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『クロノス・ジョウンターの伝説』2015 ブログトップ

来春の劇団結成30周年記念公演第一弾は梶尾真治さん原作の『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズの2時間作品二本立てに決定っ!! [『クロノス・ジョウンターの伝説』2015]

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 来春の劇団結成30周年記念公演第一弾は梶尾真治さん原作の『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズの2時間作品二本立てで、『クロノス』再演と成井豊の書き下ろし新作『パスファインダー』に決まりました。2月下旬に大阪・サンケイホールブリーゼ、3月に東京サンシャイン劇場で上演します。 http://www.caramelbox.com/stage/30th-1/

 『クロノス・ジョウンターの伝説』は梶尾真治さんの小説で、使う人の思い通りには動いてくれず使うためには大きな代償を払わねばならない出来損ないのタイムマシン「クロノス・ジョウンター」が「主人公」の人気シリーズです。キャラメルボックスでは2005年から2010年にかけて5作品を上演してきました。

 2005年に一作品目の『クロノス』、そしてその後『ミス・ダンデライオン』、『あした あなた あいたい』、『きみがいた時間 ぼくのいく時間』、と上演してきて、2010年の『南十字星(サザンクロス)駅で』で梶尾先生が書かれたシリーズの上演は何作品か舞台化していないものはあるものの、キャラメルボックスとしては終了。結成25周年の年に上演された『南十字星駅で』では、「最後のクロノス・ジョウンターだ!!」と、クロノスファンは涙したものでした。

 がっ!!
 なんと今回の『パスファインダー』は新作っ!!……しかもなんと、まさかの、成井豊が梶尾真治さんに直接許諾を得て書き下ろす新作なのです!!

 夏目漱石さんに『三四郎』『それから』『門』の続編の「そうっすか」を書かせてください、とお願いしたくても無理(←そりゃそうだ)。筒井康隆さんに『家族八景』、『七瀬ふたたび』、『エディプスの恋人』の続編の「七瀬リターンズ」を書かせてください、なんてとてもじゃないけど誰も言い出せません(←そもそも七瀬シリーズ上演してないし)。……ってくらいに、とんでもないことです(←たとえ話が間違ってる気がする)。

 ただし。本人から聞いたわけではありませんが、僕らが子供の頃、NHK少年ドラマシリーズで「タイムトラベラー」という筒井康隆さん原作のテレビドラマがヒットして、「続タイムトラベラー」がオンエアされたときは筒井さんじゃなくて脚本家の石山透さんが書かれていましたので、そういうのが頭にあったのかもしれません。

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 僕や成井の子供時代はウルトラQから始まってウルトラマンや仮面ライダーやゴジラが全盛で、筒井さんや星新一さん、眉村卓さん、小松左京さん、といった方々の小説で少年時代を過ごしました。そういうバックボーンがあったので、自然とキャラメルボックスは第一回公演からタイムトラベル・ストーリーを上演しました。そして出会った、梶尾真治さんの作品群。
 2003年に、草彅剛さん主演で映画化された『黄泉がえり』(よみがえり)の原作でも知られていますが、「エマノンシリーズ」「未来のおもいで」「つばき、時跳び」なども、グッとくるストーリーで人気があり、その世界観はものすごくキャラメルボックス、というか、成井豊が書いてきたものに近く、本人もどこかに「書きたかったものを梶尾さんに書かれちゃってる」みたいなことを書いていた覚えがあります。

 というわけで、そんな思い入れがある『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズ。
 キャラメルボックスとしては第一作目だった「吹原和彦の軌跡」を原作とした『クロノス』は、10年ぶりの再演。当時主人公の吹原を演じた菅野良一が俳優と同時に農学博士でもあり、春から秋までは研究生活を送っているという特殊事情もあって再演を見送っているうちに時間が経った、という経緯もありますが、やはりなにしろ過酷な舞台だったため機を見て、と考えてきたのが30周年での上演、ということに繋がったというわけです。
 が、今回の吹原役は、畑中智行。菅野がいい年齢になったから、というのもありますが、畑中はこれまで「愛されキャラ」を演じてくることが多かった中、なにしろ1978年生まれですからそろそろ岡田達也と双璧を成す頼もしい男になって欲しい、という成井豊の願いも込めてキャスティングされたのではないか、と僕は勝手に推測しております。

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 そして新作『パスファインダー』。
 英語表記は「pathfinder」。「path」を「find」する人、つまり、「探検者」「開拓者」などの意味があります。
 映画ファンの方、軍事関係に詳しい方、車好きの方、宇宙好きの方、Macファンの方、それぞれにそれぞれの「パスファインダー」のイメージがあるかと思いますが、語源は一緒です。

 過去の『クロノス・ジョウンターの伝説』は、全て年表上に記すことができます。というか、物語に登場するタイムマシン「クロノス・ジョウンター」は一台しかない設定なので、ダブッて使うわけにはいかないということもありまして。なので、今回はそれらの物語が織り上げてきた時間軸の合間を縫って、別な男が時間を飛ぶことになります。それが、フライヤーの表面の写真に写っている岡田達也なのか木村玲衣なのか、裏面に写っているワタナベエンターテインメントの陳内将くんなのか。それはしばらくナイショにしておきましょう。

 前売り開始は12月20日(土)。

 とりあえず『ブリザード・ミュージック』か『太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう』をご覧いただきながら、春を楽しみにしていてくださいませっ!!


