書こうと思っているのであえて触れませんけど、とあるバンドの曲をメインで、というか、ほとんどそのバンドの曲で構成しています。で、このバンドがいわゆるインディーズのバンドのため、今回使わせてもらっている曲が入っているCDはあんまり街では入手できないため独自にたっぷり手配してロビーで販売したのですが、なんと初日と二日目で完売!!びっくりっ!!追加発注はしてありますが、今日は少なくともアルバムは無い状態です。
 
 ですが、本当にこの舞台がおもしろいのかどうかは、今日からの平日にかかっているのではないかと思っています。「初日だから」とひいき目でご覧くださっていた方々じゃなくて、空席もある状態の平日ステージで、どれだけの反応をいただけるのか。
 
 僕も、毎ステージ前説をやっておりますが、毎回アシスタントが交代するので新鮮にやらせていただいてます。『あなたがここにいればよかったのに』では、毛塚陽介。『ヒトミ』では、「若手ダブルキャスト」になっている鈴木秀明と関根翔太のうち、出演していない方。こいつらをいじりつつ、好き放題しゃべっておりますので、できるだけ開演時間の5分前までにはお席におつきくださーーーいっ!!
 
 今日は、14:00が『ヒトミ』の大阪千秋楽、19:00が『あなたがここにいればよかったのに』。そして明日25日(火)の14:00が、『あなたがここにいればよかったのに』の大阪千秋楽です。千秋楽、とか言いながら、なんたって火曜日の昼。火曜日がお休みの、火を使うお仕事の皆さん、是非サンケイホールブリーゼへっ!!


2014-02-24 12:37  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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