2014-11-12 09:31  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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1月15日(木)、ついに『クロノス・ジョウンターの伝説』二本立て公演の稽古が始まりました。新作『パスファインダー』は……!! [『クロノス・ジョウンターの伝説』2015]

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昨日の1月15日(木)、ついに『クロノス・ジョウンターの伝説』二本立て公演の稽古が始まりました。

昼間に『クロノス』、夕方から『パスファインダー』、というスケジュールだった稽古初日なのですが、『クロノス』はいきなりダンスシーンの振り付けからスタートっ!!いつもだと台本が配られて役の解説があったりするわけですが、今回の『クロノス』の出演者は全員劇団員であるうえに過去の『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズに出演したことがあるメンバーがほとんど、ということで解説なしのぶっつけ稽古っ!!うひょーっ!!「劇団」ならではとも言えますねっ!!

『クロノス・ジョウンターの伝説』公演詳細
http://www.caramelbox.com/stage/30th-1/

しかし『パスファインダー』にはゲストがお一人。昨秋、成井が作・演出を担当したDステ『駆けぬける風のように』という舞台で沖田総司を演じた、D-BOYSの陳内将くん。

■『駆けぬける風のように』公式サイト
http://www.watanabepro.co.jp/information/kaze.html

いざ、顔合わせ&読み合わせの場に行ってみたら、なんと台本がラストシーンまで完成して目の前にっ!!……聞いてないよぉーっ!!
……というのも、成井からは大晦日にシーンごとの構成表が届いておりまして、僕はそれを元に音楽制作と曲探しに取り掛かってきたわけですが、それから約2週間ちょいですしなにしろ今回は60分もののハーフタイムシアターではなく2時間ものの長編なので、まぁ、稽古初日には半分あったらいいかなぁー、と思っていたのでした。
成井さん、すごいっ。

本人によると、構成表を作るまでが大変で、その後は一気に進んでしまい、なんと1月14日の朝に書き上げてしまった、とのこと。こんなに早く書けたのは最近無いかも、と自分でもびっくりした様子でした。

そんな台本を、みんなが初見で本読み開始。

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主人公・笠岡光晴(かさおか・みつはる)は、岡田達也。達也は、『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズでは『ミス・ダンデライオン』でも主演をしたことがあります。今回は、この物語の本当の主役であるタイムマシン「クロノス・ジョウンター」を開発している会社の研究者で、開発者の野方耕市に頼まれて過去に跳ぶことになります。彼が選んだ過去は、23年前に亡くなった兄に会える25年前。

開発者の野方を演じるのは2005年の『クロノス』初演からずっと西川浩幸。そしてその助手「吉本」は石原善暢。そしてその会社に登場する新キャラクター倉敷」に岡内美喜子。

野方・吉本・倉敷に見守られて25年前に跳んだ笠岡は、あってはならないことなのに、着いた瞬間に少女と激突。ケガを負わせてしまいます。その少女が、入団3年目に入った若手の木村玲衣。チラシにも大きく写真が載っていたので、冬の公演の時には「なんとレイちゃんが大抜擢ヒロインっ?!」とお客さんから聞かれましたが、その通りです。名前は「リン」。

笠岡は、リンのキズの手当てをするべく、兄が住んでいるはずの部屋に向かいます。出てきたのは、25年前の兄・秋路(しゅうじ)。お待たせしました、沖田総司……じゃなくって陳内将くんの登場です。

突然自己紹介する笠岡。しかし、ここの自己紹介のしかたが、今までのタイムトラベルものの登場人物たちと違ってるところが、成井が岡田達也に「当て書き」してるなー、と思ったところでして。『駆けぬける風のように』で共演した達也と陳内くんの、息の合ったところがいきなり見られてしまいますっ。

がっ!!笠岡が東京で大学院生をやっていると思っていた兄は、なんと実はこっそり劇団に入っていて、しかも主役級の舞台俳優であることが判明!!そして……あっ……書きすぎましたかっ?!

『パスファインダー』は、過去5作品を上演してきたこのシリーズをご存知の方にとってワクワクしてしまったりキュンキュンしてしまったりするのはもちろん、今回初めてクロノスシリーズに出会ってくださる方にも十二分にハラハラドキドキを楽しんでいただける「タイムトラベル・ラブストーリー」。

なにしろ新作なのでこれ以上多くは語りませんが、『駆けぬける風のように』の現場で培われた成井・達也・陳内くん、という人間関係がくっきりみっしり反映されているのがわかって、そういう意味でもキュンキュンしてしまいました。

写真でも、陳内くんのカッコよさはわかると思うのですが、写真じゃわからないのは彼の真摯さと周りの人たちを吸い付ける強力な磁石のような魅力。僕はすでに53歳なのですが、それでもついつい陳内くんの近くにくっついていたくなってしまうくらいなんです、ほんとに。なんというのでしょう、一緒にいてワクワクする人。そういう彼の魅力が、今回の役には存分に出ているのではないかと思いますっ。

……と、ついつい陳内くんのことばかり書いてしまいましたが、ここまで名前が出てきていない三浦剛と渡邊安理の役については……そーなんです、書きづらいんですっ。もうちょっと稽古が進んでから、どうするか考えますっ!!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

そんな『クロノス』と『パスファインダー』。
なんと、大阪公演も東京公演も、土日を中心に売り切れ寸前のステージが出てきてしまっていますっ!!
なにしろ、過去最大の人気作でもありますから、期待度がむちゃくちゃ高いのだと思われますっ!!

■大阪公演空席状況
http://www.caramelbox.com/stage/30th-1/ticket-osaka.html
■東京公演空席状況
http://www.caramelbox.com/stage/30th-1/ticket-tokyo.html

さぁ、これをここまで読んでくださって、ちょっとでも興味を持ってくださったあなたっ!!予定を立てづらい年度末の時期だとは思いますが、できることなら平日に、なんとか都合を付けてくださいませっ!!

演劇集団キャラメルボックス結成30周年記念公演第一弾。
30年やってきたからこそできる、圧巻の舞台をお届けいたしますっ!!

30thロゴ.jpg


2015-01-16 15:09  nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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